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SNS運用担当の求人を探す際のポイントとオススメの求人サイトは?

ネットが普及し続ける現代において、SNSの利用はほぼ必須となってきました。

SNSを利用するユーザーは個人が多かったものの、今では企業までもが参入し、より濃い情報が発信され、様々な情報をいつでも手に入れることができます。

Twitter、Instagram、Facebook、LINEもコミュニケーションツールとしてだけではなく、
外部に情報を発信するコンテンツとしても発展を遂げ、可能性は広がるばかりです。

今回は、「SNSを利用したい企業」がSNSを運用する際に必要とする『SNS運用担当者』についてお話ししていきます。

  • SNS運用担当者はどんなことをする人?
  • SNS運用の求人はどうやって探す?
  • SNS運用の求人を探す際に良いサイトは?

などの疑問を解消できる内容でお送りしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

SNS運用担当とは?業務の種類や内容について

まずはじめに、SNS運用担当についてお話ししていきます。

単にSNS運用といっても冒頭で少し触れた通り、
Twitter、Instagram、Facebookのような大人数が同時アクセスし、投稿を共有するものから、LINEなどの1対1のコミュニケーションがメインのツール、
Youtubeのように動画内のコメント欄でのやり取りもあるSNSも存在するので、その業務は単純となる場合はあまりありません。

SNSで有名な企業といえば、コミュニケーションが活発なTwitterのシャープ公式アカウントや、500万人を超えるフォロワーを有するローソンのアカウントなど、最近は企業アカウントも多く出てきていますね。

そんなSNS運用を担当する仕事とは、一体どのような業務内容なのでしょうか。

SNS運用担当者とは?

SNS運用担当者とは、主にSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上に企業のアカウントを開設し、運営しながら会社の商品をアピールしたり、イメージアップを図るための施策を行う人です。

Twitterのシャープ公式アカウントの中の人がSNS運用担当者にあたります。

企業によって戦略は様々ですが、複数の仕事の中の1つとして1人で担当している方もいれば、SNS運用をメインとして複数人で様々な業務を行う方もいて、その内容は企業ごとにそれぞれです。

SNS運用担当者は電話対応や会社の受付などと同じように、会社の顔である立ち位置でもあるので、社内でもそれなりに高い役職にある方や、広報や広告担当者などが兼任する場合もあります。

SNS運用の業務内容について

SNS運用を担当する人の業務内容は、主に以下のようなものが多いです。

  • ターゲットを指定して多くのフォロワーを獲得できる戦略を立てる
  • フォロワーにウケる投稿内容や企画を立案する
  • ユーザーとのコミュニケーションを行う
  • 投稿のリアクションなどを分析し改善する

分析して改善して、分析して改善して、と意外と戦略的に運営している点が特徴的ですね。

中の人にしか分からない話ですが、企業アカウント同士のやり取りも、もしかしたら事前にそういった戦略が立てられていたりする可能性もなきにしもあらずです。

このように、1つのエンターテイメントとして企業アカウントを成り立たせることもSNS運用担当者の仕事であり、大事な企業戦略の一部でもあるのです。

SNS運用の収入はどのくらい?

SNS運用担当者の収入についてです。

求人サイトを見た相場ですと、未経験者や初心者などの場合は300万〜400万円ほど。
担当年数が増えていくに当たり収入も増え、中級者層になると500万円くらい。
経験者や実績のある場合では最高800万円くらいでした。

大手の企業の場合、未経験の場合でもスタートから400万円以上だったり、500万円スタートの場合もあります。

おおよそ300万円〜800万円くらいが相場で、努力次第では1000万プレイヤーも目指せる可能性もありますね。

SNS運用担当者の需要はどのくらい?

SNS運用担当者の需要は年々上がり続けています。

その理由は主にSNSを利用するユーザーが増え続けているところにあります。
ユーザーが増えることにより、企業が参入するメリットも生まれるため、今後さらに増えていくことが予想されます。

しかし、企業側にとって『インフルエンサーのような立ち振る舞いができるアカウント』を育成できる人材がいないのも事実で、そういった面でSNS運用をメインにした担当者の存在は必要不可欠です。

そのため、SNS運用をしたいけど、どうやってしたら良いのか分からない企業も存在するので、SNSという市場が存在する以上、需要はなくならないと思われます。

SNS運用担当の求人を探す際のポイント

ここでは、SNS運用担当を募集している求人を探す際のポイントについて解説していきます。

SNS運用自体は素人にも出来てしまいますが、アカウント自体に人気をつけたり、企業のイメージをよくしたり、商品を売れるようにするためには戦略が必要になってきます。

企業にとって重要な枠割でもあるSNS運用担当の求人を探す際のポイントは、どんなものがあるのでしょうか。

SNS運用での正社員募集は仕事内容が多い

SNS運用をメインとする求人内容は、実は少ないです。

というのも、企業としては自社製品を販売することが主な目的としてあり、その一環としてSNSを使用して商品を購入してもらうために認知度を上げる戦略を取っています。

認知度を上げ商品を売れるようにするには、SNS運用以外にも広告を出したり、営業をしたり、その業務内容は様々ですよね。

そのため、SNS運用担当者は兼任の場合が多いです。主にWEBマーケティングのようなWEBで自社宣伝を担当する部署や、広告を取り扱っている部署の方々が担当しているようです。

大企業ともなると、専門職としてSNS運用担当者を設けている場合もありますが、一般企業でSNS運用担当者としてその職につけるのは稀だと思います。

正社員よりもフリーランスやバイトの方が探しやすい

SNS運用担当は他の職と兼任の場合が多く、企業にSNS運用を任せられる人材がいない場合もあります。

そのため、SNS運用のみを切り離し、業務委託としてフリーランスに依頼したり、アルバイトとして人材を募集する場合も多くあるようです。

実際、ココナラやタイムチケットのような業務を個別に切り売りできるようなサイトでも、SNS運用代行を募集している企業や、個人も多く見受けられます。

もし、どうしてもSNS運用の代行がしたい場合には、正社員ではなく、フリーランスやアルバイトとして仕事を探すのも視野に入れておいた方が良いでしょう。

ソーシャルリクルーティングを活用する

上記の理由から、フリーランスやアルバイトとして業務を探す選択肢もありますが、そういった場合に活用できるのが「ソーシャルリクルーティング」です。

ソーシャルリクルーティングとは、企業側がSNSを利用した求人募集や、採用活動を行うことを指します。

SNS上での求人募集は低コストで行えることや、企業のアピールにもなるので積極的に取り入れている企業も多いようです。

SNSの種類によって活用しているユーザー層も様々で、例えばFacebookを利用しているユーザーは30代以上の層が中心だったり、TwitterやInstagram等のSNSを利用しているユーザーは10代〜20代の層が中心だったり、獲得したい人材によってSNSを使い分けています。

活用しているSNSを元にSNS運用担当を募集している企業を探すのも1つの手ですね。

SNS運用担当になるために必要なこと

SNS運用担当者は、先述の通り企業内で専門に担当する場合が少ないので、様々なスキルを身につけておく方が有利になってきます。

ここからは、SNS運用担当として採用されるために、必要になってくるスキルについてご紹介していきます。

ITやWEB系の企業に入る際にも参考になると思いますので、この部分の内容を参考にしつつ、転職や就職をする際に活用してみてください。

WEBマーケやライティングスキルが必要

SNS運用担当者には、WEBマーケティングスキルはほぼ必須と言って良いでしょう。

WEBマーケティングとは、簡単に言うと「ネット上での集客を行ったり商品の販売をしたりするための戦略」を考えたり実施したりする職種のことを指します。

このWEBマーケティングスキルがあると、WEB上でのビジネスに非常に役に立つので、ぜひ身に付けておくことをオススメします。

また、ライティングスキルが必要になる場合もあり、ブログやアフィリエイトを通じて、WEBマーケティングとライティングスキルを合わせて習得しておくのも良いかもしれません。

WEBマーケティングやライティングを通じて勉強したい方は、下記の記事よりブログやアフィリエイトについて学んでおくと良いです。

>> スマホアプリのアフィリエイトは初心者向け|やり方からポイントまで解説

コミュニケーションスキルも大切

SNS運用を行う際には、フォロワーとのやり取りが必要な場面や、他社とのコミュニケーションが必要になってくる場合があります。

運営するアカウントがフォロワーの方とコミュニケーションを取るタイプの場合は、もちろんやり取りは必須ですし、企業からコンタクトがある場合にも、やりとりを請け負う場合もあるので、コミュニケーションスキルがあるに越したことはありません。

フォロワーとのやり取りでウケの良いリアクションをすることで拡散されやすくなったり、企業の顔としてもイメージアップにも繋がるので、結構重要な役割でもありますよね。

個人でひたすら一つのアカウントの分析と改善を行う個人アカウントとは少し難易度が変わってくるので、コミュニケーションスキルはつけておくと良いでしょう。

未経験からSNS運用担当になるめには

未経験でもSNS運用担当になれる可能性はあります。

ここは最近の転職事情とも関わってきますが、オススメは転職エージェントを使い、自分の持っているスキルと合わせて、SNS運用担当を募集している求人を探してもらうように交渉していくのが良いでしょう。

エージェントから正社員を目指すのもありですが、ココナラなどのスキルや時間の切り売りをメインとしているサイトで、フリーやアルバイトとしてスキルを身につけてから就活するのもありですね。

どちらにしろ、ある程度知識がないと業務としては成り立たないので、SNS運用担当に関する知識をつけておくと、より採用される可能性も高まると思います。

SNS運用の求人を探す際のオススメサイト3選+α

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最後に、SNS運用担当の求人を探す際にオススメな求人サイトをご紹介します。

①:Wantedly
②:doda
③:Green

おまけ
①:レバテックキャリア
②:ココナラ

上記のメイン3つとおまけ2つを含めた5つのサイトがオススメになっています。
求人を探す際にご活用ください。

SNS運用のオススメ求人サイト①:Wantedly

出典:Wantedlyのホームページ

Wantedlyは面接や面談前に企業とのコミュニケーションが取れる求人サイトで、就活や天職活動を行う際に非常に便利です。

また、登録されている企業が3万社を超えていて、ユーザーも自分が就職したい職種や業種の会社を探しやすくなっています。

Wantedlyを活用する際には、下記の記事を参考に積極的に企業に話を聞いてみてください。

>> Wantedlyでスカウトされた際の返信の仕方は?3つの例文と使い方を解説!

アクティブに活動していけば、未経験でも採用される企業を見つけることができるでしょう。

SNS運用のオススメ求人サイト②:doda

出典:dodaのホームページ

大手転職サイトであるdodaはITやWEB系の求人も多くあり、2020年12月時点でもSNS運用担当の求人が見受けられました。

こちらも登録しておくことで企業からオファーをもらえたり、登録企業へのアプローチができたり、SNS的に活用できるので便利です。

また、業種や職種毎に専任キャリアアドバイザーが転職の相談や面接の対策、書類作成の手伝いなどを行ってくれます。

SNS運用のオススメ求人サイト③:Green

出典:Greenのホームページ

GreenはIT業界に特化した求人サイトで、IT業界を中心とした登録求人数は15,000件以上にもなります。

企業の雰囲気が伝わる写真や情報が多数掲載されていたり、企業と直接連絡が取れるサービスもオススメなポイントです。

また、スクエアエニックスやSEGAなどの超大手企業の求人もあることから、大きなキャリアアップを目指したい人にとっても、非常に活用できる求人サイトになってます。

IT系の求人を探すなら:レバテックキャリア

出典:レバテックのホームページ

SNS運用担当の求人を探しつつ、IT系の企業も探している場合には「レバテックキャリア」で求人を探すのがオススメです。

レバテックでは、IT系企業の求人が中心で、正社員の求人からフリーランスや派遣などの求人も探せて、複数のキャリアを考えている方にとって、非常にオススメなサイトになります。

個人で案件を探すなら:ココナラ

出典:ココナラのホームページ

ココナラは「スキル」という単位で仕事を売り買いできるサイトです。

企業が募集する案件はもちろんのこと、個人がお金を払って仕事を依頼する場合もあり、SNS運用などの専門的なスキルも売り買いされやすくなっています。

案件を受ける場合には、フリーランスや副業として仕事を受けることができるので、一時的な利用から、継続的な利用まで、自分の時間に合った使い方ができます。

まとめ

今回はSNS運用担当について、求人の探し方、求人サイトについてご紹介してきました。

ITやWEB業界は常に人員が不足していて、どの企業も少しでも多く、優秀な人材を求めています。
その中でもSNS運用担当は比較的新しい職種であり、専門的に取り扱っている人が少ない印象があります。

ぜひ本記事を参考にしつつ、SNS運用担当者への道を探ってみてはいかがでしょうか。