YouTubeで動画配信をする上で大切な要素の1つである「 タグ 」ですが、実際にどんな役割を果たしているのか、あまり理解できていないままYouTube運用をしているという方もいるのではないでしょうか。
今回の記事では「 タグ 」の役割や付け方、見方について詳しく解説していきます!
既にYouTubeを始めているという方はもちろん、これから動画配信を始めてみようという方はぜひ参考にしてみてください!
YouTubeのタグとは?
YouTubeにおけるタグとは、動画に追加できるキーワードのことをいいます。タグを追加することで視聴者が動画の内容を理解しやすくなるほか、検索順位が上がるといった効果も期待できます。
混同しやすい 「 #ハッシュタグ 」との違いは、その効果です。
ハッシュタグは主に検索結果からの流入を図る際に用いることが多く、一方でタグの場合は、関連動画からの流入を図る際に使用します。
2つの違いをしっかりと理解して上手に活用することで、視聴者数UPも期待できます。
YouTubeのタグ付けの効果
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タグ付けをすることで、アップロードした動画がどういったカテゴリーに属するのかをYouTubeに対して示すことができます。
動画に関連するキーワードをタグとして追加しておくことで、検索順位に反映されるだけでなく、似たカテゴリーの動画を再生した際に関連動画として表示されやすくなります。
関連動画に表示されることで、自分の動画の再生数アップが期待できることはもちろん、視聴者が他のチャンネルへ移動してしまうことも防ぐことができます。
YouTubeタグの付け方(iPhoneの場合)
では実際に、YouTube動画にタグを付ける方法を解説していきます!
今回はiPhoneを使ったやり方をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
新規動画に追加する場合
まずは新規動画にタグを追加する方法を解説していきます。
①YouTube Studioにログイン(アプリではなく、ブラウザからログインしてください)
②「 チャンネルのダッシュボード 」の画面右上にある「 作成 」ボタンをタップ。
③アップロードしたい動画のファイルを選択。
④アップロードが完了すると詳細情報を設定するページが表示されるので、画面下部にある「その他のオプション」をタップ。
⑤「 タグ 」の入力バーに追加したいキーワードを入力。(複数のキーワードを追加する場合は各キーワードの後にカンマを入力しましょう)
⑥その他、必要な項目を入力し「保存」をタップしたら完了です。
アップロード済みの既存動画に追加する場合
続いて、既にアップロード済みの動画に後から追加する方法を解説します。
①Youtube Studioにログインします。(アプリではなく、ブラウザでログインしてください)
②画面左側のメニューから「 動画 」を選択して、タグを追加したい動画にチェックをします。
③「 編集 」のメニューが表示されるので、メニュー右側の▼をタップします。
④メニュー内の「 タグ 」を選択。力バーに追加したいキーワードを入力して、右上の「 動画を更新 」をタップして完了です。
タグ付けのポイント
タグの効果や付け方を理解したところで、タグ付けをする際に気を付けておきたいポイントをいくつかご紹介します!
チャンネル名とチャンネルIDを入れる
まずは、自分のチャンネル名とチャンネルIDを入れておきましょう。
チャンネルIDはマイチャンネルのリンクから確認することができます。
自分のチャンネルにログインしたら、左側のサイドメニューから「 マイチャンネル 」を選択しましょう。
●●●の部分がチャンネルIDです。
タグにチャンネル名とチャンネルIDを追加することで、アップロードした動画を自分の関連動画に表示しやすくすることが可能です。
タグにキーワードを入れて動画の概要を説明する
動画に関連するキーワードをタグとして追加することで、動画の概要を説明することができます。
例えば、野球に関する動画をアップロードした際にタグを「野球」に設定しておくことで、その動画に訪問したユーザーは、動画を視聴しなくても野球に関する動画であることがひと目で理解できるようになります。
他の動画の関連動画に表示させる
自分がアップロードした動画と同じジャンルの動画で、検索順位が上位の動画のタグを参考にしてみましょう。
上位表示されている動画と似たタグにすることで、自分の動画を関連動画として表示させやすくなります。
タグをコピペしてそのまま使うことはおすすめできませんが、上位表示されている動画を参考にしてタグ作成に挑戦してみるのもいいかもしれません。
タグの見方・確認方法
iPhoneでタグを確認するには「 Tags for YT 」というアプリをインストールする必要があります。あらかじめインストールしておきましょう。
①まずは「 YouTube(アプリでも可) 」を開きます。
②確認したい動画を表示して、画面中央の「 共有 」をタップします。
③「 コピー 」をタップして動画のURLをコピー。
④次に、「 Tags for YT 」を開きます。
⑤画面上部の入力バーに、先ほどコピーしたURLをペースト。
⑥「 完了 」をタップするとタグが表示されます。
YouTubeのタグ作成ツールおすすめ3選
タグを作成するのが苦手という方は、作成ツールを使うのもおすすめです。
ここでは、YouTubeのタグを作成する際に便利な作成ツールをご紹介します。
どれも簡単に作成できるツールなので、ぜひ活用してみてください!
・Keyword Keg ・Keywordtool.io ・VidIQ |
①Keyword Keg
Keyword Kegを使用することで、タグとして追加したいキーワードの検索数やクリック単価、競合率、SEO難易度、推奨キーワードなどタグの作成に役立つ情報が表示されます。
国や言語による絞り込みも可能なので、国内だけでなく世界に向けた動画を作成する際にも便利なツールです。
②Keywordtool.io
Keywordtool.ioは、狙いたいキーワードを入力するだけで推奨キーワードや検索数だけでなく、過去12ヶ月間のトレンド推移も確認することができます。
キーワードを含んだハッシュタグも表示されるので、関連動画だけでなく検索結果からの流入対策も行うことが可能です。
③VidIQ
VidIQは、YouTubeにおいて、上位表示されるためには何を対策すれば数値として簡単に確認できる無料分析ツールです。
タグにしたいキーワードを入力すると、関連キーワードのほかに関連スコアや検索スコア、競合スコアといったスコアが表示されます。
何よりVidIQはYouTubeが公式で公開している分析ツールなので、かなり信頼度が高いツールと言えるでしょう。
まとめ
今回は、YouTubeにおけるタグの役割、付け方や確認方法をご紹介しました。
意外と見落としがちなタグの機能ですが、YouTubeを運用するにあたってかなり重要な役割を果たしていることがお分かりいただけたかと思います。
動画をアップロードする際は、今一度タグについて確認してみてはいかがでしょうか。