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【2020年版】YouTubeで急上昇に表示されるためのコツ3選

YouTubeでは、今日も新しい動画が次々とアップロードされています。その数は毎分500時間分ともいわれており、膨大な量の動画が日々登場しているというわけです。

1人当たりの平均視聴時間が約11分半とされていて、需要に対して供給多寡のような状態になっています。そのため、どんな動画が今見られているのか、注目の動画は何なのかを知るには「急上昇」機能を使うのがもっとも効果的です。

普段無意識に使用しているであろうこの機能ですが、視聴者だけでなく配信者にとっても表示されることにメリットがあるのです。

膨大な視聴者獲得のためには意図して急上昇に表示されるようにしたいところ。

しかし、そんな方法は本当にあるのでしょうか。

今回は、急上昇の機能と表示されることに対するメリット・デメリット、表示されるために必要な要素を、順を追って紹介します。

急上昇とは?

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急上昇機能とは、その名のとおり、数ある最新の動画の中からホットなものをYouTubeのアルゴリズムに従って、抽出したものを表示する機能のことです。

日本だけでなく世界のトレンドに目を向けられる機会でもあり、流行り物が大好きな人には欠かせない機能のひとつでもあります。

国ごとに設定された急上昇のリストはユーザーの年齢や性別、今までの履歴から算出された好みの動画傾向と関係なく表示されます。

つまり、同時間に誰のYouTubeの急上昇リストを見ても同じものが表示されるようになっているのです。

そのため自分が見たことがないようなジャンルや配信者の動画が急上昇リストで表示されているのです。急上昇はパソコン版であれば画面左側の上から2番目に、スマートフォン版であれば画面下の左から2番目にタブがあります。

そのタブを選択すれば、今話題の動画のリストに簡単にたどり着くことができます。急上昇リストは15分ごとに更新されており、見逃してしまうと自力で探さなければならないというデメリットがあります。

それぐらいYouTubeにアップロードされている動画の数は多く、変動が激しい市場でもあるのです。
配信者にとっては急上昇に表示されると視聴者獲得につながるまたとないチャンスです。

理由は、YouTube利用者の好みに関係なく表示されることにあります。

何気なく見てもらうことができることはもちろんのこと、自分のチャンネルを認知してもらうことができる絶好の機会なのです。

YouTubeで急上昇表示される3つのポイント

ポイント

YouTubeの急上昇表示に選ばれるかどうかはランダムで、意図して急上昇に表示されるようにするのは至難の業です。中には「なんでこれが?」と思うような動画もあるでしょうが、それにはYouTubeのアルゴリズムが大きく関係しています。

また、意図して急上昇表示されないようにその詳細は明かされていません。

その理由は、すべてを公にしてしまうと不正行為によって意図的に急上昇を独占することができてしまうためです。

しかし、一部のYouTube愛好家、マネタイズ化している人によって少しずつ解明されています。

ここでは、そんな人たちによって解明された急上昇に表示されるために必要な3つのポイントを紹介します。

視聴回数・視聴伸び率

急上昇とは、別の言い方をすればアップロードされてから短時間で多くに人に見てもらっているということ。当然ながら、視聴回数が急上昇に表示されるための大事な要素であることは言うまでもありません。

また、もう1つ重視されるのは前回の動画の視聴率からの伸び率です。簡単に言えばどれだけの割合で視聴回数が増えているかというものを表したものです。

この数字が大きければ大きいほど、急上昇のリストに昇ってくるのです。あくまで可能性の話ではありますが、このほかに動画に対する評価も影響しているようです。

新鮮さ

魚の話ではありませんが、急上昇に表示されるのはどれもアップロードから間もない鮮度の高いものばかりです。おおよそアップロードされてから2日、つまり48時間以内の動画が並ぶことが多いです。

metaps

( 出展: https://meet.metaps.com/entry/2016/04/18/youtube/

先にお話しした視聴回数と合わせて考えると何となくわかりますが、短時間で多くの視聴者を獲得している動画が急上昇に選ばれる傾向にあります。

有名YouTuberの動画が比較的よく並ぶ理由はまさにここにあると思われます。

もともとのチャンネル登録者数が多い有名YouTuberですから、短時間で視聴回数を稼ぐことは比較的難しいことではありません。チャンネル登録者には、新着動画の通知が届くようになっていますので、
新しい動画でも視聴回数がうなぎ上りになるのです。

その結果、鮮度の高い新しい動画が急上昇に並ぶのです。

話題性

YouTubeで人気の動画にはトレンドがつきものです。急上昇も例外ではなく、その動画の話題性が重要視されていることがある程度証明されています。

ただし、トレンドを取り上げているからと言って必ずしも急上昇に上り詰めることはでいません。

そこには動画に付けられたコメントや評価が大きく影響しているのです。

動画一本につき複数の視聴者が反応を示しているということは十分に話題性があるということ。

おそらくですが、YouTubeのアルゴリズムでもこの点は加味されていると思われます。

短時間で多くのリアクションが得られるのですから話題性がないはずがありませんからね。いずれの3点はあくまでも各サイトの考察で共通していたもので、推測の範囲を出ません。

サイトによっては強引に急上昇に表示させることに成功したという書き込みもありますが、
どれが一番ウエイトを占めているかはわかりません。

しかし、急上昇に表示されることが配信者にとってのひとつの理想であることは間違いありません。

急上昇に表示されるメリット・デメリット

メリット デメリット

 

急上昇に表示されると、各個人の趣味嗜好に関係なくYouTubeユーザーの目に留まる機会が増えます。

もちろんメリットも数多くありますが、反面デメリットがあることも事実です。

これからYouTubeを本格運用するにあたってはこれらの点をよく理解しておく必要があるでしょう。

特にメリット以上にデメリットを知っておくことは、今後の運営の計画再編に役立ちます。

ここではそれぞれ2つずつ、特筆すべきメリットとデメリットを紹介します。

メリット

急上昇に表示されることで得られるメリットのうち、特に大きなものは以下の2点になります。

チャンネル登録者増が狙える

急上昇に表示されるということは、YouTubeのアルゴリズムによって抽出されたオススメ動画に相当します。視聴者は、普段見ないようなジャンルの動画であっても、急上昇という注目度の高いものに、何かしらの反応を示す可能性があります。

もしこれがヒットすれば、図らずもチャンネル登録者が増えていくきっかけになることも考えられるのです。また、似たようなチャンネルや動画を見ている人であれば、急上昇をきっかけとしてチャンネル登録者となってくれるかもしれません。

無数にあるYouTubeチャンネルですので、全く同じものはないにしても似通ったチャンネルは存在することでしょう。そのような人々の目に留まれば、チャンネル登録者数を激増させることができるかもしれないのです。

YouTubeのチャンネルは無数に存在しています。その中から選び取ってもらおうと思うと相当な努力が必要です。

これが急上昇に昇るだけで、選んでもらえるようになるのですから、これ以上のメリットはないでしょう。

関連記事:YouTubeのチャンネル登録|登録者を増やすには

アドセンス収入が増える

YouTubeをマネタイズとして使っている場合、急上昇に取り上げられるとアドセンス収入が増える可能性があります。YouTubeのアドセンス収入は、動画内に表示される広告動画によって生み出されます。

その広告が何回再生されたか、最後まで見られたのは何回かなどを詳しく分析し、そこから収入が発生する仕組みになっているのです。多いに越したことはありませんが、チャンネル登録者数は関係ないので、動画の露出が増えればマネタイズはできます。

しかし、実際に動画の露出を増やそうと思って増やせるわけではありません。そのまま放置していれば宣伝なし、露出なしのまま終わってしまう可能性もあるのです。

急上昇に表示されると、期間は短くても莫大な量の視聴者数を稼ぐことができます。

これらの手間がかからずに宣伝できる急上昇が人気動画リストに表示されるメリットになります。

デメリット

ここでいうデメリットというのはそれほど致命的なものにはつながりません。

心構えと対策のために覚えておきましょう。

1~2日で急上昇から外れる

急上昇は、選ばれればずっと表示されるものではありません。表示されるために必要な要素がそろっていて初めて、その一覧に名を連ねることができます。

冒頭でもお話ししましたが、YouTubeには毎分500時間分の動画がアップロードされているといわれています。

その中にあっていつまでも視聴者数を獲得し続けるのは不可能です鮮度の問題もあるでしょうが、
急上昇に表示されるのは大体1日、長いものでも2日程度だと思っておきましょう。

その間にSNSなどを利用して地道に視聴回数を増やすなどの手法が取れます。15分ごとに更新されてしまうため、タイミングはかなりシビアですがやらないよりはいいでしょう。

辛辣な評価が付くこともある

これは急上昇に限った話ではありませんが、コメント欄に辛辣な一言が書かれたり、低評価を付けられたりすることがあります。急上昇に関しては特にそれが多くなる可能性があるのです。

YouTubeユーザー全員に同じオススメ動画として表示されるわけですので、中には「つまらない」と思う視聴者も出てきます。そう思われるだけならいいのですが、心ないメッセージを書き込んでくる視聴者がいるのも事実です。

多くの人の目に触れやすい分、自分の動画が評価される速度は速くなります。低評価やネガティブなメッセージが付くのはその副産物だと思っておいてください。

大切なのはそこに目くじらを立てるよりも、その結果を受け止めて改善に向けて動き出すことです。

YouTube急上昇に表示されるためにすること

pc作業

さて、YouTubeの急上昇に表示される方法が一部のYouTuberによって研究されています。

「 こればかりは運の要素が大きいから、意図的にはできない 」という声もあるでしょう。

確かに選定基準が明確に発表されていない以上、自らの意思で急上昇に表示させるのは難しく感じますね。しかし、今から紹介する3点については、自分の動画を急上昇に表示させるにあたって必要、もしくはしておいた方が有利なことだというのが分かっています。

事前準備だと思って参考にしてください。

チャンネル登録者数を2000人以上にする

この数字を見て「 うわっ 」と感じた人もいるでしょう。チャンネル登録者数が2000人以上というのは、かなり入念な下準備が必要になるからです。

といっても、この数字はマストではなく、あればいいぐらいの感覚です。

急上昇に表示される動画を運営するチャンネルの登録者数は関係ないことがわかっているからです。

過去には最小で190人の登録者数のチャンネルで表示されたこともあります。でななぜ2000人なのかというと、動画の視聴回数に関係しています。

過去、急上昇に表示された動画の中で最小の再生回数の動画が2000回だったからです。

これは意外な結果ですね。

もちろん前回動画からの伸び率も大きく関係するので一概には言えないでしょう。しかし、チャンネル登録者数が多ければ多いほど急上昇に表示されるボーダーである2000回再生にたどり着きやすくなります。

トレンドを見抜く

YouTubeでよく見られている動画はどんなものなのかを知る必要があります。それは動画のジャンルもそうですが、実況系なのか解説系なのか、対象の年齢層はどこなのかも含まれます。

metaps

( 出展: https://meet.metaps.com/entry/2016/04/18/youtube/

2016年と少し古いデータにはなりますが、掲載動画のカテゴリを数値化した表になります。
この当時であれば、ゲーム実況とエンターテイメントのボリュームが他のカテゴリを圧倒しています。

これがYouTube内のトレンドということになります。このような数字は常に公表されているものではありません。しかし、日々更新される急上昇の一覧には必ず共通点があります。

それを見抜くことでYouTubeのトレンドの波に乗り、急上昇に表示されることはできるでしょう。

ライバル研究

ここでいうライバル研究とは、ジャンルの研究のことではありません。YouTubeチャンネルには多くの似たようなものが存在し、その中でも人気が高いものがあります。そのチャンネルの動画を研究するのです。これは急上昇に表示されるためというより、自身のYouTubeチャンネルの運営そのものにかかわること。

ライバルとなる相手が、どんなトーンで話していて、サムネイルの雰囲気はこうで…という風に細かな分析をする必要があります。もちろん分析だけだはなく、徹底的に真似ることも重要です。

視聴回数を増やす、チャンネル登録者という地盤を固めるためにもぜひやっておきましょう。

まとめ

目標

 

YouTubeの急上昇一覧に動画を選んでもらうための確実な方法というのは今のところ分かっていません。

愛好家たちの手によって少しずつ解明されている中で、おそらくこの方法だろうという結論しか見いだせないからです。

もちろんこのアルゴリズムは今後のアップデートで大きく変更されてしまう可能性もあります。

そうなればまた、注目度を高める新たな法則を見つける必要が出てくるのです。

幸いなことに今のところそういった話はなく、今回紹介した方法は有効な手段として使えます。

YouTubeで一躍人気者になりたい人、一瞬でどれぐらい稼げるのかを知りたい人は急上昇への掲載を狙ってみるのも面白いかもしれませんね。