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インスタグラムの地図機能がスタート予定|特徴や使い方を解説

2021年3月から「 インスタグラムの地図機能 」が試験的に開始されたことをご存じでしょうか。

今回の記事では、インスタ地図の特徴や使い方を中心に、掲載する店舗側の対策も解説していきます。

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インスタの地図機能とは?

インスタの地図機能は、近くのレストランやカフェといった飲食店だけではなく、美容院、ホテルなども検索できる新しい機能です。

新たにアプリのダウンロードやアカウントの取得は必要なく、既存のアカウントに実装されます。

使えるユーザーは一部【 2021年7月現在 】

画期的なインスタの地図機能ですが、現在、使えるのは一部のユーザーのみとなっています。

試験的には2021年の3月から始まり、6月に日本国内では正式導入される予定でしたが、まだ一部の使えないユーザーがいるようです。

現状は試験段階にあるため、今後、段階的に全てのユーザーに提供されるでしょう。現時点で地図機能が使えるユーザーは、普段から美容や飲食関連を検索しているユーザーが多いようです。

Googleマップとの違い

地図機能ではGoogleマップが先駆者にあたり、店舗の検索や、目的地までの案内が可能。また、ユーザーが評価できるため、生の声を見られます。

他に、Googleマップでは店舗の営業時間や、連絡先の確認ができることも特徴でしょう。

続いてインスタ地図ですが、大きな特徴は、「 写真が中心 」という点です。これは、本来のインスタを反映した形で、地図画面に表示されるのは、ユーザーが投稿した写真になっています。

地図上に表示される写真は、ユーザーの投稿で更新されていくため、常に新しい写真です。SNSの強みである、情報の新鮮さを全面に打ち出したものであり、インスタらしい地図になっています。

ユーザーは、撮影した写真を投稿すれば地図に反映されるため、Googleマップよりも気軽に投稿できるでしょう

写真に強みがあるインスタの地図は、Googleマップよりも店舗の雰囲気や、提供内容がわかりやすくなっています。

インスタの地図機能が使えるか確認する

前述しましたが、インスタの地図は現在、一部のユーザーしか実装されていません。これは、ユーザーが利用を決められるわけではなく、運営側の判断によるものです。

具体的に、どのようなユーザーのアカウントに実装されているかは発表されていませんが、他のユーザーにも随時、実装されていく予定です。

アプリで確認するためには、メニューバー下の虫眼鏡マークをタップします。検索窓の横に地図のアイコンが表示されるはずです

以前は検索窓の下にも「 地図 」という表記がありましたが、現在はアイコンだけのようです。このアイコンが表示されれば、インスタで地図が使用可能ということになります。

インスタ地図機能の特徴

インスタの地図機能には大きな特徴が3つあります。

インスタの投稿が反映される

当然ではありますが、インスタの投稿と地図はリンクしているため、情報量の多さだけではなく、新しい情報が見れます

Googleマップでも、人気店や都心部の店舗であれば投稿数も多く参考になります。

しかし、人気店や大型店に限られてしまうため、場所によっては欲しい情報が手に入らないことも多いでしょう。

インスタの地図は投稿を反映するため、最新の情報を多く手に入れられます。

ハッシュタグで検索ができる

インスタは主にハッシュタグで検索をかけますが、地図も同じようにハッシュタグで検索できます。

全てのハッシュタグが反映されるわけではなく、現在では、主にカテゴリーに関わる店舗が表示されているようです。

飲食に関わるハッシュタグでは、検索結果の上部に現在地近くの店舗が表示されます。まだ表示される店舗数は少ないですが、全てのユーザーに地図機能が実装されれば、増えてくるでしょう。

好きなエリアで検索できる

インスタの地図は現在地だけではなく、好きなエリアで検索できます。ただし、Googleマップのように住所で検索するわけではなく、地図をスライドして検索する必要があります

地図の移動はスムーズなので、ストレスはありませんが、住所を細かく設定できません。インスタを頻繁に使う世代にとっては、大きな問題にはならないでしょう。

試験的なリリースから始まっているため、今後のアップデートで検索方法が変わる可能性もあります。

インスタの地図を使って店舗を探す方法

実際にインスタの地図を使って、店舗などを探す方法の解説していきます。

「 地図 」をタップして検索

まずは、下のメニューバーにある「 虫眼鏡マーク 」をタップし、検索画面へ移動しましょう。

続いて、検索窓の右にある地図のアイコンをタップします。

現在地近くの地図が表示され、「 近くで人気 」というスポットが自動で表示されます。さらに、カテゴリーでの検索も可能です。

上記の写真は渋谷駅周辺のカフェで検索した画面です。

サムネイルの右上に小さく表示されている数字は、近くの店舗を表していて、拡大すると他の店舗も表示されます。

現在、用意されているカテゴリーは「 カフェ・レストラン・観光名所・ホテル・美容院・ラーメン・パン屋・スイーツ・バー 」の9種類です。

主に飲食店が占めていますが、細かいキーワードでも検索は可能なので、気になるジャンルを入力してみましょう。

インスタ地図からGoogleマップへの切り替えも可能

インスタの地図にルートを表示する機能はなく、あくまで地図上で店舗などを探すものです。しかし、既存の地図アプリや、Googleマップへの切り替えが可能となっています。

気になる店舗やスポットをインスタで探し、ルートは他の地図アプリを利用することで、使用する幅が広がるでしょう。

店舗やスポットの右にある「 … 」をタップすると、地図アプリで開くメニューが表示されます。

他にも、住所のコピーが可能になっているため、メールやLINEなどでの共有も可能です。

また、店舗の下に表示されている「 情報を見る 」をタップすれば、店舗の詳細やホームページ( 登録されている場合のみ )を確認できます。

インスタの地図機能が使えない場合

インスタの地図機能は、全てのユーザーで使えているわけではありません。ただし、少し操作することで使えるようになる可能性もあるため、確認する方法を解説していきます。

地図機能は随時実装される予定

インスタの地図機能は、2021年の3月から試験的に一部のユーザーのみが使える機能になっています。
しかし、6月には全てのユーザーに実装される発表があったため、随時、進んでいくでしょう。

現在、地図機能が使えないユーザーの多くは、実装されていないことが一番の要因です。

アップデートを行う

もし、インスタグラムアプリのアップデートを行っていないのであれば、一度アップデートしてみましょう。

運営側が新しい機能を実装していても、アップデートを行わなければ、使えるようにはなりません。

まずは、インスタのアプリにアップデートがないかを確認してみてください。

他のアカウントを確認

インスタの地図機能は、ユーザーごとではなく、アカウントによって実装されています。複数のアカウントを所持している場合には、全てのアカウントを確認してみましょう

アカウントを切り替えなければ地図機能を使えないこともあるので、不便かもしれませんが、地図機能を使うことができます。

店舗側も対策が必要

ここまでは、インスタの地図を使う側として解説してきました。一方で、掲載される店舗側の対策も必要です。

例えば、Googleマップでは店舗側で行う作業はなく、Googleによって自動的に掲載されています。

しかし、インスタでは、自社のアカウントを元に情報が掲載されるため、店舗側で準備しなければいけません。

店舗の情報を準備しているほうが集客面で有利になるでしょう。

特に飲食店は利用価値が高い

前述しましたが、飲食店が基本的に表示されます。特にカフェなどは若い世代の投稿が多く、インスタの地図でも多く表示されます。

また、インスタの地図では最新の投稿が反映されるため、飲食店であれば新メニューなども投稿してもらいやすいでしょう

最近はカフェやレストランの情報をSNSで検索する人が多く、気軽に投稿もできます。

SNSの中でも主流になりつつあるインスタグラムであれば、投稿数も多く、飲食店にとっては利用価値の高い機能になります。

ビジネスカウントへ切り替え

インスタグラムのアカウントには「 ビジネスアカウント 」というものが存在します。

ビジネスアカウントに切り替えると「 ビジネスプロフィール・インサイト・広告出稿 」、3つの機能が使えるようになります。順番に特徴を見ていきましょう。

ビジネスプロフィール

ビジネスプロフィールではメールアドレスや住所、電話番号の登録ができます。一般アカウントではDMで連絡を取っていたため、抵抗があるユーザーもいたでしょう。

しかし、メールアドレスや電話番号を設定すれば、DMよりも店舗へ問い合わせやすくなります。ユーザーからの問い合わせが増える可能性も高くなります

インサイト

ビジネスアカウントのインサイトは、ユーザーの行動を確認できます。確認できるのは、投稿が閲覧された数や、プロフィールからWEBサイトへ移動したアカウント数などです。

地図機能では関係がありませんが、ビジネスアカウントへの切り替えは必須なので、インサイトも利用し、マーケティングに活用しましょう。

広告出稿

インスタの広告を見たことがある人は多いでしょう。ビジネスアカウントに切り替えると、Facebookを経由することなく、広告出稿が可能になります。

地図機能と合わせて利用すれば、より集客しやすくなります。

関連記事:インスタグラム広告の出し方|審査を通過するコツも解説

投稿を集める

投稿を集めることは、インスタの地図で重要になります。店舗側が投稿を集めることは難しく感じるかもしれません。

しかし、実際には投稿を集めるというよりも、「 魅力的なメニューを展開する 」というほうが正しいでしょう。インスタ映えするようなメニューがあれば、自然と投稿数が増えます

投稿数が増えれば、それだけユーザーの興味を惹ける可能性も高くなり、集客がアップします。

インスタ地図のデメリット

デメリット

インスタ地図に大きなデメリットはありません。

しかし、使う人や世代によっては、デメリットまでではなくとも、「 使いにくい 」ということはあるでしょう。

あくまで若い世代向け

インスタ利用者の多くは、10代から20代の若い世代が中心です。カフェやレストランなど、比較的、若い世代に人気のある店舗が投稿数も多くなるでしょう。

Googleマップや食べログなどは、年齢層が幅広く、反対に10代から20代の投稿は少なくなっています。

一長一短の部分ではありますが、他の評価サイトよりも、表示される店舗などは限定的になるかもしれません。

ビジネスアカウントは非公開にできない

そこまで重要ではありませんが、ビジネスアカウントは非公開にできません。

例えば、大きく集客の必要がなくても、常連にのみ情報を発信したい場合には、インスタなどのSNSを利用することもあるでしょう。

しかし、ビジネスアカウントに切り替えると、アカウントは非公開にできず、全てのユーザーに見られる可能性があります。

自身の運営方法などを考えて、ビジネスアカウントの切り替えを考えてみてください。

まとめ

今回の記事では、インスタ地図の特徴や使い方を中心に解説してきました。

現段階では、全てのユーザーに地図機能が実装されているわけではありませんが、随時、進められています。

インスタの地図機能はGoogleマップと比較されることが多いですが、実際には別物と言えるでしょう。インスタ地図では、Googleマップのようにルート検索などはできません

あくまで、好きなエリアの店舗などを検索する機能です。しかし、インスタの投稿が反映されるため、情報が新しく、多い点がインスタ地図機能の特徴でしょう。

Googleマップにも評価の投稿は可能ですが、一般的ではありません。反対にインスタへの投稿は、人によっては日常的なことです。

気に入ったカフェやレストランなど、SNSへ投稿することは、若い世代を中心に一般化しています。

インスタの地図機能は、新しい店舗を探したい人だけではなく、集客を行いたい店舗にとっても重要な機能になるでしょう。

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