いくつものFacebookページやInstagramアカウントを運用し、それぞれで広告を出していると、管理が煩雑になってしまうことがあります。
たとえば、大事な通知を見落としてしまうことがあるかもしれませんし、広告の支払い先も複数になって手間がかかります。
部署を異動したり退職したりした人がFacebookページ管理者、広告管理者のままだったことに気づかず、いざというときに対応に困ったという経験がある方も少なくないのではないでしょうか。
そうした手間を省くのに、活用したいのがFacebookのビジネスマネージャです。
使ってみれば難しくもなく、便利なツールなのですが、広告代理店などが使うもので個人や中小企業にはあまり関係ないと思っている方も多いようです。
そこでビジネスマネージャの活用方法や使い方を詳しく説明します。ぜひビジネスマネージャを上手に使いこなして、広告出稿作業の効率化を図ってください。
Facebookビジネスマネージャの基本
「 ビジネスマネージャ 」は、FacebookやInstagramのさまざまな機能を一括して管理するツールで、法人・個人を問わず誰でも無料で使うことができます。
また、FacebookやInstagramで広告を出稿する際には、必ず必要となるツールです。
そもそもFacebookビジネスマネージャとは
Facebookビジネスマネージャを使う第一の目的は、複数の広告を一括管理することです。また、Facebookの機能のうち広告機能だけを管理するので、プライドベートとビジネスを切り離すことができます。
さらに、Facebook広告の作成や管理を、チームで情報を共有しながら進められるというメリットもあります。
特に広告代理店では、クライアント各社の広告を扱う際、ビジネスマネージャからアクセスすることで効率化を図るという運用を行っています。
この場合、クライアント側も代理店と情報を共有しながら広告展開を図れるので、代理店の協力関係をスムーズに構築することができます。
Facebook広告に欠かせないツール
Facebook社は2018年、「 Facebook広告を出稿する際、ビジネスマネージャの使用とドメイン認証を必要とする 」と決めました。
これは、Facebookページの「 なりすまし 」による広告出稿を防ぐためです。実際、なりすましによる広告出稿が起き、問題となっていました。
「 なりすまし広告 」によって、個人情報が不正に収集され使用される危険があり、虚偽の広告や紛らわしい表示によって、ユーザーが誤って不必要な商品を購入してしまう恐れもあります。
このため、Facebook社では個人情報管理の厳格化の一環として、ビジネスマネージャの使用に加え、Facebookページと企業のホームページのドメインの紐づけを、Facebookページの管理者に求めたのです。
Facebook社では次のような場合、ビジネスマネージャに登録するとしています。
- FacebookやInstagramでのマーケティング担当者が複数いる
- FacebookやInstagramで広告アカウント、アプリ、Facebookページなどを複数管理している
- Facebookページや広告の作成、掲載、管理を広告代理店など外部業者に委託しているが、アカウントなどをすべて自社の管理下におきたい。
- ビジネスの運用を特定の個人に任せているが、アカウントやアプリなどに対するアクセス権や権限は、自分で管理する必要がある
- ビジネスを拡大するため、他のページや広告アカウント、アプリへのアクセス権をリクエストできるようにしたい。または自分のページや広告アカウント、アプリを外部業者他と共有して運用を一部任せたい
- Facebookや広告アカウント、アプリなどのセキュリティを確保したい
ビジネスマネージャの登録には個人のFacebookアカウントが必要です。個人のアカウントを持っていない方は、ビジネスマネージャの登録をする前に設定しておきましょう。
関連記事:【Facebook広告】広告マネージャ|基本機能・利用するメリット
Facebookビジネスマネージャでできる4つのこと
Facebookビジネスマネージャを使うと具体的に何ができるようになるのでしょうか。主な機能4点を説明します。
- チームのメンバーにそれぞれ異なる権限を与えることができる
ビジネスマネージャを使うと、同じ広告に携わる人でも、それぞれ異なる権限を与えることができます。たとえば、会社の管理職と部下では権限を変える必要がありますし、外部の委託業者に管理職と同じ強い権限を与えてしまうと、何かと支障があります。
同じチーム内でもレベルの異なるアクセス権を与えることで、責任と権限を明確にすることができますし、セキュリティ対策にもなります。
2.広告に関する最新情報を一目で把握
Facebookビジネスマネージャにログインをすると、広告アカウントの一覧があり、広告のパフォーマンスを確認したり、広告ページに飛んだりすることができます。また、広告の不具合も表示されるので、広告に関する最新情報を把握できます。
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(参照:Facebookビジネスマネージャ/ https://business.facebook.com/overview/)
3.アクセス権限を持つメンバーの追加や削除も簡単
ビジネスマネージャの設定画面で、Facebookページや広告アカウントなどを追加すると、そこから、それぞれのページやアカウントごとに、権限を持つメンバーを追加することができます。
削除もワンクリックでできます。
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4.利用できるオーディエンスや画像も一括で管理
広告コンテンツの作成や管理に使用するオーディエンスや画像、その他の項目をまとめ、一括して管理できます。
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Facebookビジネスマネージャの4つのメリット
複数の広告アカウントを一括できるFacebookビジネスマネージャですが、実際に活用すると、どんなメリットが得られるのでしょうか。4つ紹介しましょう。
広告管理の負担を減らせる
複数の広告アカウントを一元管理できるということは、アカウントごとにいちいちログインする必要がなくなるということです。複数のアカウントにわたる作業を行うときも、手間が省けます。
ビジネスマネージャにログインすれば、コンテンツの作成から、担当スタッフの追加や削除、支払いに関する作業まで一貫して行うことができるので、広告管理をスムーズに行うことができるのです。
プライベートとビジネスの使い分けができるようになる
Facebookビジネスマネージャを使わずに、広告管理を行おうとすれば、どうしても一度は個人アカウントでのアクセスが必要になります。ビジネスの作業に個人アカウントを使用することに抵抗を感じる人も多いでしょう。
また、広告運用のためにだけに、ビジネスでしか関わりのない人と個人アカウントで友達になる必要もでてくることがあります。
しかし、ビジネスマネージャを使えば、個人アカウントでのFacebook利用とビジネスを完全に区別することができます。一緒にビジネスマネージャを利用する人に、自分の個人アカウントの情報を知られることはありません。ビジネス相手と個人アカウントで友達になる必要もなくなるのです。
セキュリティ上の注意を促してくれる
3カ月間アクセスなどのないメンバーをチェックしてくれたり、2段階認証を設定したりできる機能があります。確認が必要なセキュリティの問題が生じた場合は、ホームページの上部にアラートを表示して注意を促します。
アクセス権限の設定でチーム作業ができる
ビジネスマネージャを使って作業する人それぞれに対し、業務内容や職責に応じた権限を設定できます。外部の業者を利用する場合も、ビジネスマネージャへのアクセス権を与えるだけで、作業を任せることができます。
退社や異動、外部業者との契約終了などで、アクセスできないようにするときも、ビジネスマネージャでアクセス権限を外すだけで済むので、要員管理も容易です。
Facebookビジネスマネージャのアカウントを作成するには
広告運用に欠かせないFacebookビジネスマネージャですが、使用するにはアカウントの作成が必要です。とはいっても難しいものではなく、Facebookの個人アカウントさえあれば簡単にできます。
アカウントの作成手順を説明しましょう。
アカウントの作成方法は簡単
ビジネスマネージャの設定はいたって簡単です。
最初にビジネスマネージャのページ( https://business.facebook.com/overview )にアクセスして、青色で囲まれた「 アカウントを作成 」をクリックしましょう
( 参照:We Love Social「Facebook・Instagramの広告から公式アカウントの管理まで!ビジネスマネージャを作成しよう」/ https://blog.comnico.jp/we-love-social/facebook-business-manager-guide )
クリックすると「 ビジネスマネージャアカウントを作成 」という画面が現れます。
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( 参照:ferret「Facebookビジネスマネージャとは?アカウントの作成方法やメリットを紹介/ https://ferret-plus.com/13136 )
「 ビジネスおよびアカウントの名前 」の欄には会社名やプロジェクト名などを入力します。
実際に使っている名称を記入しましょう。
「 あなたの名前 」「 仕事用メールアドレス 」の欄にはビジネスマネージャで使用する名前と業務で用いるメールアドレスを記入します。連絡などは、このメールアドレス宛てに届きます。
記入して「 次へ 」をクリックすると「 ビジネスの詳細を追加 」の画面が表示されます。
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これらの欄に必要事項を入力して、右下の「 送信 」をクリックすれば、ビジネスマネージャの基本的な設定は終了です。ビジネスプロフィールが、ビジネスマネージャ上でのアカウントとなります。
後は、Facebookページや広告アカウントなどを登録していけば、複数のアカウントを一元管理できるようになります。
アカウント作成時の注意点
ビジネスマネージャで作成できるアカウントは2つまでです。これは不正利用や不正アクセスをふせぐためのようです。
過去にビジネスマネージャアカウントを作成したことがある人は気をつけてください。2つ以上のアカウントが必要なときは、ほかのメンバーにアカウントの作成してもらうことになります。
アカウント作成代行への協力には注意を
ビジネスマネージャを不正利用したことが発覚すると、Facebook社にアカウントを凍結( BAN )されてしまいます。
このため、アカウントを凍結された企業や団体などが、「 ビジネスマネージャ作成代行 」などと称して一般のFacebookユーザーらに対し「 作成したアカウントを買い取る 」と持ちかけるケースがあるようです。
アカウント作成は無料ですし、作成者が何か金銭的な不利益を被ることはないようですが、将来、自分でアカウントが必要になったときに作成できなくなりますし、知らないうちにアカウントを不正利用するような会社に協力してしまう可能性もあります。
こうした誘いには乗らないほうが賢明でしょう。
Facebookビジネスマネージャを初期設定する
Facebookビジネスマネージャのアカウントを作成すると、次は「 Facebookページ 」や「 広告アカウント 」の設定です。まずはメーンとなるFacebookページをビジネスマネージャに紐付けましょう。
メーンのFacebookページが設定されていないと、自分が管理者ではないFacebookページを追加できませんし、Instagramのアカウントとも連携できないので、広告運用に支障が生じます。
Facebookページを新規作成するときは
メーンとなるFacebookページを持っていないときは、新規に作成する必要があります。ちなみに、Facebook個人アカウントをビジネスに利用することは規約違反。広告運用などを行う場合は、ビジネスでの利用も可能なFacebookページを開設する必要があります。
手順1.ビジネスマネージャを開く
「 ビジネスマネージャ 」のメーンページ( https://business.facebook.com/ )を開き、画面左下の「 Facebookページを追加 」をクリックします。
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( 参照:TENJUKU「Facebookビジネスマネージャとは?アカウント作成・追加・削除方法まとめ」/ https://tenjuku.net/facebook-business-manager#1Facebook )
「 ビジネスマネージャにページを追加 」の画面が現れますので、右側の「 Facebookページを作成 」を選択します。
手順2.ビジネスのカテゴリを選択する
カテゴリを選択する画面が表示されますので、自分の利用目的を6つのカテゴリの中から選びます。選んだカテゴリは、後から変更できますが、「 いいね! 」が100人を超えると修正できなくなってしまいます。自分に一番近いカテゴリを選びましょう。
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カテゴリを選択すると、「 Facebookページ名 」などを入力する画面が現れます。選んだカテゴリによって、入力内容が異なりますので、指示された通り入力してください。
Facebookページ名は「 ビジネスマネージャ 」のアカウントを作成したときの名前と同じで構いません。
Facebookページ名は後から変更することも可能ですが、その都度Facebook社による審査があります。
入力が終われば、「 Facebookページを作成 」をクリックして完了です。
作成したFacebookページをビジネスマネージャに追加する
新たに作成したFacebookページや既に作成済みのFacebookページをビジネスマネージャに追加する方法について、説明します。
手順1. ビジネスマネージャのメーンページ( business.facebook.com )にアクセスし、画面の右下にある「 Facebookページを追加 」をクリックする。
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「 ビジネスマネージャにページを追加 」という画面が現れるので、「 Facebookページを追加 」をクリック
「 Facebookページ名またはURL 」を入力して「 ページを追加 」をクリックすると設定は完了です。
支払い方法を設定する
支払い方法の登録が終わっていない場合は、ここで設定しておきましょう。支払方法の登録が終わっている方は、
次の「 広告アカウントを設定する 」に進んでください。
支払い方法は後から変更できますが、実行できるのは「 管理者 」「 ファイナンスエディター 」の権限を持つユーザーだけです。
手順1.「 ビジネス設定画面 」に進む
メーン画面にログインして、画面左上にある「 ≡ ビジネスマネージャ 」をクリックすると、メニュー画面が現れます。右端の「 ビジネス設定 」をクリックしてください。
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( 参照:We Love Social「Facebookのビジネスアカウントや、ビジネスマネージャを使いこなそう!」/ https://blog.comnico.jp/we-love-social/facebook-business-manager )
手順2.メニューから「 支払い 」を選択
ビジネス設定画面左側のメニュー一覧から「 支払い 」をクリック。画面中央に「 +追加 」の表示が現れるのでクリックする。
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( 参照:ferret「Facebookビジネスマネージャとは?アカウントの作成方法やメリットを紹介/ https://ferret-plus.com/13136 )
手順3.カード情報を入力する
「 支払い方法を選択 」の画面が現れるので、クレジットカード・デビッドカードの情報を入力して「 次へ 」をクリック。「 ビジネス設定 」画面にカードの情報が表示されていれば、登録完了です。
広告アカウントを追加する
Facebookビジネスマネージャに、広告アカウントを追加することで、複数の広告を一括運用することができるようになります。
広告アカウントの追加方法を説明しましょう。
設定には3パターンが
「 ビジネス設定 」画面左側にあるメニューの「 広告アカウント 」をクリックすると、隣に「 広告アカウント 」画面が表示されます。
「 +追加 」をクリックすると、選択画面が現れ、3つの選択肢が表示されます。
表示される選択肢は次の3つです。それぞれの意味を確認して、該当するものを選んでください。選択肢と、その意味は次の通りです。
・「 広告アカウントを追加 」 すでにある自分の広告アカウントを登録する
・「 アクセスをリクエスト 」 自分以外が作成した広告アカウントを登録する
・「 広告アカウントを作成 」 広告アカウントを新たに作成して登録する
「 広告アカウントを作成 」以外の2つの場合は、登録したい広告アカウントを入力すれば登録が完了します。
そこで、次に広告アカウントを新たに作成して登録する場合の方法を説明しましょう。
新しい広告アカウントを作成する
3つ目の選択肢「 広告アカウントを作成 」の手順を解説します。
手順1.広告アカウント名を入力
「 広告アカウント 」の「 +追加 」をクリックし、3つの選択肢の中から「 新しい広告アカウントを作成 」をクリックすると、広告アカウントの作成画面が表示されます。
( 参照:ferret「Facebookビジネスマネージャとは?アカウントの作成方法やメリットを紹介/ https://ferret-plus.com/13136 )
「 広告アカウント名 」は自分でわかりやすいように、自由に決めてください。作成後でも変更はいつでも可能です。
アカウント名を入力したら、「 時間帯 」と「 通貨 」を決めて、「 次へ 」をクリックします。
手順2.アカウントの使用目的を選択する
「 このアカウントで宣伝するビジネス 」という表示が現れたら、アカウントが自社ビジネスのために使われるものなのか、別のビジネス・クライアントのために使われるものなのかを選び、該当する方をチェックして、「 作成 」をクリックします。
手順3.ユーザー権限を設定する
「 ユーザーの追加とアクセス許可の設定 」画面が表示されます。左側に表示されるユーザー名から権限を与える人をチェックして、右側の画面で許可する権限を選んで「 オン 」にします。
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権限を設定し終われば、「 アクセス許可を設定 」をクリックします。広告アカウントIDが画面に現れ「 完了です! 」という文字が表示されたら、設定は無事完了です。
Facebookビジネスマネージャのメンバーを管理する
複数で広告を運用する場合は、メーンのFacebookページを設定した後、ページにアクセスできるメンバーを登録し権限を設定します。
これによって、それぞれのメンバーが与えられた権限の中で、協力しあって広告を運用できるようになります。
追加するメンバーを招待する
新たにメンバーを設定する場合の手順は次の通りです。
手順1.ユーザーを選択する
「 ビジネス設定 」画面の左側メニューにある「 ユーザー 」をクリックし、右側に「 +追加 」が表示されたらクリック。
「 ユーザーを招待 」の画面が表示されるので、追加するユーザーのメールアドレスを入力します。「 アクセス許可の割り当て 」という項目がありますが、「 管理者アクセス 」を選ぶとすべての権限を持つことになります。
通常は「 社員アクセス 」を選びます。設定したら「 次へ 」をクリックします。
手順2.細かな権限設定を行う
「 アクセスを割り当て 」の画面が現れるので、左から「 アセットタイプを選択 」「 アセットを選択 」「 アクセス許可を設定 」の順に必要な項目を設定し、右下の「 招待 」をクリックします。
権限の詳細については、後ほど説明します。
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選択したユーザーのもとに招待メールが送信されます。相手が承認すれば、ビジネスマネージャのユーザー欄に名前が表示されます。
メンバーに権限を与える
メンバーの権限について、詳しく説明します。
ユーザーへの権限を設定するとき、責任や役割を細かく設定することができます。設定は2段階で行います。
まず、「 管理者アクセス 」と「 社員アクセス 」のどちらかを設定します。
・管理者アクセス
ユーザーの追加や削除、Facebookページや広告アカウントの割り当てなど、すべての設定が可能。
・社員アクセス
管理者に割り当てられた権限の範囲内で作業ができる。
「 ユーザーを招待 」の画面の左下に「 詳細オプションを表示 」とありますが、ここをクリックすると、さらに「 ファイナンスアナリスト 」「 ファイナンスエディター 」の2つの権限を与えることができます。
・ファイナンスアナリスト
取引内容や支払い明細書、支払い方法など財務情報を閲覧できる。
・ファイナンスエディター
クレジットカード情報や支払い明細書、支払い方法など財務情報を閲覧・編集できる。
ここまでが第1段階の権限の設定です。「 管理者 」か「 社員 」であるかを選択して、「 次へ 」をクリックすると、「 アクセスを割り当て 」の画面が現れます。ここで、第2段階の設定を行います。ここで行うのは、可能な作業範囲の指定です。
メンバーには「 管理者 」「 編集者 」など6つの役割を与えることができます。役割によって、それぞれ可能な作業の範囲が決められており、権限を越えた作業はできません。
6つの役割とそれぞれ可能な作業は次の通りです。この表に基づいて、メンバーの役割を決めてください。
管理者 | 編集者 | モデレーター | 広告管理者 | アナリスト | 求人マネージャ | |
ページの役割と設定の管理 | 〇 | |||||
ページの編集とアプリの追加 | 〇 | 〇 | ||||
投稿の作成、削除 | 〇 | 〇 | ||||
メッセージの送信 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
コメントや投稿への返信、コメントや投稿の削除 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
利用者の削除とブロック | 〇 | 〇 | 〇 | |||
広告、プロモーション、投稿の宣伝を作成 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
インサイトの表示 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ページクオリティタブの表示 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
公開した人を確認 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
求人の公開と管理 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
投稿の求人機能をオンにする | 〇 | 〇 | 〇 |
※Facebook「ページの役割にはどんなものがありますか。どのようなことができますか」
( https://www.facebook.com/help/289207354498410 )を基に作成
また、権限を持っていないユーザーは、管理者に権限を求める申請を行うことができます。
ビジネスマネージャで権限をリクエストするには、次の手順で行います。
1.「 ビジネス設定 」の左側メニューの「 アカウント 」の下にある「 Facebookページ 」をクリック
2.右の「 + 追加する 」をクリック
3.次の画面で「 Facebookページのアクセスをリクエスト 」を選択
5.Facebookページの名前またはURLを入力
6.必要とする権限を選択
7.「 アクセスをリクエスト 」をクリックします。
管理者のもとにメールが届きますので、管理者が「 リクエストに返信 」をクリックすると、権限が承認されます。
権限を持ったユーザーを削除する
担当者の異動や退社、外部業者との契約終了などで権限を持ったユーザーを削除したい場合は、次の手順で行います。
1.「 ビジネス設定 」の左側メニューにある「 ユーザー 」をクリック。
2.権限を持ったユーザーの一覧が表示されるので、削除したいユーザーを選んで削除
権限を与えられた自分のアカウントを削除する
管理者から権限を与えられた自分のアカウントを、他人のビジネスマネージャから削除する場合もあります。その場合は、次の手順で行います。
1.「 ビジネス設定 」の左側メニューの下部にある「 ビジネス情報 」をクリック
2.ページ下部の「 基本データ 」のところにある「 ビジネスから自分を削除 」をクリック
これで、自分のアカウントが削除されます。
まとめ
Facebookをビジネスに利用する場合、ビジネスマネージャは必ず必要なツールだと考えておいていいでしょう。
だれでも無料で作成できますから、今は必要ないように思えても、作成しておいて損はありません。
最初は1人でやっていた作業でも、広告運用が軌道にのれば、チームを組んで作業するようになるかもしれませんし、広告代理店など外部業者に依頼することになるかもしれません。
ビジネスマネージャを活用して、Facebookを使ったマーケティングを効率的に展開しましょう。