近年は働き方の多様化が進み、正社員からフリーランスになって収入UPを目指したりフリーランスから正社員になって生活の安定を求めたり様々な考えがある中、転職で悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
転職エージェントの種類も多くどこに相談することがベストなのか情報収集も大変です。
ワークスタイルを模索する全ての方に向けて、抜粋した転職エージェントの特徴や正社員とフリーランスそれぞれの転職に対するメリットデメリットを纏めました。
フリーランスに転職する前にチェックすべきこと
フリーランスに転職する前にどの程度のお金が必要なのか、どういった知識が必要になってくるのか、少なくとも初年度に必要な事は押さえておかなければなりません。
貯金や資金
「 ライフネット生命 」が出した平均貯蓄額の統計データではフリーランスの平均貯蓄は431万円で正社員の平均貯蓄は359万円とフリーランスの方が平均貯蓄額は上回っていました。
しかしフリーランスの5人に1人は貯蓄額が0円という数値も出ており、正社員と比べると貯蓄額の格差に幅があります。
参考記事:https://media.lifenet-seimei.co.jp/2014/11/18/1341/
つまりフリーランスになったものの案件の確保が上手くいかなかったり低単価の案件ばかり受けてしまったりと収入が不安定になる可能性は大いにあるという事です。
コロナウイルスの影響など急に仕事が途絶えるケースも考慮して貯金に頼る事を予想しておきましょう。
それにフリーランスは職種により設備や営業など初期投資にお金がかかるので、ある程度の資金は必要になります。
ローンやクレジット申し込み
フリーランスを始めたばかりだと、確定申告がまだできていないので収入の安定は証明できません。つまりローンを組んだり、クレジットカードを申し込む際不利になります。
正社員であれば多少収入が低くても一定の給料が保証されている為、社会的信用は高いと見られます。
フリーランスが絶対にローンを組めない訳ではありませんが、収入の安定を証明するまでには年数がかかるでしょう。正社員の内に必要なローンやクレジットカードの申し込みを済ましておく事をオススメします。
開業届の把握
フリーランスになると、確定申告や日々の帳簿が義務になり手間のかかる作業が増えますが悪いことだけではありません。
開業届を出す事で、最高65万円の特別控除が受けられ納税額を安くする事ができます。
本業開始日から1ヶ月以内が開業届を出すタイミングです。
初年度から青色申告をしたい場合は、開業2ヶ月以内に「 青色申告承認申告書 」を提出する必要があります。法で定められている期限なので忘れずに提出しましょう。
参考サイト:https://crowdtech.jp/blog/?p=846#i
フリーランスに転職するメリット
フリーランスのメリットに共通して言えることは、成果さえ出せれば環境も職種も自由な選択ができるという点です。
収入UP
正社員だと安定した給料はあるものの成果が収入に影響するケースは少なく昇給を待つまで収入UPは難しいでしょう。一方フリーランスであれば、成果を上げれば上げるほど収入に直結するという強みがあり実績も増していきます。
実績やスキルに自信が付いてきたらクライアントに報酬額の交渉をするのも一つの手です。
単価UPが成立すれば、工数を増やすことなく効率的に収入UPが目指せます。
マイペースに仕事ができる
フリーランスは仕事をする際場所や時間を自分で決められます。
午前中は自宅で仕事をし、午後はカフェで気分転換をしながら仕事をするなどマイペースな生活を送れます。プライベートな予定も組みやすく旅行をしながら仕事する事も可能です。
そして人間関係に関しても、上司や部下はいないので必要以上に神経質になることもありません。好きな仲間と仕事をしたり一人で黙々と仕事をしたりと自分の求める環境を追求できます。
またフリーランスとして業務委託契約をする場合でも企業側の合意があれば自由な働き方も可能です。
好きな仕事に没頭できる
正社員だとやりたくない仕事やスキルに繋がらない仕事もこなしていかなければなりません。フリーランスであれば会社や組織に縛られる事なく好きな仕事の為に自分を売り込んだりスキルを磨いたりと試行錯誤しながら情熱を注げます。
好きな仕事で成果を出していけば、結果的に企業とフリーランス双方がメリットを得る事に繋がるので、充実感や達成感を得られます。
フリーランスに転職するデメリット
フリーランスのデメリットで共通して言えることは、守ってくれる環境がないという点です。
安定しないことに不安を抱えすぎていたり、スキルに自信がない方はフリーランスになることをおすすめできません。
仕事量のコントロールが難しい
最初のうちは上手く営業できずに案件を確保できなかったり、個々の案件が重なり過ぎて同時進行で仕事を進めるなど、仕事量の変動が激しいのはフリーランスの特徴です。
安定的に仕事量をコントロールしているフリーランスの方も中にはいますが企業との信頼関係を築いたり、実績を積み上げるなど人材価値を上げていく必要があります。
つまり元々人材価値が備わっていれば安定した仕事量も充分に考えられますが、駆け出しのフリーランスだと仕事量の変動に悩まされる事は多いでしょう。
フリーランスは、基本的に仕事量が保証されていないので継続的に依頼を受けている企業があったとしても、経営悪化やコロナウイルスの影響で突然案件が途絶えるなんてケースも考えられます。
仕事量の変動を改善していく為には複数の企業から少しずつ案件を受けるなどの工夫が必要です。
営業活動が大変
営業活動は準備段階から時間がかかります。市場のニーズと自分の価値を照らし合わせ自分をどう売り込むのか作戦を立てる必要があります。
ポートフォリオを作り込んだり、アピールポイントをまとめるなど、クライアントに興味を持ってもらえるように心がけましょう。
営業活動を開始する際エージェントサービスやクラウドソーシングに登録するフリーランスの方は多くいるので、条件のいい案件は競争率が高くなり他の人に取られてしまう事もあります。
条件にこだわり過ぎてブランクが空いてしまうなんて事もあるので、請け負った業務と並行して営業活動をするなど臨機応変な対応が必要です。
最初は、低単価でも将来的に単価UPを目指せる案件を狙うなど視野を広く持ち営業活動をしましょう。
孤独を感じる
フリーランスは自由である反面、どんな課題点も自分で解決していかなければいけません。
営業活動が思うようにいかなかったり収入が下がったりするとモチベーションを保つのが困難になり、孤独を感じることもあるでしょう。最悪の場合、行動力を失い鬱や自暴自棄に陥る危険性もあります。
カフェに行って仕事をしてみたり、セミナーや勉強会など興味のある場所に行って仲間を作るなど自発的な活動を心がけましょう。
モチベーションを下げない工夫を自分なりに見つけていくことで仕事の効率化にも繋がります。
フリーランスから正社員へ再就職するメリット
正社員は収入の保証や保険に守られている事が何よりのメリットです。安定を求める方に向けた要点を纏めました。
収入の安定とボーナス
一定の収入が保証されている仕組みは、誰しもが魅力に感じる点ではないでしょうか。時給や報酬制だと稼働し続けなければ収入は得られませんが正社員は仕事の量に関係なく給料が保証されています。
ボーナスも正社員にとってモチベーションUPに繋がります。贅沢をしたり旅行の為に貯金をしたりとプライベートの充実を図れる事も利点の一つです。
雇用期間の定めがない
契約社員や業務委託だと3ヶ月や6ヶ月など期間が定められており、契約更新がされるかどうかは不安要素と言えます。コロナウイルスの影響や経営悪化などで突然契約が切れる可能性もあります。
正社員であれば雇用期間に定めがないため、契約切れの心配もなく会社が倒産しない限りは基本的に所属し続けられます。
福利厚生が受けられる
正社員の福利厚生で得られる代表的なものは「 厚生年金の加入 」と「 雇用保険への加入 」です。
厚生年金は、毎月の給料から天引きされますが、少額の負担で多くの見返りがあります。自分以外にも、家族全体が年金支給対象と見なされ、支給停止条件もありません。
雇用保険に加入する事で、事故や病気、失業、介護、育児など様々な理由で休業する際に一定の条件を満たしていれば給付金を得られる制度です。
保険代も給料から天引きされますが、負担は少なくメリットは大きいと言えます。
フリーランスから正社員へ再就職するデメリット
正社員とは基本的に会社の為に働き、企業側も正社員を支援する為に雇っている訳ではありません。
個人としてのスキル向上やプライベートを重視するのであれば、正社員になるデメリットを把握する必要があります。
転勤や異動
転勤はキャリアUPの場合もあれば、本部から子会社への異動もあります。
新しい環境や人間関係のストレスなど個人の負担も大きく、単身赴任など家族全体の生活に影響する事も考えるとデメリットに捉える人は多いでしょう。
もしグローバル企業や全国展開している企業への転職を考えるなら転勤の有無を確認しておくべきです。
個人としての人材価値が上がりづらい
正社員として一つの会社で働き続けることで、慣れた環境に依存してしまって外では通用しないスキルが身についてしまう可能性があります。
専門スキルを磨きたい場合でも会社によってはスキルの向上にならない仕事を任される事もあるでしょう。
あくまで、正社員は会社の利益の為に働いているので、個人として人材価値を上げたいのであれば正社員だと効率が悪いかもしれません。
残業や休日出勤
繁忙期や人手不足など、会社が慌ただしい時こそ正社員が一丸となって会社を支えなければなりません。
プライベートは、後回しで残業や休日出勤をして穴を埋めていく必要があります。場合によってはサービス残業になってしまいモチベーションを下げる事もあるかもしれません。
企業がフリーランスを雇う際の懸念点
企業は、フリーランスを正社員に雇う際どういう点に着目しているのか、懸念点を理解して転職に活かしましょう。
正社員としての年収を受け入れられるか
フリーランスとして活動しているということは、企業から高い報酬を得ているもしくは個人で生活できる額を稼いでいると見なされるため、固定給で本当に満足できるかという点に疑問を抱きます。
ITエンジニアを例に上げると高額案件で100万円を超える依頼がありますが、正社員の月収は高くても100万円を超える事は難しいです。つまり給与レンジを落とす事ですぐに辞めてしまわないかと懸念されてしまいます。
専門スキルがあっても企業の即戦力になるかわからない
フリーランスで培ったスキルがあっても企業が求めているスキルにズレや違いが生じれば採用するメリットは薄れます。
フリーランスで培ったスキルが企業とマッチしたとしても、正社員になってから本当に再現できるのかという懸念点は残るでしょう。
企業側にとって採用後のイメージがしやすい様に職務経歴書やポートフォリオなどで視覚化する事が重要です。
会社のルールに馴染めるか
フリーランスを続けてきた実績は、時として懸念点になります。
個人として活動してきたことに対し、会社の一部になる事を受け入れられるか、会社のルールに従えるかという点に企業は懸念を抱きます。
企業に常駐してプロジェクトを進めてきた経験があっても会社の利益を出す為に働いてくれるのかなどフリーランスの働き方の思考に懸念を抱く事もあります。
フリーランスに転職して失敗しないためには
フリーランスになって理想とするワークスタイルを見失わない為にも自発的な行動力や安定した精神力が必要です。
常にスキルの向上を目指す
フリーランスになった以上は仕事のスキル向上を常に意識して自分を売っていかなければ収入の安定には繋がりません。エンジニア職などであれば最先端の情報を追い求める事も必要不可欠です。
正社員の方がよかったと過去を羨む結果になってしまいます。
慌てずゆっくりでも自分の成長を実感して常に前進する事を意識しましょう。
メンタルの安定を重視
フリーランスにとって暇になることは、焦りの原因に繋がります。焦りを抑えようと低単価の案件を受けて作業している最中に高単価案件を逃してしまったり、コロナウイルスの影響で仕事が途絶えてしまったなんて方もいるでしょう。
冷静になって、今自分のやるべき事をまとめたり、勉強やインプットするなど時間を有効活用しましょう。
メンタルが安定していれば合理的な対応が取れます。
営業から会計処理で挫折しない
正社員と違い、仕事は自分で取りに行かなければ手に入りません。常に攻めの姿勢で営業をかけていくとこは楽ではありませんが良質な出会いも沢山あります。
仕事が取れなくても自暴自棄にならず原因を追求していきましょう。
帳簿もこまめに処理しておかなければ、後々会計処理に苦労してしまい仕事が進まないなんて事にもなりかねません。税理士を雇う事も視野に入れて仕事との両立を目指しましょう。
フリーランスから正社員になる際明確にすべきこと
安定した要素が多い正社員ですが、その分責任の重みもあります。正社員になって後悔しない為にも明確にすべきポイントをまとめました。
ビジョンはあるか
なぜ自分がこの会社の社員になるのか明確なビジョンがなければ、フリーランスと正社員の働き方にギャップを感じ苦労するかもしれません。
安定した収入があったとしてもプライベートを充実させられなかったり、人間関係にストレスを感じてしまったりと、不満ばかり抱える結果を避けるには自分が進むべきビジョンが必要不可欠です。
自分のスキルを発揮できる環境か
会社の環境的に自分のスキルを生かせるかどうかは転職において重要なポイントと言えます。
正社員である以上会社に必要な人材にならなければいけません。場合によってはフリーランスで培ったスキルとは無関係な部署に行くこともあります。
転職時には自分のスキルを生かせるか企業やエージェントに相談するなどして職場環境の状況を明確にする必要があります。
自分に合った働き方なのか
正社員として仕事をする事に自分は本当に向いているのか、仕事のスタイルに着目する必要があります。
正社員は長期に渡って一つの会社に深く関わっていくものなので、いろんな企業と仕事をしてみた人や独自のサービスを開発したい人は正社員とは別の働き方が考えられます。
本当に転職先の会社と深く関わっていく働き方がしたいのか、明確にしましょう。
正社員転職におすすめのエージェント
多くの転職エージェントがありますが、いったいどのエージェントが自分に合っているのかひとつずつ調べるのは大変です。
そこで転職エージェントの強みや特徴を踏まえてピックアップしました。
リクルートエージェント
画像引用元:「 リクルートエージェント 」公式HP
株式会社リクルートキャリアを元に国内最大の実績を持つ転職エージェントサービスで、ブランド力や信頼性も高いです。
営業職からエンジニアなどIT業界の求人情報が豊富に見られます。
転職に対するビジョンが定まってなくてもアドバザーに相談ができるので有益な情報やアドバイスをもらえます。面接の交渉から調整までサポートするので自分の集中すべきポイントを見定められます。
「 面接力向上セミナー 」や企業情報を伝える「 エージェントレポート 」など転職活動者に向けたバッグアップの充実も特徴の一つです。
doda
画像引用元:「 doda 」公式HP
即戦力となる専門性を持った転職活動者に向けたエージェントサービスです。
「 dodaエンジニア 」というエンジニアに特化したサービスも開始しており、IT系のエンジニアから土木、建設、電気と言ったものづくり系のエンジニアに向けた求人情報を提供しています。
マイナビ転職
画像引用元:「 マイナビ転職 」公式HP
若手採用の実績が多く見られ、35歳以下が60%を占める求人広告媒体になっています。
営業、販売、サービス関連、事務系職種をはじめ、近年需要が高まってきているIT系のエンジニアやwebデザイナーなど幅の広さも特徴の一つです。
求人広告以外にも企業と転職活動者をリアルに結び付けるイベント行事を開催したりと強力なサポートも実践しています。
マイナビ転職には併用サイトがあり、専門職に特化したサイトから女性採用や正社員求人といった特定のターゲットに向けたサービスも展開しています。
ビズリーチ
画像引用元:「 ビズリーチ 」公式HP
ビズリーチの大きな特徴として上げられるのは、企業の直接的なスカウトを受けられるというシステムと転職活動者が無料会員と有料会員を選べるという2つの要素です。
転職エージェントというと採用が決まった際に成功報酬を企業側が負担するイメージですが、ビズリーチでは転職活動者も有料会員にする事でより質の高いサービスが受けられます。
それは「 プラチナスカウトメール 」というサービスです。転職活動者にプラチナスカウトが来た時点で面接が確約され、連絡のやり取りがショートカットでき、採用の確率は格段に上がります。
無料会員でもスカウトを受けられる事はもちろんできますが面接までのやり取りが手間になる事もあるでしょう。
マイナビエージェント
画像引用元:「 マイナビエージェント 」公式HP
「 マイナビ転職 」同様若手採用の実績が多く見られ、様々な分野ごとにキャリアアドバイザーがいるので、1人ひとりの面談やサポートを的確に行えるという特徴があります。
多くのエージェントは3ヶ月を過ぎるとサポートが終了しますが、マイナビエージェントのサポート期間は無制限なので、採用が決まるまでとことんサポートしてくれます。
企業からの信頼度が高いマイナビは多くの独占求人を揃えているので、一般求人と比べて選考に通りやすい傾向があります。
type転職エージェント
画像引用元:「 type転職エージェント 」公式HP
創業は1993年と老舗のエージェントサービスになるので、実績の豊富さと企業からの信頼度は高いです。
ターゲットは、第二新卒からミドル世代と年齢層が幅広い事からもパイプの太さを感じます。
転職者の71%が年収アップという統計データも出ており利用者の満足度も証明されています。
エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉に絞られ、他県からの利用は難しいです。地域を絞って営業する事でキャリアアドバイザーの面談がより濃厚になり転職活動者に向けたサービスの向上を計っています。
近年ではIT、通信業界での採用実績を伸ばしており実績の4分の1を占めています。IT業界の経験者を多数アドバイザーに雇うなどの動きもあり、エンジニアなどを目指す方であればよりリアルな情報が手に入るかもしれません。
フリーランス転職におすすめのエージェント
在宅ワークで働きたい人や常駐でチームと働きたい人など様々な働き方をサポートしてくれる心強いエージェントをピックアップしました。
レバテックフリーランス
画像引用元:「 レバテックフリーランス 」公式HP
フリーランスエンジニアやデザイナーに特化したエージェントサービスで、年齢層は30代から40代でベテランフリーランスに向けた案件が豊富。
特徴の一つに高単価の案件が充実しており、最高単価は160万円とweb系のエージェントサイトの中でもかなりの高額案件を記録しています。
高単価案件が多く集まっている理由として、委託元の企業がレバテックフリーランスに直接案件を契約している事が上げられます。
つまり手数料が抑えられ、その分フリーランスの報酬に回せるという仕組みです。
レバテックフリーランスは案件の受注後のアフターサービスにも力を入れており、「 コーディネーター 」と言われるアドバイザー達が企業に対して報酬の交渉したり、相性のいい企業とのマッチングをサポートしています。
フォスターフリーランス
画像引用元:「 フォスターフリーランス 」公式HP
フォスターフリーランスは旧社名で20年近く運営している老舗エージェントサービスです。
案件としては、エンジニアを基本としたwebサービスやゲーム開発がメインです。ほとんどの案件が企業に常駐したり開発チームで進める案件が中心であるため、在宅ワークを想定している方には向いていません。
ホームページ上の検索エンジンも優れており、細かい職種や言語からも案件を検索できます。
老舗ならではの営業力とITに特化したアドバイザーが多数在籍しているので専門用語で話し合え、企業との適正なマッチングが見込めます。
テクフリ
画像引用元:「 テクフリ 」公式HP
テクフリはエンジニアやクリエイターを専門にしたエージェントサービスです。
手数料が一律10%という業界最低水準を誇っており、高単価案件を多数揃えています。フリーランス案件は常時2000件以上あり、単価70万円以上の案件が60%を占めています。
手数料を抑えつつも福利厚生サービスを充実させており、フリーランス協会の無料加入やベネフィットワンのサービスを無料提供。
そして、国内初のフリーランス向けの保険サービスも利用可能です。賠償責任保険、所得補償制度、報酬トラブル弁護士費用保険など安心できるアフターフォローが充実しています。
アットエンジニア
画像引用元:「 アットエンジニア 」公式HP
アイスタンダード社が運営しているエージェントサービスで、フリーランスエンジニアに特化しています。
アイスタンダード社は、サービスの特徴として「 対応のスピード 」を心がけており、登録したフリーランスエンジニアに対して迅速且つ丁寧なサポートを提供しています。
スピードを上げる工夫として7割の案件が企業からの直接依頼なので成立までの流れがスムーズです。
アットエンジニア独自の勉強会や交流会が定期的に行われており、確定申告のやり方や新規プロジェクトの情報などフリーランス同士でのコミュニケーションが取れます。
参加すれば有益な情報の取得や新しいコミュニティの招待なども受けられるかもしれません。
FREE-DA
画像引用元:「 FREE-DA 」公式HP
エンジニアやクリエイターに向けたエージェントサービスでゲーム、webサービス、金融関係の案件が豊富です。ほとんどが常駐で70万円から50万円といった高単価案件が多く見られます。
フリーランスに向けた福利厚生にも力を入れており、会計クラウドサービスやさくらレンタルサーバとドメインを無料提供しています。
エンジニアの気持ちを理解した独特な福利厚生が人気です。他にも勉強会やセミナーも無料で参加できるので、新しい知識を仕事に活かせるかもしれません。
FREE-DAの支払いは月末締めの15日払いで、業界内でも早い支払いサイトです。
テックツリー
画像引用元:「 テックツリー 」公式HP
テックツリーは、業界的にも比較的新しいエージェントサービスですが、上場企業のグループ会社が運営しているので案件の量は充実しています。
大手IT企業の依頼が多く、エンジニアを求める案件が目立ちます。在宅ワーク可能な案件も多く取り揃えており、様々なワークスタイルを想定した受注ができます。
支払いは翌月3営業日になり、業界史上最速の支払いサイトを誇っています。
報酬の受け取りに何かと時間がかかるフリーランスにとっては、大きな安心要素となるでしょう。
テックツリーの無料登録を済ませた後は電話でヒアリングができるので来社する必要がありません。
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まとめ
正社員は安定した収入を得る事ができたりローンを組めたりと世間一般的な信頼度は高いです。しかし自由な働き方を求めたり収入UPを見込めたりフリーランスとしてより良いワークスタイルを追求する事も有意義な選択と言えます。
フリーランスと正社員どちらに転職してもメリットデメリットはあるので、正社員をしながら少しずつフリーランスの案件を増やして行くなど両立していくことも視野にいれてみてはいかがでしょう。