近年、SNSはコミュニケーションツールとしてだけではなく、ビジネスにも活用されるようになってきたのはご存じでしょうか。
多くの方が利用しているSNSですが、種類も多くどのSNSでビジネスを行えばよいか悩む方も多いと思います。
今回はSNSを使用したビジネスについて解説を行っていきます。どれも在宅でできるものばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
SNSを利用した在宅ビジネスの種類
では、まずSNSを利用したビジネスはどういった種類があるのか、解説をしていきます。
SNS運用代行
SNS運用とは、マーケティングやブランディングのためにアカウントを運用するお仕事です。
企業や商品を宣伝・イメージアップなど、目的は多岐に渡ります。
そのためお仕事の内容もいろいろあり、ユーザーとのコミュニケーション・投稿・分析などさまざまなことを行います。
そしてこのSNS運用を企業に変わって代行するお仕事がSNS運用代行です。企業などのSNSアカウントを代わりに運用していきます。
このお仕事はマーケティングやブランディングなどの専門知識が必要となるので、初心者の方にはハードルが高いお仕事だといえます。
アフィリエイト
アフィリエイトとは、企業がアピールしたい商品やサービスを代理で紹介・宣伝し、その売上の一部を報酬として受け取る仕組みです。
ブログで行う印象が強いですが、SNSで行うこともできます。
このお仕事は、企業から直接依頼されるよりも、宣伝してほしい企業と宣伝したい個人をつなげてくれるサイトを通じて、お仕事を受け取ります。
このマッチングしてくれるサイトをASPと呼び、ASPに登録することで、さまざまな案件の中から紹介・宣伝したい商品・サービスを見つけることができます。
参照:アドセンス活用術
こちらは誰でも行うことができますが、SNSのフォロワーが多いほど宣伝しやすくなるため、アカウントを育てていく必要があります。
関連記事:SNSアフィリエイト|成功させるポイントや6つのおすすめアプリも
PR案件
企業の商品やサービスを代わりに紹介・宣伝するお仕事です。
直接企業からPRの依頼をもらえる場合と、企業とマッチングしてくれるサイトを使用する方法の2種類があります。
依頼された商品やサービスをすべて紹介・宣伝するのではなく、その中でも自分がいいと思った商品・サービスを紹介・宣伝することがポイントです。
もし悪い商品・サービスを紹介・宣伝してしまうと、その後の自分のアカウントの信頼度が落ちます。
こうなってしまうと、信頼を取り戻すことは難しいため、案件選びには注意しましょう。
PR案件はある程度知名度のあるアカウントを持っているインフルエンサーでないと、行うことは難しいお仕事です。
そのため、まずは自分のアカウントを育ててフォロワーを増やしていきましょう。
【おすすめのマッチングサイト】
比較的安価な価格設定で、多種多様なインフルエンサーと提携しています。さまざまな情報を分析し対策を行ってくれます。
参照:GROVE
GROVEとインフルエンサー・クライアントの3者でInstagramのアカウントを運営します。
そのためユーザーから共感を得ることができ、ファンを作りやすい仕組みが特徴です。
参照:UUUM
動画ビジネス業界初のYouTuberのマッチングサイトで、YouTuberの感性を活かしたクリエイティブなプラットフォームになります。
SNSでビジネスを行うメリット
SNSを利用してビジネスを行う上で考えられるメリットを解説していきます。
好きな時間に仕事ができる
在宅で仕事を行うことができるため、自分の好きな時間に仕事を行うことができます。
例えば、育児の合間に仕事を行いたい人、なかなか外に働きに行くことが困難な人・本業の合間に行いたい人など、さまざまな理由で在宅で仕事をしたいと考える人におすすめのビジネスです。
場所を選ばない
SNSを開くことができるネット環境さえあれば、どこでも仕事を行うことができます。仕事の道具もパソコンかスマホがあれば行うことが可能です。
そのため自宅はもちろん、カフェなどのお気に入りの場所でも仕事を行うことができます。
働く場所を選ばないことで、好きな環境で仕事ができるということはとても大きなメリットといえます。
SNSでビジネスを行うデメリット
次はデメリットについて解説を行います。
まめにチェックを行う必要がある
SNSを更新したり、ユーザーとコミュニケーションを取ったりなど、行うことはさまざまあります。
そのため何日も放置したままでは、仕事に影響が出てしまうので、こまめに運用を行うようにしましょう。
いくら在宅での仕事だといっても、きちんと行う必要があります。
しっかりと自分の時間を管理しながら仕事を行うことが大切です。
仕事に集中できる環境作りが大切
家で仕事を行う場合、テレビやお菓子など誘惑される要因がたくさんあります。
そのため作業をするときは、仕事に集中できる部屋を用意するか、視界に入らないように工夫することがおすすめです。
仕事とプライベートの時間を分けながら作業を行っていきましょう。
相談相手を見つけにくい
SNSでビジネスを行っている方はまだまだ少なく、仕事の悩みや愚痴などを分かり合える人が少ないです。
そのため、悩み事を解決する方法を見つけることが難しかったり、仕事の大変さを共有しにくいことがデメリットといえます。
しかし、1人で黙々と作業を行うことに抵抗のない方には、大変取り組みやすい仕事でもあります。
SNSでビジネスを行うことが向いている人
SNSでビジネスを行うことに向いている人は、いったいどういった人なのでしょうか。
地道に努力を行うことができる人
SNSでビジネスを行う際は、コツコツと作業を行うことができる人がおすすめです。
投稿をこまめに行ったり、ユーザーとコミュニケーションを取りながら、さまざまな情報を分析する必要があるためです。
どれも地道に積み上げていく必要があり、少し作業を行ったからといって、効果が出るものではありません。
そのため効果が出なくても、コツコツと作業を行い続けられる人には、大変おすすめのビジネスです。
自分を管理できる人
自宅で好きな時間に仕事ができるため、つい自分に甘くなってしまい、誘惑に負けてしまうと誰も止めてくれる人がいません。
そのため、きちんと自分で時間を管理できる人がおすすめです。
また、好きな時間に仕事ができるからといって夜更かしばかりしていると、体調に影響が出てしまいます。
1人で行う仕事だからこそ、自分の健康管理には十分注意しましょう。
SNSで稼ぐためのポイント
SNSで稼いでいくためには、どのようなことに気をつけていけばよいでしょうか。
稼ぐためのポイントを解説していきます。
なんとなく・とりあえずで始めない
「 SNSで稼げるならやってみよう! 」と、とりあえずで始めることはおすすめしません。
SNSで稼ぐとはどういう仕組みなのか、何を行えば稼げるのかなど、明確にしてから始めていきましょう。
在宅でできるといっても、ビジネスに変わりありません。
気楽な気持ちで始めると、継続をすることが難しく、結果が出る前にやめてしまうこともあります。
そのため、目的や内容をしっかりと決めてから行うことがおすすめです。
興味のあること好きなことを選ぶ
SNSで稼ぐためには、コツコツと長く続けていくことがポイント。
そのため、少しでも自分の興味のあることを選びましょう。
例えば、美容が好きな人であれば、美容関連のアカウント運用するといいです。
美容好きな人がおすすめする商品なら試してみようと考える方も増えます。
そのときの好きなことを選ぶことで、もともとの知識を活かせるだけではなく、SNSを更新することが楽しく感じられ、長く続けやすくなります。
SNS選定
数あるSNSをいきなりすべて運用することはできないので、それぞれのSNSの特徴を理解し、自分のビジネスにあったSNSを選んでいきましょう。
情報収集・発信向けのSNSで、若い世代に人気があります。
Twitterを利用する際の1番のメリットは拡散のしやすさ。
しかし匿名がゆえに情報の信憑性がいまいちな時もあるので、すべての情報を鵜呑みにせず、取捨選択することが大切。
また一度投稿した情報はすぐに流れるので、長時間アピールできないことはデメリットともいえます。
タイムラインには次々と情報が流れてくるので、必要な情報を集めつつ、アピールしたい内容を積極的に流していきましょう。
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年齢層は30~50代に人気で、Twitterよりも年齢層が高め。
Facebookは実名を登録するため、情報が拡散されにくく、Twitterのように気軽に利用できないことがデメリットといえます。
しかしその反面、情報の信憑性が高まり、また実名を登録しているため仕事にもつながりやすいことが大きなメリットです。
住所などを登録するので広告のターゲティング精度が高いこともおすすめのポイント。
関連記事:Facebookの新規登録|手順・アカウント登録できない原因
10~20代の若い世代に人気で、写真や動画投稿がメインのSNS。
近年はハッシュタグ検索が多く利用されており、飲食店でもハッシュタグを利用したクーポンなどがあります。
自分たちで広げなくてもユーザーが拡散してくれることがメリット。
また写真や動画投稿のため、視覚的な情報が豊富にあることもポイント。
デザインや店舗の雰囲気など、文章では伝えることのできない情報も積極的にアピールすることができます。
しかし文章は読まれにくいので、説明文が必要な内容には不向きといえます。
Twitterのように拡散力はあまりないので、広告利用ががおすすめ。
関連記事:Instagramとは|活用のコツから専門用語まで
写真や動画投稿がメインのSNSですが、これはInstagramと違い、自分の好きな写真や動画を集めてシェアすることが目的。
自分専用のコルクボードにピン止めをすることで、写真や動画を集めます。
また他の人がピン止めしたものを閲覧することも可能で、未来の自分のために写真や動画を集めることができるサービス。
現在はユーザーが少なく、自分専用に使われるSNSなので他者との関わりが少ないですが、今後広がりが期待できるSNSといえます。
YouTube
世界最大の動画投稿サイトで、学びの助けとなるものも配信されているので、情報収集にも最適。
動画のため伝わる情報量が多く、他のSNSと紐づけることができるので拡散力も高いことが特徴。
幅広い世代が利用しており、YouTuberと呼ばれるインフルエンサーもいます。
しかしWi-Fi環境がないところでは気軽に視聴できないため閲覧場所を選択する必要があります。
関連記事:【徹底解説】YouTubeチャンネル|開設から動画のアップロードまで
LINE
電話やメールを無料で行うことができるコミュニケーションツール。
個別のトークだけではなく、グループを作ることもでき、予定やファイルの共有もしやすくなります。
LINEは幅広い年齢層が使用しており、ビジネスにおいてもコミュニケーションを取りやすいことがメリットといえます。
またユーザーに合わせた広告も運用しやすいことが特徴。
SNSが選択できたら、運用目的を決める
SNSを選択したら、どういった目的で運用していくのかを決めていきましょう。
コミュニケーション・親近感・宣伝など、始めに目的を決めることで、ブレることなくSNSを運用することができます。
アカウント名
個人で運用する場合は覚えやすいアカウント名をつけると、ユーザーの記憶にのこりやすくなるのでおすすめ。
投稿
投稿については、内容・頻度など、目的達成のためにぶれない設定を行いましょう。
そして一度投稿した内容を分析することも大切です。
反応数・ユーザーとのコミュニケーションを大事にし、どの投稿が人気なのか、投稿を見られている時間帯、どのユーザー層が興味関心を持っているかなどを詳しく分析していくことで、ターゲットを絞ることができます。
まとめ
コロナの影響で少しでも収入を増やしたいと考える方は多いのではないでしょうか。
在宅で行えるビジネスはとても興味深い内容だと思います。
しかし継続しなければ成果は生まれにくいので、自分の興味のある分野で行うことがポイントです。
誰でも簡単に行うことができるビジネスだからこそ、長く続けていけるように工夫をしていきましょう。