今や多くの人が利用するSNSですが、「 各SNSのアクティブユーザー数が気になる 」といった方もいるのではないでしょうか。
各SNSのアクティブユーザー数がわかれば、自社に効果的なSNSはどれなのかを把握することが可能です。
この記事では、下記の内容について紹介しております。
- SNSの影響力
- SNSのアクティブユーザーとは?
- 各SNSの特徴やアクティブユーザー数
SNSのアクティブユーザー数について詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
SNSの影響力
SNSの影響力は現在どの程度なのでしょうか?
SNSのアクティブユーザー数についてみる前にSNSの基礎知識について再確認しておきましょう。
ここでは、
- SNSについて再確認
- SNS利用者は現在も増加傾向にある
- 主に利用されているSNS
- SNSの拡散能力の凄さ
- SNSの影響力のリスク
について紹介していきます。
SNSについて再確認
SNSが爆発的に普及したのは無料のInstagramやTwitter、Facebookなどで連絡が取りやすくなったからです。
そんなSNSはSocial Networking Serviceの頭文字をとった略語となり、直訳すると社会的繋がりを提供するサービスです。
SNSは元々、Webサイトやブログといったネット上で情報発信が出来るサービスです。
それが、簡単なメッセージのやり取りや画像のシェアなど多くのコミュニケーションができるツールとなりました。
電話やメールといった連絡手段は自分が全く知らない人とはコミュニケーションをとれませんが、SNSでは自分が全く知らない人とも簡単につながれます。
SNS利用者は現在も増加傾向にある
現在の日本におけるSNS利用者数は7,975万人( ICT総研調べ )と単純計算すると日本の人口の約80%です。
一人で複数アカウント保有している方もいるため、約80%の普及が詳細な数字ではないものの、SNSがどれだけ多くの人に利用されているかが分かる数値となっています。
またSNSの利用者は以下の表のように増加していくと予想されています。
SNS利用者数 | SNS利用率 | |
2015年末 | 6,488 | 65.3% |
2016年末 | 6,878 | 68.9% |
2017年末 | 7,216 | 72.1% |
2018年末 | 7,541 | 75.5% |
2019年末 | 7,786 | 78.2% |
2020年末 | 7,975 | 80.3% |
2021年末 | 8,114 | 81.8% |
2022年末 | 8,241 | 83.3% |
主に利用されているSNS
SNSの利用者は増加傾向でしたが、どのようなSNSが多く利用されているのでしょうか?
ICT総研によるSNSの利用率調査
SNS名 | 利用率 |
LINE( ライン ) | 72.1% |
Twitter( ツイッター ) | 40.8% |
Facebook( フェイスブック ) | 36.1% |
Instagram( インスタグラム ) | 22.1% |
Skype( スカイプ ) | 10.9% |
mixi(ミクシィ) | 7.6% |
日本では主な連絡手段としてLINEが広く普及しており、72.1%という驚異的な利用率を誇っています。
TwitterやFacebookの利用率はほぼ同じ数値となり、利用者のタイプが分かれていることや用途が異なることが伺えます。
一時期は大きなシェアをもつmixiやSkypeの利用率は下火となっていますが、約10%をキープしています。
SNSの拡散能力の凄さ
「 バズる 」という言葉ができたようにSNSの拡散能力は凄まじいです。
SNSの投稿からシェア、更にシェアされるので、指数関数的に拡散されていきます。
Webサイトや広告だとSNSの様にシェアが拡散することはないため、SNSの広告効果は非常に高いといえるでしょう。
SNSの影響力のリスク
SNSコメントの評価やシェアによって情報が爆発的に拡散します。
企業や個人にとって良い拡散であればSNSアフィリエイトにとってプラスですが、ヘイトが集中する「 炎上 」は火消しが大変です。
有名インフルエンサーが効果も確かめずに「 血液クレンジング 」を紹介したことで炎上した実例などから、SNSアフィリエイトをする側も広告商品のリサーチを徹底しないと痛い目を見ます。
ただ、わざと炎上させてSNSのフォロワー数を獲得することによりSNSアフィリエイトを有利に進める方法を行っている方もいらっしゃいます。
しかし、ブランド既存やアカウント通報など様々なリスクが考えられるためおすすめできません。
SNSのアクティブユーザーとは?
アクティブユーザーとは期間内にサイトやアプリに訪れたユーザーのことをいい、同じユーザーがアクセスした場合はカウントされません。
一方PVは同じ人がアクセスしたとしてもカウントされるため、アクティブユーザーの方が実際に何人がサイトやアプリを利用しているのかが分かります。
このアクティブユーザー数が何人いるかによって各SNSの衰退が分かり、今後利用されるSNSなのかが分かる指標となります。
各SNSの特徴やアクティブユーザー数
ここでは以下9つのSNSの特徴やアクティブユーザー数について紹介していきます。
- Twitter( ツイッター )
- LINE( ライン )
- Instagram( インスタグラム )
- Facebook( フェイスブック )
- YouTube( ユーチューブ )
- LinkedIn( リンクトイン )
- Pinterest( ピンタレスト )
- Tik Tok( ティックトック )
- Snapchat( スナップチャット )
「 各SNSのアクティブユーザー数について詳しく知りたい 」という方は参考にしてみてください。
Twitter( ツイッター )
気軽に投稿ができるSNSとしてTwitterは2006年にサービスを開始しました。
140字の文字制限があるなかで、日々のちょっとした出来事やつぶやきを投稿することが可能です。
リツイートや返信、いいね機能などが実装されており、個別にメッセージをやりとりできる「 ダイレクトメッセージ 」機能も備わっています。
当初は文章のみの投稿が可能だったTwitterですが、現在では動画や画像の投稿も可能となっており、機能の幅を広げています。
Twitterの国内アクティブユーザー数は4,500万人となっており、2016年からは約500万人増加しています。
アクティブユーザー数は増加しているものの、急激な伸びではなく、成熟期に入ったSNSであることが伺えます。
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LINE( ライン )
多くの世代における主な連絡手段といっても過言ではない「 LINE 」。
アドレス帳にある電話番号から友達を登録できることから、今ではメールや電話でなくLINEをメインの連絡手段としている方も多いのではないでしょうか。
無料通話アプリとして普及したLINEは文章によるメッセージはもちろん、画像や動画を送信することも可能です。
LINEの最大の特徴は「 LINEスタンプ 」と呼ばれるイラストで簡単なコミュニケーションをとれることです。
LINEの国内アクティブユーザー数は8,200万人と他のSNSよりも群を抜いて数が多いことが分かります。
これはLINEを電話やメールの代わりに使用するといった形で広く普及したことが原因であり、今もその影響は変わっていないことが伺えます。
Instagram( インスタグラム )
月間アクティブユーザーが10億人を超え、SNSの中でも急成長したInstagramは若年層や女性に人気のSNSです。
文章を投稿することも可能ですが、主に画像や写真を投稿するSNSとなります。
24時間以内に消える簡単な動画「 ストーリー 」や「 いいね 」機能など、様々なコミュニケーションがとれます。
また現在ではFacebookの子会社となっており、Facebookとの連携機能も追加されています。
国内のInstagramのアクティブユーザー数は2016年の1,200万人から3,300万人と急激な伸びをみせています。
年齢が若い方や女性に人気のSNSとなっており、今後は成熟するものの、まだまだ余力を秘めていることが伺えます。
Facebook( フェイスブック )
Facebookはマークザッカーバーグがハーバード大学に在学中に立ち上げたSNSとなっており、当初は高学歴専用のSNSでした。
Facebookは偽名を使用することを禁じており、実名での登録となるSNSです。( 偽名でも登録できますが規約違反となり、アカウントを削除される可能性が高いです。 )
ビジネス面で使用する場合が多いSNSとして有名なため、名刺代わりにFacebookを利用している方もいます。
Facebookの国内アクティブユーザー数は2016年の2,700万人から2,600万人と利用者の減少が見られます。
新しいSNSの台頭により、若干年齢層が高めのSNSであるFacebookは勢いをそがれがちです。
2018年には子会社のInstagramにもアクティブユーザー数を抜かれています。
YouTube( ユーチューブ )
YouTubeも動画をシェアするSNSです。動画の投稿やコメント機能、ライブ配信といった形で不特定多数な方と交流が可能です。
2005年にサービスが開始されたYouTubeは2006年にGoogleに買収され、子会社となっています。
現在では多くのYouTuberが誕生し、動画投稿サイトの覇者といっても過言ではないでしょう。
またYouTubeはストック型のSNSやマネタイズしやすいSNSとしても有名であり、多くのYouTuberが広告収入目当てに市場参入しています。
中には年収数億円といった化け物級YouTuberも多く、子供のなりたい職業ランキングにランクインするほどです。
YouTubeの国内アクティブユーザー数は6,200万人と非常に高い数字を誇っています。
年齢層は25歳~34歳の方が一番YouTubeを利用しており、年齢が高くなるにつれてアクティブユーザー数は減っていく傾向があります。
LinkedIn( リンクトイン )
2011年にサービスを開始したLinkedInはビジネスにおけるSNSとして普及していきました。
FacebookやTwitter、Instagramからすると、あまり有名ではないかもしれませんが個人と企業のマッチングに最適なSNSなため、就活や転職に重宝します。
2016年にはMicrosoftに買収されて子会社となっています。
LinkedInの国内アクティブユーザー数は200万人と他の化け物級SNSと比較すると、数字が小さく見えますが海外では6億4,500万人のアクティブユーザー数を誇っている為、海外転職の際は重宝するでしょう。
Pinterest( ピンタレスト )
投稿されている画像をシェアやブックマークすることにより、不特定多数の方と繋がれるSNSとなります。
月間アクティブユーザー数は4億人、国内月間アクティブユーザー数は530万人とInstagramに続いて人気の写真型SNSです。
若い女性に人気なSNSとなっており、自分の好きな画像コレクションツールとしても使用可能です。
Pinterestユーザー間のコミュニケーションも可能なため、デザイナーにおすすめなSNSとなっています。
Tik Tok( ティックトック )
中国発のショートムービー専門のSNSであるTik Tokは若年層において爆発的にシェアを拡大していきました。
現在は20億ダウンロード突破を達成しており、日本国内のアクティブユーザー数は950万人です。
1分以内の簡単な動画を投稿やシェアできる機能により、誰でも簡単に動画を投稿できるアプリとして多くの人に利用されています。
中国とアメリカの動向によっては規制対象となる可能性が高いですが、今後の成長に期待がかかるSNSとなっています。
Snapchat( スナップチャット )
送信した写真が10秒以内に消えてしまうという面白い特徴が売りのSnapchatはデイリーアクティブユーザー数が2億3,800万人以上、月間アクティブユーザー数は2億5,000万人と着実に会員数を増やしています。
気軽にコミュニケーションがとりたいという方におすすめなフロー型のSNSであるSnapchatはマクドナルドがSNS施策に使用したことが有名です。
SNSのアクティブユーザー数を把握して効果的なSNS運用を行う
この記事では、
- SNSの影響力
- SNSのアクティブユーザーとは?
- 各SNSの特徴やアクティブユーザー数
などについて具体的に紹介してきました。
各SNSによってアクティブユーザー数は大きくことなるため、自社もしくは自分がリーチしたい顧客を得る場合はプラットフォームを考える必要があります。
日本ではTwitterやFacebook、Instagram、YouTube、LINEが大きなアクティブユーザー数を誇るSNSです。
今後新しいSNSが誕生し、市場が入れ替わる可能性もあるため、市場の動向は常にチェックしておきましょう。