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Facebookを非公開にする方法とおすすめの設定

本記事では、Facebookの非公開設定についてご紹介。非公開設定を取り入れるとプライバシーを守ることができ、より安全にFacebookを利用できるため、ぜひ活用してみましょう。

Facebookの非公開設定とは

まずはFacebookの「 非公開設定 」とはどのようなものなのか、概要を解説していきます。

Facebookのデフォルト設定

Facebookを登録した時点のデフォルト設定では、複数の情報が「 公開(Facebook利用者以外を含むすべての人が閲覧できる) 」という状態なっています。プロフィールの学歴・出身地・職業などの個人情報が公開され、投稿内容が不特定多数に見えるのです。

また、登録してある電話番号やメールアドレスを使って、アカウントを検索することも可能で、全ての人から友達リクエストを受けられます。

「 友達にだけに個人情報を公開したい 」「 検索されたくない 」「 知らない人から友達リクエストを受けたくない 」という人は、非公開設定を取り入れることでこれらのプライバシーを守ることができます。

そして、公開範囲は「 一部の友達」「 友達 」「 自分のみ 」など、細かく設定することが可能です。

非公開設定したアカウントの見え方

非公開設定を取り入れたアカウントのプロフィールを開くと、項目そのものが見えなくなります。公開範囲を「 友達 」にすると友達リクエストが承認した後に閲覧可能になり、「 自分のみ 」にすると誰も見ることができません。

Facebookで個人情報を非公開にする方法

それでは早速、Facebookで個人情報を非公開にする方法を見ていきましょう。スマホアプリ・PC(ブラウザ)の2通りに分けて解説していきます。

スマホアプリの手順

1.「 メニュー(三本線) 」をタップして、「 設定とプライバシー 」「 プライバシーセンター 」の順に選択します。2.「 プライバシー設定 」の中の「 重要なプライバシー設定を確認 」を選択します。3.「 コンテンツのプライバシー設定 」をタップします。4.「 次へ 」をタップして詳細の設定画面へと移行します。5.プロフィール情報の公開範囲を一つずつ右のプルダウンボタンで「 友達 」「 自分のみ 」などに設定して、最後に「 次へ 」をタップします。6.こちらの画面では、今後の投稿・ストーリーズ・過去の投稿の3つの公開範囲を設定できます。7.最後にブロックする相手を選択するページが表示されます。追加する場合は「 +ブロックリストに追加 」で該当するアカウントを選択しましょう。「 次へ 」をタップすると全ての設定が完了します。

PC(ブラウザ)の手順

1.画面右上の「 メニュー(▼) 」をクリックして、表示されたバーの「 設定とプライバシー 」を選択します。2.「 プライバシー設定の確認 」をクリックします。3.スマホアプリと同様にカード形式で項目が表示されるため、「 コンテンツのプライバシー設定 」をクリックします。4.「 次へ 」をクリックして、詳細の設定画面へと移行します。5.プロフィール情報が表示されるため、右側のボタンをクリックして、プルダウンから公開範囲を設定しましょう。「 次へ 」をクリックすると画面が切り替わります。

6.今後の投稿・ストーリーズ・過去の投稿の公開範囲を設定して「 次へ 」をクリックします。7.ブロックしたい相手がいる場合は、「 +ブロックリストに追加 」をクリックして、該当するアカウントを選択します。最後に「 次へ 」をクリックして、プライバシー設定の完了です。

 

Facebookへ投稿する際に非公開にする方法

ここまであらかじめ投稿を非公開に設定することについてご紹介しましたが、投稿する過程で非公開にすることも可能です。個別に公開範囲を設定できるため、ぜひ活用してみましょう。

スマホアプリの手順

1.投稿の作成画面でアイコンの横に表示される「 公開範囲 」のボタンをタップすると、詳細設定に移行できます。こちらの画面では、前述したプライバシー設定で「 友達 」に選択しているため、初期設定が「 友達 」と表示されています。2.設定したい公開範囲の横にチェックを入れ、「 完了 」をタップすれば投稿に反映します。

PC(ブラウザ)の手順

1.投稿の作成画面でアイコンの横に表示される「 公開範囲 」のボタンをタップすると、詳細設定に移行できます。こちらもプライバシー設定で選択した「 友達 」がデフォルトで表示されています。2.設定したい公開範囲の横にチェックを入れ、「 完了 」をクリックすれば投稿に反映します。

Facebookで非公開にできる項目

Facebookで非公開にできる項目は以下のとおりです。

  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 誕生日
  • 出身地
  • 住居地
  • 職歴
  • 友達リスト
  • フォローしている人物・ページ・リスト
  • 投稿
  • ストーリーズ
  • アクティビティ(最終ログイン時刻)

個人情報はなるべく公開範囲を制限したいもの。また、投稿にもプライベートな情報がたくさん入り込んでいるため、プライバシーを守りつつSNSを楽しむには、「 友達だけ 」などの非公開設定を取り入れると安心です。

あわせて非公開・制限したいプライバシー設定

ここまで基本的な項目をご紹介してきましたが、より安全にFacebookを使用するには、まだまだ押さえておきたい非公開・制限したいプライバシー設定があります。ぜひ自分に合った設定を見つけて、取り入れてみましょう。

アクティビティを非公開にする

Facebookを開くとアイコンの下に表示される緑色のマークがあります。こちらは「 ログイン中 」や「 最終ログイン時刻 」を示すもの。非表示にすることで他人から知られる心配がなくなり、自分のタイミングでFacebookを操作しやすくなります。

1.「 メニュー(三本線) 」をタップして「 設定 」を選択します。2.「 オンラインのステータス 」をタップします。3.チェックを外すとログインアクティビティが表示されなくなります。

タグ付けを制限する

Facebookの投稿には「 タグ付け 」という機能があります。こちらは、投稿に他のアカウントを紐づける機能のこと。タグを経由してその人のプロフィールへと容易にアクセスできるようになるのです。ここでは「 タグ付け 」を制限する方法をご紹介していきます。

1.「 メニュー(三本線) 」をタップして「 設定 」を選択します。2.「 プロフィールとタグ付け 」をタップします。3.「 タグ付け 」の欄にある項目をそれぞれ「 友達 」や「 自分のみ 」などに設定しましょう。4.タグ付けされた投稿を公開前に確認したい場合は「 確認中 」の項目をオンにします。

友達リクエストを送信できる人を制限する

デフォルト設定では全ての人から友達リクエストを受け付けることができます。これを制限すれば、知らない人から一方的にリクエストが送信されるリスクを回避できるようになり、より親密な人たちとのコミュニケーションに集中できます。

1.「 メニュー(三本線) 」をタップして「 プライバシーセンター 」を選択します。2.「 あなたに友達リクエストを送信できる人 」から、範囲を設定します。

メッセージを受け取る相手を制限する

以前、Facebookでは全ての相手からメッセージが受信でき、「 つながり 」という項目から受信する相手を選択できました。

その後仕様が変更されて、友達ではない相手へ送ったメッセージは「 メッセージリクエスト 」という形で送信され、「 つながり 」のようなフィルター機能は新規に設定できなくなっています。

Facebookでメッセージを受け取る相手を制限する場合は、アカウントをブロックするか、メッセンジャーアプリ上でブロックする方法のいずれかになります。

アカウントをブロックする手順は前述した「 Facebookで個人情報を非公開にする方法 」を参考にしましょう。ここではメッセンジャーのブロック方法を解説します。

1.メッセージをブロックしたい相手とのスレッドを開き、上部に表示されたアイコンをタップします。2.「 ブロック 」からブロック設定ができます。この場合メッセンジャー上でブロックしているだけなので、Facebookでは友達の状態が継続します。

ただし、相手からすると「 ずっとメッセージが既読にならない 」「 無視されているのかな 」といった印象を受けるでしょう。

プロフィール画像の変更をフィード画面に載せない

Facebookのプロフィール画像を変更すると、フィード画面へと表示されます。残念ながらこれを最初から非公開にすることは、現時点ではできないようです。

その代わり、投稿してすぐに投稿日時横のアイコンをタップ・クリックして、公開範囲を「 自分のみ 」にすれば非公開に変更できます。

関連記事:【Facebook】プロフィール写真|設定方法・変更する方法

電話番号・メールアドレスで検索できなくする

Facebookに登録する電話番号・メールアドレスには検索機能がついています。他人に検索されたくない人に向けて、検索機能をオフにする方法をご紹介していきます。

1.「 メニュー(三本線) 」をタップして、「 設定とプライバシー 」「 プライバシーセンター 」の順に選択します。2.「 プライバシー設定 」の中の「 重要なプライバシー設定を確認 」を選択します。3.「 Facebookであなたの検索 」をタップします。4.「 次へ 」を選択して詳細設定の画面へと移行します。5.友達リクエストに関するページは「 次へ 」でスキップして、次に表示される電話番号・メールアドレスで検索できる対象を「 自分のみ 」などに設定します。

検索エンジンに表示されなくする

前項の「 電話番号・メールアドレスで検索できなくする 」に続く画面で、検索エンジンへの表示を設定できます。

具体的には、Googleなどの検索結果に自分のアカウントへのリンクが表示されないようにする設定。Facebookにアクセスして名前で検索すれば表示されるため、完全に非公開にはできませんが見つかりにくくはなります。

先ほどの電話番号・メールアドレスに関する入力後「 次へ 」をタップすると、こちらの画面が表示されます。チェックを外して「 許可しない設定 」にしましょう。なお、さらに検索されにくくするには、英語表記で名前を登録すると効果的です。

Facebookページを非公開にする方法

通常のFacebookアカウントを経由して「 Facebookページ 」というビジネス向けのアカウントを開設することができます。「 ページが未完成な状態を見られたくない 」といった際に、非公開設定を取り入れることが有効。非公開にする方法を見ていきましょう。

1.ページの右上の「設定」から「一般」を選択。続けて上部の「公開範囲」から設定します。

2.右側の「編集」からアクセスして「ページを非公開にする」にチェックを入れ、「変更を保存」で非公開設定を反映させれば完了です。

Facebookグループを非公開にする方法

Facebookグループを非公開にするとメンバーを固定することができ、親しい人だけがいる交流の場が完成します。非公開設定の方法を見ていきましょう。

1.グループ画面を開き、右上の星マークをタップして管理者画面へと移行します。

2.「 グループ設定(歯車マーク) 」「 プライバシー 」の順にタップします。

3.「 公開 」「 非公開 」「 秘密 」のいずれかを選択します。それぞれの意味は以下のとおりです。

  • 公開:誰でも見ることができる
  • 非公開:誰でもグループを検索できるが投稿は見れない
  • 秘密:グループメンバーのみ検索・閲覧ができる

なお、グループのプライバシー設定には制限があります。プライバシー設定は28日に1度のみ変更でき、変更後24時間以内であれば元の設定に戻すことが可能です。

また、5000人以上のグループを「 秘密 」「 非公開 」にした状態から「 公開 」には変更できません。なお、公開範囲を変更するとメンバーに通知されます。

非公開設定を取り入れて安全にFacebookを活用しよう

たくさんの個人情報を登録・投稿するFacebookだからこそ、自分やグループを守るために非公開設定を取り入れることは大切です。

項目は多いですが、今回ご紹介したように1度に複数の設定を更新できるようになっているため、意外と設定は簡単。短い時間で変更できるため、ぜひ手軽に取り入れてみてください。

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