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MEO対策のスパムに注意!悪質業者を見抜く5つのポイントなど紹介

近年、MEOのことをよく知らないオーナーに、漬け込むかのようにスパム行為を行う業者が多くあると報告されています。

被害にあわないためには、どうしたらよいのか、どのようなスパム行為が行われているのか解説していきます。

正しい知識を身に着けて、MEO対策を行っていきましょう。

Googleのガイドラインをしっかりチェック

GoogleまずMEO対策を行う上で、もっとも大切なGoogleのガイドラインを確認しましょう。これは業者に依頼する方も、確認しておくべきところになります。業者に依頼したからといって丸投げの状態にはなりません。

もし丸投げしてもいいという業者がいれば、それは悪質な業者と思っていいでしょう。MEO対策を業者に頼んだとしても、話し合うことはたくさんあります。

  • 写真はどうするか
  • 口コミの返信はどうするか
  • 動画はどのようにするか

他にも改善点が見つかった場合の対応と、さまざまな悩みがあります。それらすべてをGoogleのガイドラインに沿って行く必要があります。

そのためGoogleのガイドラインは業者に依頼する場合でも最低限必要な知識といえます。

また、業者が違反を行っている際にそれを見抜くことも可能になります。

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業者に依頼するときに注意すべき点

MEO対策に少しずつ注目が集まる中、MEO対策を業者に頼もうと考える方もいらっしゃると思います。

もちろん、きちんとMEO対策を行ってくれる業者もいるのですが、中には悪質な業者がいることも事実です。

そのため依頼を行う際は、悪質な業者に当たらないよう見抜く力が必要です。では悪質な業者は、どのような違反行為を行うのでしょうか。ここを理解し、業者を選ぶ際のポイントしてください。

違反にあたる4つの行為

注意Googleのガイドラインを確認してみると、どんなことが違反行為にあたるのか、わかっていただけるかと思います。実は、知らないうちに違反行為をしている店舗が多くあります。

では実際にどんな違反行為をしてしまうのでしょうか。見落としがちな違反行為や業者がよくやってしまう違反行為をまとめてみました。

名前に関する違反

この名前に関するスパムが違反行為で最も多いです。Googleマップの「 名前 」の欄には、名前しか記入をしてはいけません。

しかし検索トップページに載りたいがために、名前欄に多くのキーワードを挿入してしまう店舗が多いのです。

これは業者に限らず、個人のオーナーにも見られる違反行為です。自分で行う際も気をつけましょう。

例えば、お店の名前が「 ○○美容院 」とします。この場合、Googleマップの名前欄に記入していいのは、この店名だけです。

しかし「 カット パーマ カラー ○○美容院 」などと、店舗のキーワードとなる言葉まで挿入してしまう店舗が数多くあります。

知らないうちに行ってしまう店舗だけではなく、スパムだと知りながら名前以外の言葉を挿入する悪質な業者もいるのです。

このような業者に依頼してしまうと、一時的に上位表示されるかもしれませんが、Googleが「 違反行為を繰り返す店舗 」と判断してしまったら、アカウントの停止につながってしまいます

ビジネス情報の違反

会議すべてにおいて情報というものは正しくあるべきですが、ビジネスに関する情報も正しく入力しないといけません。

  • 不快な内容
  • キャンペーンなどのお得な情報をおおげさに提示する

など、集客したいがためにユーザーが誤解する内容を記載することは、禁止されています。このような行為は、ユーザーの信頼を失うため、店舗の人気低下にもつながってしまいます。

Googleマイビジネスのアカウントを守るためだけではなく、店舗を守るためにも絶対行わないようにしましょう。

ホームページと電話番号に関する違反

ホームページを複数持っている店舗は、メインのものを設定し、電話番号はきちんとつながる番号を登録しましょう

当たり前のことですが、実在しない、つながらない番号を登録してしまうとスパムと判断されます。

しかしこれも違反と分かって行う業者が実在するのです。

住所に関する違反

住所は店舗のあるところを入力するようにしましょう。

個人のオーナーであれば、まず別の場所を登録することはないと思いますが、悪質な業者では、検索結果の上位を狙うあまり、複数の場所に店舗の住所と偽って登録することがあります

そのため、Googleマップで検索してみたら、畑の上だったということもあるそうです。

業者による違反行為

逮捕知らずにしてしまう違反行為は、一度注意をされたら訂正をすると思いますが、違反行為と知って行っている業者は、違反行為を何度も繰り返します。

また自分の店舗を依頼した業者だけでなく、競合店が依頼した業者からも影響を受けることもあります。

その判断ポイントは、いきなり検索結果の順位が下がったときにあります。その際は自分の店舗の情報をしっかりと確認するようにしましょう。

競合店の廃業申請

近頃は無くなってきたようですが、競合店が勝手に廃業申請を行うことが実際にあったそうです。もちろん、こんなことしてはいけません。

もしこれに該当していた場合は、オーナー申請から手続きを取ってください

競合店からの低評価・嘘の口コミ

これは近年増加傾向にあるスパム行為です。競合店などは利害関係があるため、評価などを行うことは禁止されています。

また競合店のみならず、自分の店舗や、以前勤めていた店舗の評価を行うことも禁止されているのです。

低評価が1つや2つであれば、ユーザーもいろんな意見があると流し読みしてくれるでしょう。

しかし、不評が多すぎると他者から味やサービスが悪いというマイナスなイメージを持たれてしまい、客足が遠のいてしまいます。

これらのスパム行為をされて、検索順位が下がったということも考えられます。

もしこのようなスパム行為が発覚した場合、口コミが嘘だということがわかればGoogleも削除を行ってくれます。その際は削除依頼を迷うことなく行いましょう

違反を犯すとどうなるのか

頭抱えている男性これらの違反行為を繰り返していすくと、どのようなことが起こるのでしょうか。違反行為が見つかった場合、最初に修正依頼がきます。

知らずにしてしまった違反行為であれば、修正作業で終わりですが、悪質な業者であれば、自動で違反行為を繰り返しているため、再度違反行為を行います。

それを何度も繰り返していると、通報されてしまい、スパムだと判断されれば、そのままアカウントを停止されてしまうのです。

その後復旧できたとしても、Googleマイビジネスの情報はすべて初期化され、口コミなども集めるところから始めなくてはいけません。

こうなると、MEO対策にも影響が出てしまいます。そのため違反行為は絶対にしないようにしましょう。

関連記事:MEOのペナルティ|違反行為と対策

スパムに対する対策

止める男性では、このようなスパム行為に対する対策などはないのでしょうか。ここについて解説していきます。

悪質な業者に依頼しない

悪質な業者に依頼をしてしまうと、これらのスパム行為を知らない間に行われてしまいます。そうならないためにも、悪質な業者には依頼しないようにしましょう。

悪質な業者を見抜く5つのポイント

キーワード選定をきちんと行ってくれるか

 悪質な業者は、キーワード選定すらきちんと行ってくれません。「 美容院 」「 居酒屋 」などのビッグキーワードと呼ばれるキーワードをメインに設定します。

これらのキーワードは、検索される可能性が大きいものの、その分上位表示に時間がかかるためメインのキーワードに選定しません。

少し絞って、「 カット 」「 パーマ 」「 地酒 」など、お店の特徴となるキーワードを選定することが効果的です。

報酬形態を確認する

一般的に報酬形態は、毎月固定の金額が発生する「 固定月額型 」と、成果が発生した日数によって報酬が発生する「 成果報酬型 」の2種類があります。

このうちの成果報酬型が悪質な業者が多いと言われています。成果が発生してるのだからいいのでは。と考える方もいるかもしれません。しかし成果が発生すれば何でもいいとも言えるのです。

そもそも店舗にとってMEO対策は来店や契約など、収益に繋げることが目的です。しかし、悪質な業者はそこまで考えておらず、上位表示さえできていればいいと考えているため、いろんな手法を使っています。

Googleのガイドラインを遵守してくれるか

ここは最も大事なところです。GoogleマイビジネスもGoogleマップも、Googleのガイドラインに沿って運営されています。そのためしっかりとGoogleのガイドラインを遵守しなければいけません。

口コミ代行を行っている

口コミを集めることは時間も手間もかかるため、口コミ代行をしてくれるならとても助かる!と思うかもしれません。

しかし、これはGoogleのガイドラインに違反をしています。このような行為を行う業者は悪質と判断できるでしょう

丸投げOKと言われた

こちらも依頼側からすると、店舗に力を入れることができるため、ありがたいと感じる方もいるかもしれませんが、悪質な業者の可能性が大きいでしょう。

先ほども説明しましたが、MEO対策を行ううえで、話し合うことはとても大切です。丸投げOKのところでは、どんな対策を取っているか分からないため、依頼しないほうが賢明です

掲載は保証します

一見これは問題のないように思えますし、自信のある業者に感じますが、MEOにおいてこれはありえないことです。

今の段階で上位表示することができたとしても、Googleがいつ、上位表示を行う基準を変更するかわかりません。

変更があった場合は、順位が変動することは珍しくありません。

そのため誰にも順位を保証することはできません。このようなうまい言葉を使って契約させようとするのは、悪質な業者の可能性が高いでしょう。

これらのポイントからでも悪質な業者かどうか判断することができるため、ぜひ参考にしてください。

上位表示をチェックする

Google定期的に不審なサイトが上位表示されていないかチェックを行います。もし上位に表示されているサイトが怪しいと感じた場合には、自身のGoogleのアカウントから修正依頼を出すようにしましょう。

修正依頼は、Googleだけではなく、個人でも行うことができます。言い換えれば、たくさんのユーザーの目にも管理されているということになります。

そのため、万が一自身が違反行為を行ったとき、どこから修正依頼が送られてくるか分からないということです。

自分のGoogleマイビジネスページの充実

直接的にスパムの対策にはなりませんが、スパムに負けないマイビジネスページを作成しておくことは大変重要です。

  • 定期的に情報を更新する
  • 口コミの返信をこまめに行う
  • サービスや広告など、お得な情報も載せる

など、ユーザーのために情報を充実させておくことを忘れないようにしましょう。

最低限の知識を身に着けておく

これはMEOに限らず、何事も最低限の知識を身に着けておけば、騙されにくくなる、悪質な業者を見抜くきっかけとなります。

MEOではGoogleのガイドラインについて、ある程度知っているだけで、業者を疑うことができます。

また、もし覚えることができるのであれば、MEOに仕組みについても知っておいたほうが、業者に質問もしやすくなります。

まとめ

近未来専門の業者だから安心できると思いがちですが、きちんとお任せしても問題ない業者かどうか見抜く必要があります。

集客を行いたくて、せっかく始めたMEO対策が知らない間に違反行為を繰り返していたとなったら本末転倒です。

このような被害に遭わないためにも、しっかりと見抜く力を身につけましょう。

また自分でMEOを行う際に、知らないうちに違反行為を繰り返すことのないよう、しっかりとGoogleのガイドラインに従ってMEO対策を行っていくことが大切です。

これからMEOは活躍していくと考えられているため、今からうまく対策を行ってまいりましょう。

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