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Facebookの「友達」を増やしビジネスにつなげよう

Facebookには「 友達 」という機能があります。他のユーザーと「 友達 」になれば、お互いに投稿した文章や写真が見られるようになりますし、直接、交流を図ることができます。

Facebookで「 友達 」を増やして、多くの人に自分たちの事業やサービスを知ってもらおうと考えている中小企業の経営者や個人事業主も多いのではないでしょうか。

そこで、Facebookの「 友達 」の増やし方やビジネスへの活用方法について、説明しましょう。

Facebookの「 友達 」とは

Facebookで他のユーザーと交流するには、相手と「 友達 」になる必要があります。

友達になると、ニュースフィードに相手が投稿した文章や写真、シェアした記事などが表示されるようになります。Messengerで直接メッセージのやりとりもできるようになります。

また、Facebookで相手とつながるには「 友達 」のほか、「 フォロワー(フォロー) 」や「 ファン 」になるという方法もあります。

友達になったらできることや「 フォロワー 」や「 ファン 」との違いについて説明しましょう。

「 フォロワー 」と「 友達 」の違いとは

自分のホームページから、他のユーザーの投稿などを見るには、相手のユーザーと友達になるか、フォロワーになる必要があります。

「 友達 」と「 フォロワー 」の違いは、簡単に言ってしまえば、双方向かどうかです。

具体的には「 友達申請 」をして、承認されれば、晴れて「 友達 」になれますが、承認されなければ「 フォロワー 」という立場になります。

「 友達 」も「 フォロワー 」も、相手の投稿などを、基本的に自分のページから見ることができますが、フォロワーはメッセージのやりとりなどはできませんし、自分の投稿を相手の個人ページに表示させることもできません。

また、相手のページに「 フォローする 」というボタンが表示されている場合、友達申請をしなくても、フォローすることができます。

「 フォローする 」というボタンが表示されるかどうかは、各個人のFacebookの公開設定によって変わります。

「 友達 」になると何ができる?

Facebook上で「 友達 」になると。お互いの投稿をすぐに知ることができ、メッセージをやりとりできるようになります。

「 友達 」の投稿がみられるのは、ホームのニュースフィードという画面です。「 友達 」が増えても、「 友達 」全員の投稿がニュースフィードに表示されます。

しかし、あまり「 友達 」が増えてしまうと、ランダムに投稿が並んでしまい、大切な人からの投稿を見落としてしまうかもしれません。

そのときは、投稿者の名前をクリックしましょう。投稿者の個別のページに入れますので、個人の投稿一覧を見ることができます。

また、「 友達 」になると、メッセージを互いにやりとりできるようになります。メッセージを交換することで、より直接的に相手と交流することができます。

「 友達 」と「 ファン 」の違いは

Facebookには、個人用のアカウントと企業向けのアカウントがあります。個人用アカウントは、文字通り個人のユーザー同士が交流するもので、企業向けアカウントでは広く、企業のPRや宣伝ができます。

企業向けアカウントで作成されたFacebookページでは、投稿者の投稿に「 いいね! 」を押したユーザーは「 ファン 」となり、企業やユーザーとの間でやりとりができるようになります。

「 ファン 」は企業向けアカウントでの「 友達 」のようなものと言えるでしょう。

Facebookで「 友達 」になるには

Facebookで他のユーザーと交流するには、まず他のユーザーと「 友達 」になることが大切です。また、個人事業主らが、顧客になってくれそうなユーザーとつながるための第一歩も、まず「 友達 」になることです。

Facebookで「 友達 」をつくるための方法について説明しましょう。

「 友達」 申請をするには

Facebookで「 友達申請 」をする手順について説明しましょう

1.Facebookの自分のページを開いて、「 友達を検索 」をクリックします。

すると、ページの左上に検索バーが現れますので、そこに「 友達 」になりたいユーザーの名前やメールアドレスなどを入力して検索します。

2.検索条件に一致する人が表示されるので、写真を確認して、相手だと思われる人の名前をクリックします。

3.名前をクリックすると、相手のページを確認できます。そこでプロフィールや写真などを確認して、申請しようとしている相手で間違いなければ 「 友達になる 」 をクリックします。

4.クリックすることによって、相手に「 友達リクエスト 」が送られます。「 友達申請 」をしたら、メッセージも送ることができるので、合わせてメッセージも送りましょう。

「 友達 」申請ができないときは

相手によっては、ページを開いても「 友達になる 」ボタンがプロフィール画面に表示されないことがあります。

これは、相手がセキュリテイを強化するため、「 友達リクエスト 」の受信する相手を「友達の友達」に限定しているからです。

実際に顔見知りで連絡先を知っているのであれば、向こうから「 友達リクエスト 」を送ってもらうといいでしょう。

「 友達申請 」を承認するには

「 友達リクエスト 」が送られてきたときに、申請を承認して「 友達 」になる方法を説明します。

1.友達リクエストが届くと、画面右上に通知マークが表示され、クリックすると相手の名前が表示されます。

2.相手の名前をクリックすると、名前とアイコンが表示され、「 承認 」「 削除 」を選べます。

(参照/https://www.tipsfound.com/facebook/03002/  Tipsfound「友達申請・友達リクエストを送る」)

3.プロフォール画面を開くと、相手について確認できます。ここにも、「 承認 」と「 削除 」を選べるボタンがあります。

4.承認すると「 友達 」になれますし、「 削除 」をクリックすると拒否できます。承認や拒否の結果は、相手に通知されます。

Facebookで「 友達 」を増やすには

Facebookで「 友達 」を増やせば、古い友人と再会することができますし、仕事で一度会っただけの人と交流を続けることができるようになります。

「 友達 」が増えれば、それだけ人脈も広がることになります。実際に、どのように「 友達 」を増やしていけばいいのか、紹介しましょう。

実際に知り合った人に「 友達申請 」する

実際の知り合いに、「 友達申請 」をして交流を始める。これが、最も確実で安全な方法です。

友達がそれほど増えなくていいので、安全に楽しみたいという人は、この方法に徹するといいでしょう。

Facebookをビジネスに活用したいと考えているのなら、セミナーや交流会、パーティなどのイベントに積極的に参加し、多くの人と顔見知りになりましょう。

そして、Facebookをしているようなら「 友達申請 」をするのです。一度会っていれば、相手も安心して承認してくれる可能性が高いでしょう。

そうやって、「 友達 」を増やせば、「 友達 」の「 友達 」にもつながることができます。

もし、仮に「 友達 」になってくれた人が、自分のビジネスにあまり関心を示さなくても、同じような興味を持つ「友達」の「友達」が見つかるかもしれません。

積極的に、リアルな交流の場に参加して「友達」になってくれる人と知り合いましょう。

売り込みや自慢をしない

Facebookをビジネスに活用したいと言っても、個人ページはあくまでも個人の交流の場。

あからさまに自分が手がける商品やサービスを自慢したり、売り込んだりしていると、せっかくの「 友達 」が離れていってしまいます。

ビジネス以外でも、個人ページで自慢をしている人をときどき見かけます。

いかに自分が優秀なのか、過去に大変な実績をあげているのか、自分の熱意をアピールすることで共感してくれる人もいるでしょうが、やり過ぎると、それが鼻につき、「 単なる自慢話 」と受け止められてしまいます。

「 人に褒められるとうれしい 」というのは、自然な感情ですが、それがいきすぎると相手に不快感を与えてしまうのです。

女性でも、自撮り写真をアップする人が多くいますが、やはり自慢になってしまっている人がいます。

いかに、自分が素晴らしい場所に来ているか、高価なものを持っているか、そして、いかに自分が美しく写真に収まっているか。自分の自撮り写真が、そんな自慢になっていないか、振り返ってみましょう。

自慢話ばかりでは飽きられてしまい、「 友達 」も減ってしまうのは現実の世界でも、SNSでも同じです。

目的はユーザー同士の「 交流 」

Facebookの個人ページの目的は、あくまでも友達や同僚,同級生,仲間たちと交流を深めることです。

ですから、そこに過度な自慢や売り込み、明らかな宣伝が現れると、たいていの人は違和感や不快感を覚えます。はっきり言って迷惑行為だといえるでしょう。

ですから、肝心なのは交流をすること。一方的な発信はいけません。

自分の情報を発信するだけでなく、相手の投稿を読み、共感したら「 いいね! 」を押す。相手の関心や困りごとに会わせて、有用な情報を提供することも大切です。

そうやって、自分自身に興味を持ってもらい、自分のビジネスにも興味をもってもらうのです。

そして、ビジネスに興味や関心を持ってもらえれば、ビジネス用のFacebookページやホームページ、ブログなどに誘導して、ビジネスのPRを行いましょう。

Facebookで「 友達 」になってもらうのは、あくまでもビジネスへの入り口。いきなり、ビジネスに勧誘してはいけないということを覚えておいてください。

しっかりと投稿を続ける

Facebookを開設したからと言って、いきなり「 友達申請 」を始めるのはやめましょう。まず、投稿をしてページの中身を充実させることが大切です。

Facebook使った交流で一番気を付けなくてはならないのは、アカウントの乗っ取りや情報を盗み出すことを目的とした偽アカウントです。

こうした偽アカウントは、個人ページをみると、ほとんど投稿がありません。つまり、個人ページに投稿が少ないと、偽アカウントではないかと疑われてしまうのです。

このように偽アカウントだと誤解されないよう、しっかり投稿を充実させてから「 友達申請 」をすることが肝心です。

投稿もまとめて、いくつもアップするのではなく、毎日1本ずつ定期的に投稿したほうが、信頼されやすいでしょう。

Facebookで「 友達 」を追加するときの注意点

Facebookで「 友達 」をつくれば、親しい友人と常に連絡を取ることができますし、離れて暮らす友人に近況を伝えることもできます。「 友達 」を通じて、交流の輪を広げることもできるでしょう。

しかし、気を付けないと、とんでもないトラブルに巻き込まれることもあります。「 友達 」を増やしていく際の注意点とトラブル回避法について説明します。

「 友達申請 」から乗っ取り被害に遭うことも

Facebookをしていると、知らない人から「 友達申請 」が届くことがあります。

個人で、顔見知りの人だけで交流したいと思っている人は承認せずに削除すればいいのですが、多くの人と交流したい、見込み客を獲得したいという人は、承認するかどうか、迷うこともあるのではないでしょうか。

しかし、無防備に知らない人と「 友達 」になり、その数を増やしていくと、いつの間にかアカウントが乗っ取られてしまうことがあります。そうしたことのないよう、しっかり対策を講じることが大切です。

安易に「 友達 」として承認しない

Facebookで「 友達申請 」を受けたとき、相手を確認もせず承認してしまうと、悪意を持って近づいてきた人を安易に取りこんでしまう可能性があります。

たとえ、実際に付き合いのある友人から「 友達申請 」を受け取ったとしても、一度は「 友人を騙ったアカウントかもしれない 」と疑うことが大切です。

必ず、アカウントのプロフィールや過去の投稿内容に目を通し、本当に知人なのか、信頼できる人なのかどうかを確認してから「 友達申請 」を承認するようにしましょう。

「 信頼できる連絡先 」機能を正しく利用する

Facebook には「 信頼できる連絡先 」を設定する機能があります。

パスワードを忘れるなどして、Facebookにアクセスできなかった場合でも連絡できる「 友達 」を指定できるもので、いざというときには、信頼できる「 友達 」からセキュリティコードを聞いてアカウントを再開できます。

本当に困ったときに役に立つ機能ですが、「 信頼できる友達(連絡先) 」がもし、なりすましだったら、大変なことになります。

実際に、偽アカウントを「 信頼できる連絡先 」に設定してしまい、アカウントを乗っ取られるという被害もでているようです。

「 信頼できる連絡先 」の設定は、友達の承認以上に慎重に行いましょう。

「 友達リスト 」を非公開にする

Facebookの当初の設定では、「 友達リスト 」が「 公開 」の状態になっています。これは、Facebookのユーザーであれば、誰でも友達リストを見られるということです。

アカウントの乗っ取りなどを目論む悪意を持ったユーザーは、友達リストを手がかりにして知人を装い、「 友達申請 」をしてくることがあります。

こうした手口に引っかからないよう、「 友達リスト 」の公開範囲は、「 誰にも公開しない 」や「 友達にだけ公開する 」にして、見られるユーザーの範囲を限定しましょう。

「 友達 」機能をビジネスに活用するには

Facebook

商品やサービスを利用してくれそうな人を「 見込み客 」と呼びます。

Facebookで「 友達 」を増やせば、そうした見込み客を増やせるはずだと考えている経営者や個人事業主も多いでしょう。

確かに「 友達 」の中には利用客になってくれる人もいるかもしれません。しかし、やみくもに「 友達 」を増やしても非効率。上手にビジネスに活用するには戦略も必要です。

うまく「 友達 」機能をビジネスに活用する方法を紹介しましょう。

見込み客になりそうな人に友達申請をする

Facebookの「 友達 」はむやみやたらに増やせばいいというものではありません。しっかり、狙いを持って「 友達申請 」をすることが大切です。

提供したい商品やサービスとは無縁の人たちを5000人集めても、1人も利用客は現れないでしょう。見込み客になりそうな人に「 友達申請 」をすることが大切です。

そのためには、見込み客になってくれそうな人を積極的に探しましょう。

たとえば、自分と似たようなビジネスを行っている企業や個人のページを見れば、そうしたビジネスに興味を持って「 いいね! 」をしている人が多く見つかります。

また、ビジネスに関わりがありそうなFacebookイベントを探しても、興味を持ってくれそうな人が必ずいるはずです。そうした人たちに「 友達申請 」をしてみましょう。

申請が必ず承認されるとは限りませんが、承認してもらえれば、きっとビジネスに関心をもってもらえるはずです。

ターゲット層を明確にする

「 友達 」を増やす前に、自分のビジネスのターゲット層はどのような人たちなのかを振り返ってみましょう。

明確にターゲット層を具体的に言葉にできないのであれば、Facebookで効率的に集客することはできません。

なぜなら、Facebookはより個別に、直接的に働きかけるのに適したツールだからです。

漠然と多くの人に働きかけるのであれば、従来のチラシや広告といった媒体のほうが適しています。

どのような年代の、どのような人たちに働きかけるのか。どのような悩みを持ち、何に関心を持っている人なのか、具体的なターゲットを設定し、「 友達申請 」をする人を選びましょう。

Facebookページも活用

Facebookには、個人用アカウントのほかに企業向けアカウントもあります。

個人用カウントは基本的に個人同士が交流するためのもので、直接、商品やサービスを宣伝したり、PRをしたりといった商用利用は認められていません。

一方、Facebookページは企業向けアカウントで開設でき、商品やサービスの宣伝や勧誘、集客などが可能です。もちろん、ユーザーと直接やりとりすることも可能です。

個人アカウントと企業向けアカウントには、それぞれ特徴があり、活用方法も異なります。それぞれの特徴を生かして、使い分けることも検討してみましょう。

関連記事:Facebookをビジネスに活用|作成のコツ・ポイント3選

まとめ

Facebookで「 友達 」になると、遠く離れたところに住む友人やなかなか会えない趣味仲間らと、気軽に交流できるようになります。また、「 友達 」を通じて人脈を広げることもできます。

こうした機能を上手に使えば、ビジネスの幅も広がることでしょう。Facebookの特徴を生かして、ぜひビジネスに活用してみてください。