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YouTubeの年齢制限|設定方法やログインなしで見る方法を紹介

この記事では、

  • YouTubeの年齢制限の概要、メリット・デメリット
  • YouTubeの年齢制限をログインなしで見る方法
  • YouTubeの年齢制限を設定する方法

を中心に解説します。

YouTubeの年齢制限とは?

ここではYouTubeの年齢制限とは何か?という基本的な部分からどのようなコンテンツが年齢制限に引っかかってしまうのかを解説していきます。

どのようなコンテンツが年齢制限にかかるのか?

YouTubeでは様々なポリシーが定められており、YouTube のポリシーとガイドラインの概要 - YouTubeに記されています。

  • YouTubeの運営におけるポリシー
  • コミュニティガイドライン
  • 著作権
  • 年齢制限のあるコンテンツ
  • 収益化関連のポリシー
  • 概要

上記の中の「 年齢制限のあるコンテンツ 」でYouTubeの年齢制限について記載されています。

以下4項目に該当するものは18歳未満のユーザーやログインしていないユーザー、制限付きモードを有効にしているユーザーは視聴出来ません。

  • 下品な言葉
  • 暴力的でショッキングな映像
  • 性的内容を示唆するコンテンツ
  • 有害な活動や危険な活動を含む描写

上記の4項目に該当していなくても、YouTube側が視聴者にふさわしくないと判断した場合、動画に年齢制限がつく可能性があり、常にYouTube の審査チームが目を光らせています。

YouTube動画に年齢制限があるメリット・デメリット

YouTubeの動画に年齢制限があると、お子さんへの有害動画や不快な思いをする動画をシャットアウト出来る点が一番のメリットといえるでしょう。

YouTubeには「 おすすめの動画 」など自分が検索していない動画が出てきてしまう場合があるため、「 安全な動画だけを楽しみたい 」という方にはおすすめです。

しかし、YouTubeの年齢制限をしてしまうと、暴露系などの少し過激な動画がおすすめに出てこなくなってしまう可能性があります。

自分の知らない動画がおすすめに出てきて、まだ知らない面白さがあるのもYouTubeの楽しみの一つです。

このような楽しみが減ってしまう要因はYouTubeの年齢制限によるデメリットといえるでしょう。

動画投稿者から見たYouTubeの年齢制限

これまでは視聴者側からのYouTubeの年齢制限について解説してきましたが、今度は動画投稿者から見たYouTubeの年齢制限についてみていきましょう。

動画投稿者はYouTubeに動画をアップロードし、「 登録者数1,000人以上 」「 直近12ヶ月の総再生時間4000時間以上 」という条件を満たすことで動画を収益化することが可能です。

しかし、年齢制限が付いた動画は収益化が無効になってしまい、YouTubeの特定セクションに動画が表示されない、サムネイルを削除されるといった措置を受ける事になります。

従って、収益化を狙ったYouTubeで年齢制限にかかる可能性がある動画を投稿することはリスクがあるといえるでしょう。

年齢制限にかからないと思って投稿した動画が年齢制限にかかってしまうかもしれません。

その際はYouTube側に「 年齢制限の再審査請求 」を行うことで動画の年齢制限を解除してもらいましょう。

年齢制限の再審査請求で再却下となってしまった動画に関しては、残念ですが収益化は諦める必要があります。

YouTubeをログインなしで見るには?

YouTubeの年齢制限を設定する方法を解説してきましたが逆にYouTubeの年齢制限を解除するのにはどうしらよいでしょうか?

ここではYouTubeの年齢制限を解除する方法である「 YouTubeアカウントの年齢を変更する 」と「 URLを変更してYouTubeを視聴する 」、「 Agelessを使用して年齢制限を解除する 」に解説していきます。

YouTubeアカウントの年齢を変更する

自分の年齢を正確に入力する必要はなく、自分の好きな生年月日を設定出来るのがYouTubeアカウントであるため、年齢制限を解除したかったらYouTubeのアカウントの年齢を変更するのがおすすめです。

YouTubeのアカウントの年齢を変更する設定は以下の2ステップで設定出来ます。

Googleアカウントにログイン

②「 個人情報 」を選択して生年月日の欄を変更すると設定は完了です

URLを変更してYouTubeを視聴する

YouTubeのURLを変更することでYouTubeの年齢制限を解除して動画を視聴することが可能です。URLを変更してYouTubeの年齢制限を解除する設定は以下の1ステップで設定出来ます。

①「 YouTube.com 」を「 nsfwYouTube.com 」と「 nsfw 」を入力して動画を視聴します

NSFW YouTube 」のサイトで同じ動画を視聴出来るため、成功していればすぐに視聴が可能です。

しかし、「 NSFW YouTube 」のサイトの周りは非常に広告が多く、周りの広告が気にならない人にはおすすめの方法となります。

Agelessを使用して年齢制限を解除する

Google Chromeでは使用出来ない方法となり、Firefoxと呼ばれるブラウザを使うと年齢制限を解除出来ます。

他のYouTubeの年齢制限を解除する方法に比べると、アドオンを入手するだけで毎回年齢制限解除をする手間がありません。

しかし、Firefoxを使っていない人からするとブラウザの新規導入はハードルが高いと考えられ、Firefoxを現在も使用している人におすすめのYouTubeの年齢制限方法となります。

Firefoxで年齢制限を解除する設定は以下の2ステップで設定出来ます。

①FirefoxをPCにダウンロードします

②「 Ageless for YouTube 」を「 ADD-ONS 」からダウンロードします

➂「   Ageless 」と表示されている部分を選択すると設定完了です

公開地域指定のYouTube動画を視聴する方法とは

YouTubeの年齢制限を解除する方法を解説してきましたが、YouTubeには公開地域指定の動画があることをご存じでしょうか。

公開地域が設定されているということは、違う地域から接続すれば視聴出来るということです。オススメは「 VPNソフト 」。

SoftEther VPN 」を使用して中継サーバーを動画が視聴できる国に設定しましょう。

もし「 どの国で視聴出来るか分からない 」といった状況でしたら「 YouTube region restriction checker 」を使うのがおすすめです。

こちらを使用すると動画のURLを入力するだけで、動画が視聴出来る国を知る事が出来ます。

YouTubeに年齢制限を設定する方法

子供に有害な動画をみせたくない場合や不快な動画を見たくない場合、YouTubeの年齢制限を付けるにはどのようにしたらよいでしょうか?

ここではYouTubeに年齢制限を設定する方法である「 Googleファミリーリンクの設定の仕方 」や「 制限付きモードを設定する 」、「 年齢を18歳未満に設定してYouTubeアカウントを作成する 」について具体的に解説していきます。

13歳未満はYouTubeを利用することが出来ない

YouTubeに年齢制限を設定する方法を解説する前にそもそも13歳以下はYouTubeのアカウントを作成することは出来ません。

そのため、13歳以下のお子さんがYouTubeを利用したいと言ってきた場合は「 Googleファミリーリンク 」の使用をオススメします。

Googleファミリーリンクの設定の仕方

Googleファミリーリンクを設定すると、YouTubeアカウントの権限を親御さんが管理することが出来ます。

またYouTubeの視聴時間の管理や位置情報の確認など管理をすることが出来るため、お子さんのYouTubeの利用をしっかり管理したいと考えている親御さんにおすすめです。

Googleファミリーリンクの設定は以下の3ステップで導入出来ます。

  1. Google ファミリー リンク - ホーム - Google Familiesからアプリをダウンロードします
  2. 「 + 」からアカウントを新規作成します
  3. 確認のメッセージが出たらGoogleファミリーリンクの設定は完了です

制限付きモードを設定する

YouTubeの制限付きモードを設定すると、年齢制限をつけることができ、18歳未満のアカウントと同じ状況で動画を視聴することが出来ます。

制限付きモードの設定は以下の3ステップで設定出来ます。

YouTubeのアカウントにログインしてプロフィールを選択します( Androidの場合は「 その他のアイコン 」をタップして「 設定 」→「 全般 」の順に選択します )

②「 制限付きモード 」を選択して「 制限付きモードを有効にする 」を選択すれば設定は完了です。

年齢を18歳未満に設定してYouTubeアカウントを作成する

YouTubeのアカウントが18歳未満になってしまえば、自動的に年齢制限のついた状態となるので、YouTubeのアカウントを18歳未満にするのも一つの手です。

YouTubeのアカウントの年齢を変更する設定は以下の2ステップで設定出来ます。

Googleアカウントにログイン

②「 個人情報 」を選択して生年月日の欄を変更すると設定は完了です。

動画投稿者はYouTubeの動画に年齢制限をどうつけるのか

収益化や動画が特定セクションに表示されないとしても、年齢制限のついた動画をあげたいという方はいることでしょう。

このような動画投稿者は、YouTubeの動画にあらかじめ年齢制限を付けることが出来ます。

YouTubeの動画に年齢制限を付ける設定は、以下の3ステップで設定出来ます。

①右上のカメラアイコンを選択して「 動画をアップロード 」を選択します。

②「 詳細 」の段階で視聴者の「 この動画は子供向けですか? 」を「 いいえ、子ども向けではありません 」を選択。

動画を成人の視聴者のみに制限しますか? 」を「 はい、18歳以上の視聴者向けに制限します 」を選択します。

➂最後まで動画アップロードの手順を完了させると設定は完了です。

YouTubeの年齢制限を上手く活用しながら動画を楽しもう

この記事では、YouTubeの年齢制限の概要を始め、YouTubeの年齢制限を取り入れる方法、反対にYouTubeの年齢制限を解除する方法などについて具体的に説明しました。

全世代で見たYouTubeの利用率は7割を超えており、そのニーズに応じた様々な動画が作成されています。

従って自分が不快に思ってしまう動画や子供に有害な動画がアップロードされてしまうことも少なくないでしょう。

YouTubeの年齢制限を上手く活用することで快適に動画を楽しむことができますので、ぜひ参考にしてみてください。