TwitterやInstagramなどのSNSに続いて、世界中から愛されている動画共有サービス「 YouTube 」。人気のユーチューバーをはじめ、様々な著名人も動画をアップロードするようになりました。
そんな勢いに乗っているYouTubeですが、試しに動画をアップロードしてみたいけど何から始めればいいか分からないという方も多いはず。
そこで今回の記事では、YouTubeチャンネルの開設方法から動画を実際にアップロードするやり方まで、手順を追って解説していきたいと思います。
これからYouTubeを始めたいという方はぜひ参考にしてみてください。
YouTubeの始め方 | ①YouTubeチャンネルを開設する前に
YouTubeチャンネルを開設する前にやらなければいけないことをいくつか紹介します。
チャンネル名を決める
まず大前提として、自分が開設したいYouTubeチャンネルの名前を決めましょう。
どんなチャンネルなのか、チャンネル名を見ただけでも理解できる名前を付けると、初めてチャンネルに訪問するユーザーの認知度が高まります。
また他のチャンネルと差別化した名前をつけるのもポイントの1つです。
チャンネルのテーマを決める
チャンネル名と合わせて、チャンネルのテーマを決めていきます。
どういったジャンルの動画をアップロードしていくのか、自分の興味関心はもちろん、長期的なアップロードを見据えたテーマ決定を心がけましょう。
ターゲットを設定する
自分がアップロードした動画を見てくれるターゲット(想定読者)をあらかじめ設定しておくことも、YouTubeで動画配信をするにあたって大切です。
ターゲットを明確にせず、ただガムシャラに動画配信を行なっても、目的のない動画になってしまいチャンネル登録者が増えづらくなってしまいます。
年齢・性別・職業などを設定し、そのターゲットとなる視聴者が何を求めているのかをしっかりとリーサーチすることで、見込み客となる視聴者に対して正しいアプローチが可能です。
YouTubeの始め方 | ②チャンネルの開設編
では実際に、チャンネルを開設する手順を解説していきます。
Googleアカウントを作成する
YouTubeチャンネルを開設するためにはGoogleアカウントの作成が必須。
GmailなどのGoogleアプリを使用している方であれば、アカウントを既に持っているため必要ありませんが、まだ作成していないという方は、まずはGoogleアカウントを作成しましょう。
< Googleアカウント作成の手順 >
1.まずはこちらのページを開いて、①氏名②ユーザー名③パスワードを登録します。
2.「 次へ 」をクリックして、④電話番号を登録します。
3.登録した電話番号あてに確認コードが送信されるので、G-に続く6桁の数字を入力して「 確認 」ボタンをクリックします。
4.続いて、⑤生年月日を性別を入力して「 次へ 」をクリックします。
5.Googleのプライバシーポリシーと利用規約に同意したらGoogleアカウントの作成は完了です。
YouTubeチャンネルを作成する
Googleアカウントの登録ができたら、次はYouTubeチャンネルを作成していきます。
< YouTubeチャンネル作成の手順 >
YouTubeチャンネルの作成は公式アプリからでは行えないため、今回はブラウザからYouTubeにアクセスして行う作成方法を紹介していきます。
1.まずはブラウザでYouTubeを開いて右上のアイコンをクリックし、先ほど作成したGoogleアカウントでログインします。
3.Googleアカウントにログインした状態で、右上のアイコンをクリックするとメニューが表示されるので「 パソコン版 」をクリックします。
4.パソコン版のYouTubeページに切り替わったら、右上のアイコンをクリックします。
5.メニューが表示されるので、「 設定 」をクリックします。
6.「 新しいチャンネルを作成する 」をクリックします。
チャンネルの作成ページに移動するので、入力バーに先ほど決めたチャンネル名を入力して「 作成 」ボタンをクリックします。
※チャンネル名は後からでも変更可能です。
6.これで、大まかなチャンネル作成は完了です。
作成したチャンネルの設定
チャンネルの開設が完了したら、次に細かい部分の設定を行ないます。
アイコン
ユーザーからの認知度アップのためにも、アイコン作成はかなりこだわりたいところ。
まずは、YouTubeチャンネルの顔となるアイコンを設定していきます。
アイコンを作成するにあたって、こちらのサイトがおすすめです。
誰でも簡単にお洒落なアイコンが作れるサイトですので、ぜひ参考にしてみてください。
チャンネルアート
チャンネルアートは、チャンネルページを開いた際に表示される大きい画像部分のことをいいます。
チャンネルを訪れたユーザーに、自分のチャンネルがどういったものなのかを伝える、いわば看板のような役割を果たしています。
( 引用:https://www.youtube.com/user/mentalistdaigo )
画像を選択する際は以下の推奨サイズ・ファイル形式等に注意して設定しましょう。
推奨サイズ:2560×1440
画像ファイル形式:JPGまたはPNGファイル
画像ファイルの容量:6MB以下
チャンネル概要欄
自分がどういったチャンネルを運営しているのか紹介する情報記入欄です。
リンクを設置することも可能なので、TwitterなどのSNSもあわせて運用している方はぜひ記入しておきましょう。
チャンネル登録ボタン
アップロードした動画内に、チャンネル登録ボタンを埋め込むことが可能です。
設定しておくことで動画を視聴したユーザーがチャンネル登録をしやすくなるだけでなく、チャンネルアイコンを認知してもらいやすくなります。
YouTubeの始め方 | ③動画のアップロード編
チャンネルの詳細設定が完了したら、早速動画をアップロードしてみましょう。
動画をアップロードする
自分のチャンネルページを開いて、ホームタグの「 動画をアップロード 」というボタンをクリックします。
動画のアップロードが完了すると、自分のチャンネルページの「 動画 」というタブに先ほどの動画が追加されます。
追加された動画は編集ツールを使って、自分好みに編集することが可能です。効果音をつけたり動画を切り取ったりしてみましょう。
サムネイル画像の設定
動画をアップロードすることができたら、サムネイル画像を設定します。
動画内のフレームをキャプションしたものでもよし、オリジナルで作成した画像を使うのでもよし、ユーザーの目に留まるようなサムネイルを設定することがポイントです。
ハッシュタグの設定
YouTubeにおいても、ハッシュタグを使った検索が可能です。
より多くのユーザーから検索してもらえるように、ハッシュタグを設定しておくと良いでしょう。
動画にチャプター機能を追加する
動画にキャプチャー機能を追加しておくことで、視聴者が観たいシーンにすぐたどり着くことが可能です。
シーンで区切られることによって、観たい情報をすぐに得られるだけでなく、動画の全体像も把握してもらいやすくなります。
実際にチャプター機能が用いられている動画の例
( 引用:https://youtu.be/7VH-N-dsq3Y )
チャンネルを多言語対応に設定する
YouTubeは世界中で利用されている動画共有サービスです。
チャンネルを多言語対応に設定しておけば、国内だけでなく海外の視聴者にもアプローチを行うことが可能です。
多言語化に対応できる箇所は以下の3つです。
・チャンネルタイトルとチャンネルの説明
・投稿動画の字幕
・再生リスト名
また、言語を翻訳する際はGoogle翻訳やDeePI翻訳などのサービスを使い、より正確な言語を発信するように心がけましょう。
YouTubeの始め方 | ④動画の管理編
動画を何本かアップロードしていると、どこにどの動画があるのか、視聴者は分かりにくくなってしまいます。
ジャンルや投稿日ごとに動画を分類して、観やすいチャンネルに設定しましょう。
再生リストを作成する
再生リストは、アップロードした動画をジャンルや投稿日などで分類することができる機能です。動画の本数が増えて管理しづらくなってしまう前に作成しておきましょう。
再生リストの作成は公式アプリからでも設定が可能です。「 ライブラリ 」の「 新しい再生リスト 」をクリックして分類分けしたい動画を選択、再生リストの名前を入力します。
再生リストの編集
作成した再生リストはいつでも変更が可能です。次に観てもらいたい動画を必要に応じて入れ替えてみたり、自由にカスタマイズしてみましょう。
YouTubeの始め方 | ⑤その他
ここまでYouTubeの全体像を解説してきました。最後にYouTubeで集客を増やすためのポイントとなる点をいくつか紹介します。
動画編集ソフトを使ってよりクオリティの高い動画を作る
YouTube内でも簡単な編集作業を行うことができますが、動画のファンを増やすのであれば動画編集ソフトを使ったクオリティの高い動画作りにチャレンジしてみましょう。
【 無料 】おすすめの動画編集アプリ
・iMovie → 再生速度の変更・BGMやテキストの挿入が可能。初心者でも扱いやすい。
・Splice → GoPro専用の動画編集アプリ。動画のトリミング、再生速度の変更が可能。
・YouTube studio → 動画の編集に加え、インプレッションの解析もできる。
【 有料 】おすすめの動画編集アプリ
・Adobe premiere Rush CC → 撮影から編集までこれ1つで可能。
・BeeCut → テキスト・BGM・モザイクの挿入などができる。
・Filmmaker Pro → 簡単操作で、テキスト・イラスト・BGMの挿入が可能。
SNSと連携して集客を増やす
YouTubeを通して、自分のSNSやメディアの集客を増やすことも可能です。
YouTube以外にも何か運営しているものがあるのであれば、必ず紐付けしておくと良いでしょう。
まとめ
今回は、YouTubeの始め方について解説しました。
YouTubeチャンネルの開設方法や動画のアップロード方法など、YouTubeを運営していくための全体像をお分かりいただけたかと思います。
今後YouTubeを本格的に始めたいという方はもちろん、動画の再生回数に伸び悩んでいるという方はぜひ今回の記事を参考にしていただけると幸いです。