SEO

[解説]PDFファイルのSEO対策で必ずやってほしい4つの対策

この記事を見ている皆さんの中には、既にSEO対策についてある程度の知識がある方もいると思いますが、PDFファイルもWebページ同様に検索結果に表示されることはご存知でしたか?

PDFファイルを対策することでもSEO効果は得られるということになりますので、もし自社製品やサービスに関するPDFファイルなどをサイト上で公開している場合は、この記事を参考にPDFファイル自体を検索エンジンに評価してもらえるようにしましょう。

本記事では、初心者の方にも分かりやすいようにPDFファイルとWebページの違いから、4つの具体的な対策方法、注意点やポイントまで紹介させていただきます。

PDFファイルもSEO対策は有効

seo pdf

まず初めに、Google検索時にWebページ以外にPDFがヒットすることもあります。検索結果のタイトル左横に小さく [PDF] と書いてあるものがそうです。

検索エンジンはPDFファイルのテキスト情報を読み取り、Webページ同様に評価します。検索エンジンによって正しく評価を受けたPDFファイルであれば、Googleにインデックス( 登録 )されて検索結果に表示されるようになります。

ただし、検索エンジンに認識される度合いは、HTMLで書かれているWebページに比べて低いです。そのため、やはりWebページ自体のSEO対策をすることが優先順位的には高くなります。その理由については次のトピックで詳しく解説します。

PDFファイルとWebページの違いとは?

女性

PDFファイルとWebページにおける一番の違いは「 ファイルの形式 」です。

Webページは「 HTML形式 」で、PDFファイルは「 テキスト形式 」になっています。

例えば、下の画像はWeb上で投稿機能を利用したブログ記事です。タグを利用して段階ごとに見出しをつけたりしているので、構成が分かりやすくなっています。

【 HTML形式のイメージ 】
HTML形式

次に、WordやExcel、PDFに適応されるファイル形式のデータです。文字を大きく目立たせたりはできるものの、文字だけでタグなどは使われていません。

【 テキスト形式のイメージ 】

テキスト形式

HTML形式の方がSEO対策がしやすい理由は、タイトルなどの重要な文章を「 タグ 」を利用してGoogleに伝えることができるためです。

見出し( hタグ )などがそうです。見出しにしたい文章にh1、h2などのタグを設定することで、Googleが「 これは何についてのページなのか 」を判断することを手助けします。

一方で、PDFはHTMLタグがなく、テキストがつらつらと書かれたファイルです。

こうした特徴から、SEO対策の方法がHTMLとは少し異なるところはありますが、SEO対策ができないわけではありません。

タグが使えなくても検索エンジンに登録してもらうことは可能ですし、評価結果をもとに検索結果で順番に表示される仕組み自体はWebページと一緒です。

それではここから、特に対策していただきたい4つの方法について解説していきます。

PDFファイルのSEO対策法4選

seo

先ほどもお伝えしましたが、PDFはHTMLと比較してSEO対策の効果が出にくいという事実があります。

ここで、SEOの効果を出すためにはPDF編集ソフトAdobe Acrobatを使用することが1つのポイントとなります。

その理由は、このソフトを利用すると、HTMLページでいうタグの設定が可能になるためです。

また、その他にもWebページと同じように対策できるところもありますので参考にしてみてください。

ここで紹介する4つの項目をおえれば、PDFのSEO対策はバッチリと言えるでしょう。

SEO対策① meta( メタ )情報を設定する

実は、PDFもHTMLページのように、meta情報を追記することができます。

meta情報には、ページのコンテンツに関する情報をキーワードや説明文のようにすることで検索エンジンやブラウザに「 これはどんなページなのか 」を伝えてくれる役割があります。

PDFファイルのメタ情報は、PDF編集ソフトのAdobe Acrobatを使用することで追記できます。

「 文書のプロパティ 」の「 概要 」から下記項目の設定が可能です。

・タイトル( PDFファイルの名前 )
・サブタイトル( PDFファイルの概要 )
・キーワード( PDFファイルの内容に沿った主要なワード )

それでは、これら3つについてもう少し詳しくお伝えします。

タイトル

PDFファイルのタイトルは、HTMLの「 title 」タグと同じ意味を持っています。

検索結果にはこのタイトルが表示されることになるので、ブログ記事を書く時などと同様にキーワードを含み、内容がシンプルかつ魅力的に伝わるようなものにしましょう。

なお、ここで話しているPDFのタイトルはファイル名とは全くの別物です。

ファイル名ではなく、メタ情報のタイトル部分を変更するようにしてください。

サブタイトル

PDFファイルのサブタイトルは、HTMLファイルの「 meta description( メタディスクリプション )」タグと同じ働きがあります。

検索結果でタイトル下に表示される「 説明文 」の部分です。

メタディスクリプション

こちらもWebページを作成する時と同じく、検索ユーザーにとって興味を持ってもらえるような概要をまとめます。

ちなみに、サブタイトルを入力しなかった場合は、GoogleがPDFファイル中の100字程度を自動でピックアップして表示します。

キーワード

PDFファイルのキーワードはHTMLファイルの「 meta keywords 」タグと同じ役割があります。

直接SEO的な効果はありませんが、検索エンジンは認識しますので、念のため主要なキーワードを3~5個ほど設定しましょう。

こちらもWebページと同じで、内容に合わないキーワードや、あまりにも多い数を設定した場合は逆効果になるため気をつけましょう。

SEO対策② リンクのアンカーテキストを最適化する

PDFファイルにリンクしているアンカーテキストにもポイントがあります。

アンカーテキストとは、「 リンクに書かれた文章 」のことを指します。

例えば、「 〇〇のパンフレットはこちら 」などの文字列です。

このリンクのアンカーテキストが適切であれば、リンク先のPDFファイルの内容をGoogleに正しく伝えることに繋がるため、SEOにも効果的です。

ただし、新商品を紹介している記事の中で、「 〇〇のパンフレットはこちら 」という文字列の中の「 こちら 」だけをPDFファイルへのリンクアンカーテキストとして設定してしまっていたら要注意です。

検索エンジンはアンカーテキストの部分のみから内容を判断しようとするため、「 こちら 」だけでは意味が伝わりません。

ファイルの内容が伝わる文字列全てをアンカーテキストとして選択するようにしましょう。

悪い例:◯◯のパンフレットは「 こちら 」( 最後だけ選択 )
良い例:「 ◯◯のパンフレットはこちら 」( 全て選択 )

SEO対策③ PDFファイルにも被リンクは有効

PDFファイルにはHTMLのWebページと同じく被リンク効果も期待できます。

つまり、PDFファイルからリンクが貼られたWebページは、被リンク数がカウントされるということです。

これについてはGoogleの公式HPでも発表されています。

ただし、あるWebページの被リンク数を稼ぎたいからといって、そのページのリンクを設置したPDFファイルを大量にアップロードするのはやめましょう。

そのようなことをしてもGoogleからの評価は上がりません。

SEO対策④ ユーザーファーストになるよう工夫する

PDFファイルでもテキスト情報が検索エンジンにクロールされ、評価されることが分かりましたよね。

それはすなわち、PDFでも検索エンジンが正しく内容を把握できるような工夫を施したり、ユーザーにとって分かりやすい文章構造にすることもSEOに良い影響を与えるということです。

では、できることをいくつか挙げてみたいと思います。

  • キーワードを文章中に適度にちりばめる
  • 文章の冒頭には内容の要約と結論を書く
  • 見出しを作り、その次に詳細を記述する

ただし、ユーザーにとってPDFファイルは、スマホの画面をスクロールさせながら読み進めていくブログなどのWebページよりも「 書籍 」に近い感覚です。

このため、記事のように見出しを目立たせて流し読みもできるようにするというよりは、そのPDFを書籍のような感覚で開いたユーザーが最後まで読み進められるような文書である方が親切です。

内容の把握のしやすさだけでなく、読み応えがあるコンテンツにするために中身を充実させましょう。

PDFファイルのSEO対策で注意すべき点

pc

注意点① 印刷スキャンのPDFファイルはSEO対策が難しい

資料などを印刷機でスキャンしてデータ化したPDFファイルは、画像としてGoogleに認識されます。

画像内の文字を認識する精度も上がってはきているものの、SEO対策をするには難しいです。

原本はWordかExcelで作成し管理されているはずですので、そのままPDFファイル化したものを利用するようにしましょう。

注意点②PDFファイル内の画像は認識されない

たとえスキャンしたデータではなくでも、PDFファイル内の画像は認識されません。

テキスト部分だけがSEOに影響しますので覚えておきましょう。

注意点③ 他の記事と重複しないようにする

すでに公開されている記事と同じ内容のPDFファイルを挿入することはおすすめできません。

というのも、記事とPDFファイルという違いがあっても、検索エンジンは重複しているコンテンツであると判断するためです。

SEOに悪い影響を与えてしまう可能性がありますので、なるべく他にある記事と同じ内容のPDFファイルは公開しないようにしましょう。

ただし、どうしてもHTMLページと重複する内容のPDFファイルを公開する必要があるのであれば、2つのうち優先したいページのヘッダーに「 canonicalタグ 」を挿入しましょう。

canonicalタグに関してはこちらの記事をご覧ください。

関連記事:【 徹底解析 】canonical( カノニカル )とは?記述方法やSEOにおける重要性について

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、PDFファイルにおけるSEOのテクニックについて解説しました。それでは、最後に本記事で紹介した内容をおさらいしてみましょう。

対策

  • Adobe ACでタイトル、サブタイトル、キーワードを設定する
  • リンクのアンカーテキストを意味の伝わる文字列にする
  • PDFファイルでも被リンク効果はある
  • ユーザーが読み応えのある中身を作る

注意点

  • 印刷機でスキャンしたPDFファイルは利用しない
  • PDF内の画像は認識されない
  • HTMLのWebページと重複した内容のPDFはなるべくアップしない

もちろんPDFファイルの内容が充実しており、ユーザーにとって価値のある情報であることが何よりも大切ですが、これらのポイントをしっかり押さえてSEO効果の恩恵もしっかりと受け取れるようにしてみましょう。

 

ご相談無料
SEO・コンテンツマーケティングなら
メールでのお問い合わせ

Facebook

Twitter

LINE

はてなブログ

RSS