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Facebookのブロックとは|やり方・された時の確認方法・注意点

今回は、

  • ブロックの効果とやり方
  • ブロック以外で相手と距離を置く機能
  • ブロックされるとどうなるのか
  • ブロックされているか否かを確認する方法

など、Facebookのブロック機能を利用していく上で必要な知識を解説していきます。

Facebookで「 ブロック 」するとどうなるのか

ストップ

 

始めに、Facebookでユーザーをブロックする方法、ブロックの効果、ブロックの解除について説明していきます。

ブロックすると

他ユーザーをブロックすると、お互いに「 Facebook上に存在しないユーザー 」のような扱いになります。

そのため、コンテンツを閲覧することができず、コメントや「 いいね!」などのアクションをすることもできなくなります。

また、Facebookの検索機能で相手のユーザー名を検索しても、検索結果に表示されなくなります。ブロックする相手と「 友達 」だった場合はブロックすることで友達リストからも削除されます。

ブロックしようとすると、相手があなたに対してできなくなることの注意事項が表示されます。19

参照|Facebook ブロックして相手と関わらないようにする

あなたのタイムラインの投稿を見る

ブロックをすると、相手はこちら側のタイムラインを閲覧できなくなります。

関連記事:Facebookタイムラインを使いこなす4つの方法

あなたをタグ付けする

「 タグ付け 」は写真をアップする際に、一緒に写っている人のタイムラインへのリンクを付ける機能です。

ブロックをすると、相手が写真をアップする際、タグ付けの候補としてあなたの名前が表示されなくなります。

あなたをイベントやグループへ招待する

イベントやグループへ招待する際に、候補の中にあなたの名前が表示されなくなります。

あなたとスレッドを開始する

「 スレッドを開始 」とは、「 チャット 」での会話を始めることです。過去の会話は消去されませんが、ブロックして以降は会話のやり取りができなくなります。

あなたと友達になる

ブロックをすると、お互いに友達に追加することができなくなります。

このように、ブロックをすると過去の会話スレッドなどのごく一部の情報を除きお互いの情報を閲覧することができなくなり、お互いにほぼ「 Facebook上に存在しないユーザー 」となってしまいます。

ブロックを解除すると

ブロックを解除する時は、PCの場合は設定メニューから「 ブロック 」の項目へ進み、相手のユーザー名の隣になる「 ブロックを解除 」から解除できます。

Facebook

スマホの場合は、設定からブロックした時に同じように、「 設定とプライバシー 」→「 設定 」に進み、下へスクロールして「 ブロック 」の項目をタップし、ブロックリストへ進みます。

ブロックリストにあるユーザー名の隣にある「 ブロックを解除 」をタップすれば完了です。

Facebook

ブロックを解除すると「 友達 」以外の項目に関しては、全てブロック以前の状態に戻ります。

ただし、相手がブロックによって「 友達 」から削除された場合は、ブロックを解除しても「 友達 」には戻らないため、もう一度友達リクエストを送って追加しなおさなければなりません。

ちなみに、ブロック解除から48時間は同じユーザーを再度ブロックすることはできません。

ブロックする方法

Facebookでユーザーをブロックには、タイムラインからのブロックまたは、設定ページからブロックする方法があります。

タイムラインからのブロック( PCの場合 )

ブロックしたいユーザーのタイムラインを開き「 ・・・ 」マークの中から「 ブロックする 」をクリックしてください。

スクリーンショットの画面 自動的に生成された説明

「 ブロックする 」をクリックすると下の画像のような画面が表示されるので、ここで「 承認 」をクリックすればブロック完了です。

タイムラインからのブロック( スマホの場合 )

スマホからブロックする場合は、相手のプロフィールページの「 ・・・ 」から「 ブロックする 」をタップすれば完了です。

Facebook
参照|Facebookで「ブロック」したら/されたらどうなるか? 覚えておきたい効果と確認方法

設定ページからブロック( PCの場合 )

はじめに画面右上の「 ▼ 」から「 設定 」をクリックしてください。

スクリーンショットの画面 自動的に生成された説明

次に、画面左側のメニューから「 ブロック 」をクリックし、「 ユーザーをブロック 」の入力欄に相手のユーザーネームまたはメールアドレスを入力します。

パソコンの画面 自動的に生成された説明

入力したユーザーネームに類似したアカウント一覧が表示されるため、ここからブロックしたいユーザーを選び「 ブロックする 」をクリックすれば完了です。

設定ページからブロック( スマホの場合 )

スマホの場合は、まず画面右下にあるメニューボタンをタップし「 設定とプライバシー 」→「 設定 」に進み、下へスクロールして「 ブロック 」の項目をタップします。

Facebook
参照|Facebookで「ブロック」したら/されたらどうなるか? 覚えておきたい効果と確認方法

次に「 ブロックリストに追加 」をタップし、画面上の検索窓にブロックしたい相手のユーザーネーム( 一部でもOK )を入力してください。

入力した文字列に類似したユーザーネームのアカウントが表示されるので、そこからブロックしたい相手を選択し、「 ブロックする 」をタップすれば完了です。

Facebook
参照|Facebookで「ブロック」したら/されたらどうなるか? 覚えておきたい効果と確認方法

自分がブロックされているかどうかを確認する方法

チェック

Facebookでは、自分がブロックされても「 〇〇にブロックされました 」のような通知がくることはありません。

しかし、相手にブロックされているかどうかは簡単にチェックすることができます。ここでは、自分がブロックされているかどうかを確認する方法を紹介します。

友達リストを確認する

すでに説明してきた通り、ブロックされると同時に相手と友達ではなくなります。

友達リストを確認して、今まで友達だったユーザーがリストにいなかった場合は、ブロックまたは友達からの削除のどちらかをされています

その相手のユーザー名を検索して、検索できる場合は友達から削除されている、検索できなくなっている場合はブロックされていると認識しましょう。

共通の友達の投稿へのコメントを確認する

ブロックされていると、お互いの投稿を閲覧できなくなりますが、共通の友達の投稿を変わらず閲覧することができます。

共通の友達にブロックした側の相手がコメントを残している場合、ブロックされた側はそのコメントを閲覧できません

「 コメント1件 」と表示されているのに1つもコメントが見えないなど、コメント数の表示と見えるコメントの数に違いがある場合は、ブロックされているかもしれません。

検索エンジンで相手の名前を検索する

ブロックされていると、Facebook内の検索では相手ユーザーを見つけることはできませんが、Googleなどの検索エンジンでは検索できる場合があります。

検索結果のリンクをクリックしても、エラーページが表示され相手のページを閲覧することはできませんが、相手がまだFacebookを利用していることは確認できます。

まだFacebookを利用しているにもかかわらず、Facebook内の検索に引っかからないという場合は、相手にブロックされているかもしれません。

Facebookで「 ブロック 」されたらどうなるのか

悩む女性

次に、Facebookで自分がブロックされたらどうなるかについて解説していきます。

投稿・プロフィールを閲覧できなくなる

ブロックされると、相手の投稿・プロフィールページが見られなくなります。

相手の投稿がタイムラインに残っていたとしても、そこから相手のプロフィールページに飛ぶことはできず、検索エンジンにURLを直接入力しても相手のページを見ることはできません。

友達に追加できなくなる

ブロックされると、相手を友達に追加することができなくなります。ブロック以前に友達になっていた場合は、ブロックと同時に友達ではなくなります。

タグ付けできなくなる

写真を投稿する際にユーザーをタグ付けする場合がありますが、ブロックされていると、そのタグ付けの候補の中に相手の名前が表示されなくなります。

イベントやグループへ招待できなくなる

タグ付けと同様に、イベントやグループへユーザーを招待する際に、候補の中にブロックされた相手の名前が表示されなくなります。

メッセージを送れなくなる

ブロックされると相手とメッセージのやり取りができなくなります。過去のメッセージの履歴が削除されることはありませんが、ブロック以降メッセージを送ることはできなくなります。

ブロック以外で相手と距離を置く方法

ソーシャルディスタンス

次に、ブロック以外で相手と距離を置く方法について解説していきます。

Facebookにおけるブロックは相手を強く拒絶する機能であり、オフラインで交流のある人などをブロックしてしまうと今後の人間関係に問題を生じさせてしまうかもしれません。

Facebookでは、ブロック意外にも相手との距離感を制限できる設定が用意されています。

そのため、相手に強い拒絶を示しているわけではなく、自分の投稿を見られたくないだけの場合は、ブロックをしなくても対応可能です。

最初からブロックしてしまうのではなく、まずはそれらの設定を活用してみてはどうでしょうか。

友達から削除

友達からの削除は、ブロックと近い効果をしてくれます。削除してしまえば、自分のタイムライン閲覧や、自分のタイムラインへの投稿をされなくなり、友達だった頃より距離は遠くなります。

また、友達から削除したことは相手に通知されたりはしません。

相手のプロフィール画面の人マーク→「 友達 」へ進み、「 友達の削除 」を押せば友達から削除できます。

スクリーンショットの画面 自動的に生成された説明

参照|Facebookで「ブロック」したら/されたらどうなるか? 覚えておきたい効果と確認方法

しかし、ブロックほどではないですが、こちらも相手との関係性にヒビが入りやすい方法ではあります。

削除の通知こそされませんが、相手の「 知り合いかも 」に表示されたり、再度友達になるためには「 友達リクエスト 」が必要だったりと、削除したことが相手にバレてしまう可能性があるので注意しておきましょう。

「 少し距離を置く 」機能を使う

Facebookには「 少し距離を置く 」 という機能があり、この機能を使えばブロックや友達から削除を行わずとも、相手との関係を制限できます。

「 少し距離を置く 」機能を使う場合は、ブロックする直前の画面で文中の「 少し距離を置く 」をクリックしてください。

スクリーンショットの画面 自動的に生成された説明

3つのオプションが表示され、それぞれの「 オプションを表示 」をクリックして設定できます。

スクリーンショットの画面 自動的に生成された説明

●「 少し距離を置く 」でできること

①相手の表示を減らす

相手の投稿、相手がタグ付けされた投稿を自分のニュースフィードに表示させない。

②相手に表示させるコンテンツの制限

相手をタグ付けしない限りは、相手のニュースフィードに自分の投稿とシェアした投稿が表示されない。

③過去の投稿のプライバシー設定を変更

相手の投稿から自分のタグを削除する。お互いのタイムラインに投稿したコンテンツが削除される。

相手をタグ付けしていた過去の投稿が、その投稿にタグづけられた人しか閲覧できなくなる。

このように「 少し距離を置く 」設定では、相手のコンテンツを見えないようにしたり、自分のコンテンツを相手に見られるのを防いだりできるため、いきなりブロックをしてしまう前に試してみるのはどうでしょうか。

フォローをやめる

Facebookでは、友達になると自動で相手を「 フォロー 」するようになっています。フォローすると、フォローしている相手の投稿が自分のニュースフィードに流れてくるようになります。

ニュースフィードに相手の投稿を流したくないだけの場合は、フォローを解除することで対応しましょう。

フォローの解除は、PCの場合は相手のプロフィールページの「 フォロー中 」をクリックし、「 〇〇のフォローをやめる 」をクリックすれば完了です。

フォローをやめる

参照|Facebookで「ブロック」したら/されたらどうなるか? 覚えておきたい効果と確認方法

スマホの場合は、相手のプロフィールページの「 人マーク 」→「 フォローする 」の順にタップし、ニュースフィードでの表示方法のところで「 フォローをやめる 」をタップすれば完了です。

Facebook

参照|Facebookで「ブロック」したら/されたらどうなるか? 覚えておきたい効果と確認方法

メッセージのブロック

Facebookでは、メッセージのやり取りのみをブロックすることもできます。メッセージのブロックは、PCでは画面右上の「 ▼ 」から「 設定 」をクリックしてください。

次に設定メニューの中から「 ブロック 」をクリックし、「 メッセージをブロック 」のところに相手の名前を入力しましょう。

スクリーンショットの画面 自動的に生成された説明

次に下の画像のような画面が表示されるので、ここで完了をクリックすればメッセージのブロックは完了です。これで、相手との1対1でのメッセージのやり取りはできなくなります。

メッセージだけをブロックする

参照|Facebookで「ブロック」したら/されたらどうなるか? 覚えておきたい効果と確認方法

スマホの場合は、Facebookのメッセージ/通話専用のアプリ「 Messenger 」からブロックします。

「 Messenger 」を開いたら、まずブロックしたいユーザーとのスレッドを表示させてください。

画面上のアイコンをタップすると「 設定メニュー 」へ飛ぶので、下までスクロールしていき「 ブロックする 」をタップしましょう。

メッセージ

参照|Facebookで「ブロック」したら/されたらどうなるか? 覚えておきたい効果と確認方法

次の画面で、「 Messengerでブロック 」→「 ブロックする 」の順にタップすれば完了です。

Facebook

参照|Facebookで「ブロック」したら/されたらどうなるか? 覚えておきたい効果と確認方法

制限リストに入れる

投稿の公開範囲を「 友達 」に設定している場合、制限リストに入っているユーザーはあなたの投稿を閲覧できなくなります。

制限リストの編集は、まず画面右上の「 ▼ 」から「 設定 」へ進み、設定メニューの中から「 ブロック 」へ進んでください。

スクリーンショットの画面 自動的に生成された説明

次に、制限リストのところから「 リストを編集 」をクリックし、制限リストに入れたい友達を選択して「 終了 」をクリックしてください。

 制限リスト

参照|Facebookで「ブロック」したら/されたらどうなるか? 覚えておきたい効果と確認方法

スマホの場合は、まず相手のプロフィールページを開き「 友達 」をタップしてください。

Facebook

参照|Facebookで「ブロック」したら/されたらどうなるか? 覚えておきたい効果と確認方法

「 友達リストの編集 」をタップし、次の画面で「 制限 」にチェックマークを入れ「 完了 」を押してください。

これで、投稿の公開範囲を「 友達 」に設定している場合、制限リストに入れたユーザーには投稿が表示されなくなります。

Facebook参照|Facebookで「ブロック」したら/されたらどうなるか? 覚えておきたい効果と確認方法

まとめ

Facebook

最初にも話した通り、Facebookの「 ブロック 」は相手を強く拒絶する機能であり、今後の人間関係などに問題が生じる可能性があります。

ブロックをしてしまう前に、本当にブロックする必要があるのか、他に取れる選択肢はないかなど、良く考えてから実行に移しましょう。

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