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SNSの運用代行とは?メリットやデメリット、運用会社を紹介

Webサイトと同様にSNSは情報発信を行う上で重要な媒体となりました。

しかし、SNSの投稿までリソースを割くことができないといった企業や個人事業の方は多いのではないでしょうか。

そのような時に便利なのが「 SNSの運用代行 」です。

この記事では、以下についてまとめました。SNSの代行についてもっと知りたい という方はぜひ参考にしてみてください。

SNSの運用代行とはどのようなサービス?

SNSの運用代行とは一体どのようなサービスなのでしょうか?ここではSNSの運用代行の概要やSNSの運用代行にかかる費用を紹介していきます。

SNSの運用代行とは?

SNSの運用代行とはその名の通り、SNSの運用を他社あるいは他者に代行してもらうことをいいます。

SNSの運用会社には運用に関するノウハウがたまっているため、プロの目線からSNSの運用を行うことが可能です。

SNSの運用代行にかかる費用

SNSの運用代行にかかる費用はどのくらいなのでしょうか?

SNS運用代行にかかる月額費用やSNSの運用代行業務

費用(月額) 10万円程度 20万円程度 50万円程度
SNSの運用代行業務 ・SNSの投稿
・SNSの文章作成
・SNSの投稿
・SNSの文章作成
・コメント対応
・SNSの分析
・SNSの投稿
・SNSの文章作成
・コメント対応
・SNSの分析
・広告の運用

どの程度業務を外注したいかによってSNSの運用代行にかかる費用は変動します。

どこまでの作業を任せるのか、完全にSNSは代行業者に任せるのかといった部分を考えてからSNS代行を検討しましょう。

SNSの運用代行におけるメリット

SNSの運用代行におけるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

ここではSNSの運用代行のメリットである以下4つを紹介していきます。

  • 時間を買うことができる
  • 定期的な安定運用ができる
  • コメントの監視や炎上回避ができる
  • 分析をおこなった上での運用ができる

時間を買うことができる

Webサイトの更新やメインサービスの開発などの業務に加えてSNSを運用する場合はいくら時間があっても足りません。

このような場合にSNSの運用代行を依頼すると、SNSを運用する時間を丸々他の業務に充てることが可能となるため時間を買うことが可能です。

定期的な安定運用ができる

「 時間を買うことができる 」でも解説しましたが、SNS運用をしている暇がないといった企業や個人では定期的なSNSの投稿ができません。

SNS運用では一気に投稿を行うのではなく、定期的に投稿を行う方が露出が増えるために広告効果が上がります。

従ってSNSの運用代行を利用し、安定的な運用を行うことにより、コストよりも効果が確認されるのであればSNS運用代行を検討してみてもいいでしょう。

また個人でSNSを運用している場合は平日の昼間にSNSを運用することができないため、昼間の投稿をお願いしたいといった例からSNS運用代行をお願いしているケースもあります。

コメントの監視や炎上回避ができる

SNS運用を行い、フォロワー数が増加すると悪質なコメントが発生し、ヘイトにつながる可能があるコメントがでてきます。

初期段階で対応ができれば、炎上という最悪のケースを回避できるため、SNS運用代行を依頼することによりコメントの監視を徹底している企業もあります。

また、コメント対応がこまめだと「 サポートが充実している 」というブランディングにも繋がるため非常に効果的です。

分析をおこなった上での運用ができる

SNS運用はただ投稿するものではなく、過去の投稿や他の人の投稿から効果が高かったものを分析し投稿することにより、最大の効果を得られます。

従って日々のSNS投稿の分析は必須ですが、分析に時間をかけることができない企業や個人もいるでしょう。

SNS運用代行を使用することにより、分析に基づいた投稿を行うことが可能になります。

SNSの運用代行におけるデメリット

SNSの運用代行におけるメリットを紹介しましたが、SNSの運用代行のデメリットはあるのでしょうか?

ここではSNSの運用代行のデメリットである以下3つを紹介していきます。

  • 細かなSNS対応ができない
  • 自社運用よりコストがかかってしまう
  • 自社の情報が流出してしまう

細かなSNS対応ができない

SNSのコメント返信にはSNSの運用代行業者が知りえないコメントもあるでしょう。( 商品に関係する詳しい説明等 )

簡単なコメント返信であれば対応可能なものの、細かな対応となると本部とのコミュニケーションコストが発生してしまい、結果的に自社でSNS担当を置いた方が良かったというケースも考えられます。

SNSの運用代行を依頼する前に自社でSNS運用はできないか再度検討してみてから依頼を考えるのがおすすめです。

自社運用よりコストがかかってしまう

自社でSNSを運用するよりも高額なコストがかかってしまう場合があります。

高額なコストを支払った結果、運用成績が育てばよいですが、運用結果が芳しくない場合はコストのみがかかる赤字となってしまいます。

自社の情報が流出してしまう

秘密保持契約書を交わせば法的リスクを相手にかけることは可能ですが、社内の情報を社外の方と共有する形になります。

自社の情報をなんとしても外に出したくない企業にとってはデメリットといえるでしょう。

SNSの運用代行会社は何を基準に選べばいいのか?

SNSの運用代行のメリットやデメリットを紹介してきましたが、SNSの運用代行会社を選ぶ際は何を基準とすれば良いのでしょうか?

ここではSNSの運用代行会社を選ぶ基準である

  • 施策に関するKPIやKGIがはっきりしている
  • 自分が依頼する業種での実績有無
  • 具体的な施策プランを多数保有している
  • 費用が高額でないか

について紹介していきます。

「 SNSの運用代行会社は何を基準に選べばよいか知りたい 」という方はぜひ参考にしてみてください。

施策に関するKPIやKGIがはっきりしている

SNS運用において何をKPI・KGIにするのか、施策がはっきりしているかは重要です。

KPIはKey Performance Indicatorsの略称、KGIはKey Goal Indicatorの略称となります。

KGIが運用計画における最終目標、KPIが中間目標をのことをいい、KGIを達成するために複数のKPI達成を目指していきます。

例えばKGIがSNSの登録者数を増加させることだとしたら、1日の投稿数や1投稿あたりのインプレッション数値をKPIにするといった形です。

施策を打ってはトライアンドエラーを繰り返す業務がSNS運用なため、ただ施策を打って終わりといったケースやKPI・KGIがはっきりせず何を目的に施策を打っているのか分からない場合は危険といえるでしょう。

自分が依頼する業種での実績有無

SNSの運用は顧客と密にコミュニケーションをとるため運用する会社の業種に詳しくないと効果的な施策を打つことができません。

SNSの運用代行を検討する場合はSNS代行会社がその業種や分野で結果を出したことがある企業なのか確認するのも重要といえるでしょう。

具体的な施策プランを多数保有している

「 ABテスト 」は有名ですが、このようにSNS運用を行う上での具体的な施策を多数保有しているか、運用を行った経験があるのかはSNSの運用代行会社を選ぶ際に重要なファクターといえるでしょう。

SNS運用のノウハウが蓄積されているSNSの運用代行会社を選ぶことが重要です。

費用が高額でないか

SNSの運用代行におけるデメリットの「 自社運用よりコストがかかってしまう 」でも解説しましたが、費用が高額だとSNS運用の効果以上の損失を被る可能性があります。

そのため「 費用が高額かどうか 」もSNS運用会社を選ぶポイントといえるでしょう。

SNS運用代行会社を8つ紹介

ここではSNS運用代行会社を以下の8つ紹介していきます。

  • Members( メンバーズ )
  • GLOBAL LINK JAPAN( グローバルリンクジャパン )
  • AnyPod( エニーポッド )
  • CSreorterS( シーエスレポーターズ )
  • SmartPR( スマートピーアール )
  • FrontSupport( フロントサポート )
  • MARQS( マークス )
  • ライトアップ

SNSの運用代行会社を選ぶ際の基準から自分のSNS運用にあったSNS運用代行会社を見つけましょう。

「 どのようなSNS運用代行会社があるか知りたい 」という方はぜひ参考にしてみてください。

Social Media Lab( ソーシャルメディアラボ )

代行できるSNSの種類
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Instagram
料金 50万円~

Social Media Labは株式会社ガイアックスが運営するSNS運営代行会社となります。

サービスとしてはSNSの運用代行の他にも

  • SNSマーケティングの分関や企画
  • ノウハウ提供
  • キャンペーンサポート

などを行ってくれます。

500以上の運用実績から安定したSNS運用が期待できます。

Members( メンバーズ )

代行できるSNSの種類
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Instagram
  • YouTube
  • ウェイボ
  • ウェイシン
料金 15万円~

LinkedInやウェイボ、WeChatといったマイナーなSNS運用代行もおこなっているのがMembersの特徴です。

50社以上の実績や30名規模の専任体制から各業種に最適なマーケティングを行うことができます。

サービスとしてはSNSの運用代行の他にも以下のようなものがあります。

  • SNSのキャンペーン代行
  • アカウント一括管理
  • 炎上防止サービス

GLOBAL LINK JAPAN( グローバルリンクジャパン )

代行できるSNSの種類
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Instagram
料金 49.8万円~

GLOBAL LINK JAPANはFacebookやTwitter、Instagram、LINEに特化したSNS運用代行会社です。

独自AIツールを使用してマーケティングを管理できることが特徴です。

サービス内容としてはSNSの運用代行の他にも「 Instagramの撮影 」や「 SNSの記事管理 」などがあります。

AnyPod( エニーポッド )

代行できるSNSの種類
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Instagram
  • YouTube
料金 16.8万円~

AnyPodは株式会社Tenmuが運営しており、100アカウント以上の運用実績があります。

「 はなさか爺さんプラン 」や「 わらしべ長者プラン 」、「 桃太郎プラン 」の3種プランが用意されており、各種サービス内容によって価格が変動します。( 左のプランから順に費用が高額になります。 )

サービス内容としてはSNSの運用代行の他にも以下のようなものがあります。

  • SNS運営ディレクション
  • 親密度UP政策
  • 広報やマーケティング企画

CSreorterS( シーエスレポーターズ )

代行できるSNSの種類
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Instagram
  • YouTube
料金 7万円~

CSreorterSはSNS運用代行以外にもWebサイトや動画、AR、VR制作を請け負っている会社になります。

ソニーピクチャーズやメガバスといった有名企業との実績もある会社です。

SmartPR( スマートピーアール )

代行できるSNSの種類
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Instagram
  • YouTube
料金 無料相談~

SmartPRはサポート体制が充実しているSNS運用代行会社となっています。

サービス内容としてはSNSの運用代行の他にも「 SNS企画立案 」、「 DM返信 」などがあります。

現在はSNS代行サービスは停止しており、SNSにおける便利ツールのみ提供しています。

FrontSupport( フロントサポート )

代行できるSNSの種類
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Instagram
料金 要相談

FrontSupportはFacebookやTwitter、Instagram、LINEに特化したSNS運用代行会社です。

顧客の潜在ニーズにリーチするのが特徴となっています。

サービス内容としてはSNSの運用代行の他にも以下のようなものがあります。

  • SNS連動キャンペーン
  • コメント管理
  • 競合分析

MARQS( マークス )

代行できるSNSの種類
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Instagram
料金 3万円~

MARQSはSNSの運用代行だけでなくSEO対策もおこなっている会社です。

FacebookやTwitter、Instagram、LINEに特化したSNS運用代行会社となり、費用が安いのが特徴です。

ライトアップ

代行できるSNSの種類
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Instagram
料金 要相談

ライトアップはSNSの運用代行だけでなく、Web制作やCMS構築も請け負っており、メディア開発をしたい方にはおすすめの会社となります。

サービス内容としてはSNSの運用代行の他にも「 コンテンツ作成 」や「 コメント管理 」などがあります。

SNSの運用代行を利用して効率を的な運用を行おう

いかがでしたでしょうか?

SNSの運用はメディアを運用している方はもちろん、自分の事業を持っている方には必須といえる時代になりました。

しかし、メディア担当者はただでさえ業務が多忙になるケースが多く、SNSの運用まで手が回らないといったこともあるでしょう。

プロにSNSの運用を任せたい方やSNS運用の時間が取れないといった方はこの記事を参考にSNS運用代行を検討してみてはいかがでしょうか。