今回は、
- Facebookライブの始め方
- Facebookライブを行う際の注意点やコツ
などといった、Facebookライブを行う上で必要な知識を紹介していきます。
Facebookライブとは
Facebookライブは、その名の通りFacebook上でライブ配信を行うことができる機能で、PC・スマートフォンのどちらからでも配信することができます。
Facebookライブでは、フィルター機能で画面の色合いの変更、顔を自動で検出してマスクを付けるなどFacebookライブ独自の機能を使用することが可能です。
そんなFacebookライブですが、これまでは他のライブ配信プラットフォームに比べるとあまり目立った存在ではなく、あまり盛り上がっているコンテンツとは言えませんでした。
しかし、新型コロナウイルスによる外出自粛や、それに伴って芸能人などがFacebookライブを始め出した影響で、今になって盛り上がりを見せています。
Facebookライブを行う場所別のメリット・デメリット
Facebookライブは、
- 個人アカウント
- Facebookページ
- Facebookグループ
の3つの場所で配信することができます。
ここでは、それぞれの場所でライブを行うメリット・デメリットについて解説していきます。
個人アカウント
個人アカウントは、Facebookを利用しているすべてのユーザーが所持しているアカウントであるため、3つのライブ場所の中で一番多くの人に見てもらえる可能性があります。
また、視聴者にライブをシェアしてもらうことができれば、さらに多くの人に見てもらうことも可能でしょう。
デメリットとしては、友達に視聴されるので、「 友達に見られるのは恥ずかしい 」と思う人にはもしかしたら厳しいかもしれません。
どうしても友達に見られたくないと言う場合は、他の場所でライブを行うべきでしょう。
Facebookページ
Facebookページは、個人アカウントと違いFacebookアカウントを持っていない人にも見てもらえるかもしれないという特徴があります。
しかし、Facebookページは、個人アカウントに比べて友達に見てもらえる可能性は低く、個人アカウントのようにシェアで見てくれる人が増えるということもありません。
なので、「 Facebookアカウントを持っていない人にも見てほしい 」「 あまり友達に見てほしくはない 」と言う人はFacebookページでのライブを検討してもいいでしょう。
Facebookグループ
Facebookグループでは、「 公開 」「 非公開 」「 秘密 」の中から公開範囲を設定することができます。
Facebookグループライブの特徴としては、公開範囲を制限することでグループに参加した一部の限られた人にだけ配信できます。
逆に、グループに参加してもらわなければライブを見れないため、より多くの人に見てもらいたいと言う場合は向きません。
Facebookライブを行う方法
FacebookライブはPCとスマホのどちらからでも配信を始めることができます。それぞれ配信を行うまでの手順を紹介していきます。
スマホからライブを行う方法
まず、Facebookアプリ開き「 ライブ 」のボタンをタップします。
次に共有範囲の設定ですが、できるだけ多くの人に見てほしいのであれば「 公開 」、テスト配信をしたいだけであれば「 自分のみ 」など目的に応じて設定していきましょう。
次に、Facebookライブの説明文を入力し、「 ライブ動画を開始 」をタップすれば配信を開始することができます。
「 LIVE 」の文字が画面の左上に表示されていれば、ちゃんと配信されている状態なので、きちんと配信されているか不安な時は画面左上をチェックしましょう。
ライブを開始したら、スマホが手ブレしないように固定することをオススメします。
配信を終わらせる場合は、画面右下の「 終了 」ボタンをタップしてください。
すると、この配信の映像を配信後に投稿するかどうかの選択画面が表示されます。
- ストーリーで配信動画を24時間表示
- タイムラインに動画を投稿
- HDでアップロード
上記3つの中から必要な項目にチェックを入れましょう。
また、「 保存 」をタップすると配信動画がスマホに保存されます。
この3つの選択肢と動画の「 保存 」は配信を終了したこのタイミングでしか行うことができないため注意しましょう。
最後に「 シェア 」をタップすると、動画がシェアされます。
PCからライブを行う方法
パソコンでFacebookライブを行いたい場合は、Webカメラとマイクが必要になります。
ノートパソコンの場合は、標準搭載されている場合が多いですが、デスクトップパソコンを利用している場合は、事前にこれらの用意をしておいてください。
まず、Facebookの投稿作成の画面にある「 ・・・ 」ボタンをクリックします。
次に、表示された項目の中から「 ライブ動画 」をクリックしましょう。
次の画面で、「 ライブ配信を開始 」をクリックすると配信を始めることができます。
ライブを終了したい時は、画面右下の「 ライブ動画を終了 」をクリックしましょう。
「 このライブ動画を終了しますか? 」という確認メッセージが出てくるため、「 終了 」をクリックすれば配信を終えることができます。
終了後の画面で「 完了 」をクリックすると、Facebookライブの動画がタイムラインにアップされます。タイムラインに載せたくない場合は、「 動画を削除 」をクリックしましょう。
関連記事:FacebookLiveのライブ配信方法と上手に配信するコツを解説
Facebookライブを行う際の注意点とコツ
次に、Facebookライブを最大限活用していくための注意点やコツについて解説していきます。
テストをしておく
Facebookライブの公開範囲を「 自分のみ 」に設定し、テストを行っておきましょう。ここで、カメラの角度や映っている自分の顔など、自分の見え方などを確認して本番に臨みましょう。
ライブの前後に投稿をしない
Facebookライブの動画は他の投稿よりも優先的に表示されるような仕組みになっています。そのため、Facebookライブの前後に投稿をするとその投稿が表示されなくなってしまう可能性があります。
Facebookライブの前後2時間は投稿を控えた方が良いでしょう。
繰り返し自己紹介する
自己紹介はライブを始めた直後にするかと思いますが、初めに言うだけではいけません。なぜなら、途中から配信を見に来て、最初の自己紹介を聞いていない人もいるからです。
最初の自己紹介だけではなく、一定時間ごとや、視聴者が大きく増えたタイミングなどでもう一度自己紹介をしましょう。
興味を引くような映像にする
Facebookの動画は、ニュースフィード上で、自動でミュートの状態で再生されます。そこで、音声がない映像の時点で「 お、面白そうだな 」とユーザーの気を惹く動画にしておくと効果的で視聴者が増えます。
もちろん見ている映像が面白ければ、多くの人が見続けてくれる可能性が高くなるので、既存の視聴者を維持するためにも効果的です。
視聴者に動画の「 いいね 」「 シェア 」を促す
Facebookのアルゴリズム上、「 いいね! 」やシェアの数に基づいて投稿の優先度が決められてます。
そのため、ライブ動画も「 いいね! 」や シェアの数が多いほど、より多くの人のニュースフィードに表示されるようになります。
ですが、Facebookライブの動画は、その他の投稿に比べ「 いいね!」やシェアをしてもらいにくい傾向があります。
そこで「 良かったらいいねとシェアをお願いします。 」など、視聴者に「 いいね! 」やシェアを促す言葉をかけると良いでしょう。
コメントしてくれた人を名前で呼ぶ
ライブへのコメント数が増えることでも、ニュースフィードへ動画が表示されやすくなります。
視聴者にコメント入力をお願いし、コメントをしてくれた人の名前を読んであげることで、ライブ動画のコメント数が増えるようにしましょう。
また、コメント数の話だけではなく、コメントを読んでもらえた視聴者はその配信にもっと居たいと言う気持ちになるので、既存視聴者の維持にも効果があります。
他の人にコメントをチェックして応答してもらう
Facebookライブで配信をする時、撮影中一人でカメラを見ながら、コメントを確認するのは難しい作業です。
できればもう一人の誰かがアカウントにログインし、コメントをチェックしてくれる役割をしてもらうのが良いでしょう。
そうすれば、カメラに集中しつつコメントの確認をすることができます。
視聴者にライブの通知をオンしてもらう
「 いいね! 」やシェアをお願いする際、ライブの通知もオンにしてもらえるようお願いしてみましょう。
視聴者側が、ライブの投稿画面の右上にある下向きの矢印をクリックし、「 通知をオンにする 」を選択すればOKです。
これで、次のライブに来てくれる可能性が高くなります。
10分以上は配信する
ライブを始めると、徐々に多くの人のニュースフィードに表示され始めます。つまり、配信を長く続ければ続けるほどより多くの人に見てもらえる可能性が高くなるということです。
なので、最低でも10分は配信をし、長めの配信を心がけましょう。ただし、1回のライブ配信の長さは90分が限度です。
配信終了時の挨拶を忘れない
ライブを終了するときに、「 見てくれてありがとうございました! 」などの挨拶を忘れないようにしましょう。
また、「 また会いましょう 」「 次の配信も見に来てくださいね 」などの言葉をつけておくと、視聴者が次回の配信にも来てくれるかもしれません。
まとめ
以上
- Facebookライブとは
- 配信場所別のメリット・デメリット
- Facebookライブを行う方法
- Facebookライブを行う際の注意点とコツ
について説明してきました。この記事の内容を活用して、あなたもFacebookライブを始めてみてはいかがでしょうか。