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【MEO対策】ストリートビューは必要か?メリットやデメリットを解説

ストリートビューという言葉を聞いたことはありますか。これはMEO対策を行ううえで、ぜひ活用していただきたいツールで、店舗内を360度映すことができる機能です。

訪問前のユーザーに店舗の様子を伝えるだけではなく、たくさんのメリットがあります。

今回はMEO対策を行っていく中で、どうしてストリートビューを活用したほうがよいのか、またどのようなメリットがあるのかなど、詳しく解説をしていきます。

ぜひ参考にしていただき、MEO対策に活用してください。

ストリートビューとは

ワインGoogleのサービスでストリートビューというものがあります。Googleマップ上で、道路などを見渡すことができる画面を見たことがある人は多いのではないでしょうか。

それと同じ機能を屋内でも行うことができます。屋内の場合は、店内の様子を360度撮影したものが表示されます。そのためユーザーが見たいところを確認してもらうことが可能になるのです。

さまざまな角度から店舗内の魅力を伝えることが可能になるため、ぜひ活用してほしい機能です。

どうしてMEOで活用するといいのか

MEO

写真だけではなく、ストリートビューも用意することによって、Googleの評価が高くなります。

理由としては、ユーザーの役に立つ情報が充実していると判断されるためです。もちろんストリートビューを掲載したからといって上位表示することができるわけではないですが、上位表示するために大切な要因になるといえるでしょう。

そして何よりもユーザーにアピールしやすくなります。例えば写真だけの掲載している店舗よりも、写真とストリートビューの両方を掲載している店舗のほうが魅力を伝える手段が多いと感じるでしょう。

ユーザーは来店する店舗を決める際、さまざまなことを考慮します。ストリートビューがあることで、関心を持ってもらいやすくなり、来店に導きやすくなるといえます。

ストリートビューのメリット

メリットMEOにおいてストリートビューを活用することは、どのようなメリットがあるのでしょうか。考えられるメリットについて詳しく解説していきます。

ユーザーが関心を持ちやすい

検索結果を比較して、ユーザーは予約をする店舗や来店する店舗を決めるのですが、ストリートビューがあるとユーザーの関心が高まりやすいことがわかっています。

その理由として考えられることは、写真だけでは伝えづらい情報もストリートビューを用意することによって伝わりやすくなるからです。

そこで関心を高めることによって、ユーザーが行動を起こしやすくなります。行動とは予約や来店のことを言います。サイトから来店の予約を行っていただけたり、そのままマップを見ながら来店していただければ売上につながるということです。

検索結果で目立ちやすい

検索結果が表示されたとき、ストリートビューを掲載していると一緒に表示されるため、店舗の情報が目立ちやすくなります。そのためユーザーが店舗の情報を確認する確率が高くなり、集客につながりやすくなるといえます。

予約や店舗への訪問率の向上

検索を行うユーザーは、見込み客となりやすいユーザーであるといえます。例えば「 ○○駅 美容院 」と検索するユーザーは、○○駅周辺で美容院を探している、つまり美容院へ行きたいと思っているユーザーであると考えることができます。

そのためこのユーザーに少しでもアピールすることができれば、売上につながりやすいということです。

検索結果を見たユーザーがストリートビューを見て興味を持ち、そのままGoogleマップを見ながら来店するという流れを作りやすくなります。

店内の雰囲気を伝えやすい

写真でも店内の様子を伝えることはできますが、それは一部の情報でしかありません。オーナーが自信のある一部分をユーザーに伝える手段として、写真を活用することは可能です。

しかし写真だけだと、イメージが違うなどユーザーに誤解を与えてしまう要因にもなるのです。

例えば、写真を見たときとお店の雰囲気が違うなと感じたり、こんな景色だったのかと残念に感じたり、マイナスな印象を感じてしまった経験はないでしょうか。

ユーザーに勘違いを起こしてしまうと、お店にいい影響はありません。

そのため写真だけではなく、ストリートビューも合わせて掲載するほうがおすすめになります。少しでもユーザーとのズレをなくすほうが店舗のためにはいいでしょう。

また店内の雰囲気をストリートビューで伝えているため、従業員が店内の雰囲気を維持しようと考えるメリットもあります。

ユーザー目線で店内を確認してもらえる

ユーザーが知りたいと思う情報と、オーナーが伝えたいと思う情報は異なります。例えば料理に自信のあるオーナーはお店の料理を伝えたいと考えるでしょう。

しかしユーザーは料理だけではなく、店舗周辺の景色やテーブルの位置など、店内のさまざまな部分が気になってしまうものです。トイレの位置を気にする方など、お店の作りが気になる方もいるでしょう。

オーナーの伝えたい情報と、ユーザーの知りたい情報が必ずしも一致するとは限らないため、ストリートビューでユーザー目線で確認してもらえることは、来店後の不満が減少すると考えることができます。

維持費がかからない

撮影を自分で行わずに、業者に依頼したとしても、ストリートビュー自体に維持費はかかりません。撮影を依頼する際に、撮影料は必要ですが、そこでお金を払ってしまえば、その後のお金は一切かからないということです。

これはとても大きなメリットと言えるのではないでしょうか。維持費がかからず、MEO対策にも有効で、集客の効果があるのは店舗側にとって嬉しい話だと思います。

ストリートビューのデメリット

デメリットメリットもあればデメリットもあります。しかしそこまで大きなデメリットではないため、メリットのほうが大きいといえます。

次はデメリットを確認していきましょう。

上位表示が決まるわけではない

今までMEO対策において有効だとお伝えしてきましたが、ストリートビューを掲載したからといって、上位表示が決まるわけではありません。

ストリートビュー以外にもビジネス情報や口コミなど、Googleマイビジネスを充実させる必要がありますし、定期的に情報を更新する必要もあります。

そのためストリートビューを掲載すればいいと考えるのは間違いです。しかしストリートビューがMEO対策に有効なのは間違いないので、活用することをおすすめします。

店舗の内装を変更した際は再度撮影が必要

店舗の内装を変更することは、店舗を運営していくうえであると思います。しかし内装が変わってしまえば、店内の雰囲気が変わってしまうため、再度ストリートビューを撮影し直す必要があります。

もし撮影をし直さずにいると、ユーザーの誤解を招き、雰囲気が違うと感じたり、マイナスのイメージにつながったりするため、店舗にとってよくありません。

そのため内装を変更する予定がある場合は、ストリートビューの撮影するタイミングは考えて行うのが懸命です。そして、内装が変わった場合は再度撮影料が発生してしまいますが、きちんと撮影をし直しましょう。

特にストリートビューを掲載したほうがよい業種

お店ストリートビューはMEO対策にも有効なため、どの業種でも取りいれてほしいですが、特に以下のような業種はおすすめです。

病院など、雰囲気を伝えて安心感を与えたい

初めていく病院は、なかなか不安がつきものです。そのため院内の様子をストリートビューで伝えておくだけで、患者となるユーザーは安心感を得やすくなります。

幼稚園などの雰囲気を大切にする業種

幼稚園は園内の雰囲気を大切に考える親御さんが多いので、入園前に園内の様子を確認できるストリートビューは大変重宝されます。

園内の見学ではすべてを確認することが困難な場合も多いため、ゆっくりと園内の雰囲気を見ることができるストリートビューは、とても喜ばれるはずです。

飲食店などのサービス業

飲食店などはお店の料理だけではなく、お店の雰囲気や景色など、気になる要素はたくさんあります。また競合店も多いため、他の店舗と差別化を図るためにも有効といえるでしょう。

業者に頼むときの注意点

注意ストリートビューは自分で撮影することも可能ですが、撮影する際に使う機材や技術面を考えると、業者に依頼する方が多いです。

しかし、撮影を行う業者はさまざまであるため、どのような業者に依頼するかがとても大切なポイントになります。

また撮影はGoogleの認定を受けている、認定フォトグラファーを選ぶ必要があります。自分にあった認定フォトグラファーに撮影を依頼し、しっかり打ち合わせを行うようにしましょう。

クオリティが業者によって違う

業者によってクオリティの違いはさまざまです。

そのため依頼する前に、その業者が作成してきたストリートビューを確認することが大切です。もちろん予算との兼ね合いもあると思いますが、直接集客に関係してくる部分ではあるため、自分の納得できる仕上がりを作成してくれる業者に依頼しましょう。

ストリートビューだけでは上位表示できない

ストリートビューを掲載したからといって、MEOの上位表示を行えるわけではありません。ビジネス情報や口コミの対策など、その他の対策も大切になってきます。

そのためMEO対策を自分でしっかり行うか、ストリートビュー以外のMEO対策も行ってくれる業者を選ぶ必要があります。

もし自分でMEO対策を行う自信がないのに、ストリートビューしか依頼できない業者を選んでしまえば、MEO対策を行ってくれる業者を別で探さないといけません。

業者を探すことも大変時間のかかる作業ですし、初めからMEO対策も行ってくれる業者を選ぶほうが効率がよいでしょう。ストリートビューのことだけではなく、MEO対策をどのように行っていくかもしっかり考えるようにしましょう。

Googleの撮影基準を遵守してくれる

ストリートビューにもGoogleの基準があります。MEO対策を行ううえで、Googleのガイドラインを遵守する必要がありますが、これはストリートビューにおいても同じです。

MEO対策でしっかりとGoogleのガイドラインを遵守していても、ストリートビューで違反していたら意味がありません。そのため、しっかりとGoogleの撮影基準を満たしてくれる業者を選びましょう。

参照:https://www.google.co.jp/intl/ja/streetview/sales/

業者に頼むときの相場

お金業者によって値段の設定はさまざまです。プランで用意している業者もあれば、撮影料に撮影場所の金額をプラスして報酬を計算する業者があったりとさまざまです。

しかし一般的には、数万円~10数万円程度と言われています。この金額は撮影する場所の数によって大きく変動するため、参考程度にしてください。

撮影する場所とは

ストリートビューを作成する際、店内のいろんな場所から撮影した写真をつなぎあわせます。このときの撮影する場所の数をポイントとしてカウントします。

だいたいの目安ですが、

・個人経営の小規模店舗であれば 3~5ポイント
・中規模の店舗であれば  8ポイント前後
・1階と2階に分かれているような店舗であれば 15ポイント前後

というように、店舗の大きさによってポイント数は変化します。ここポイント数が多いほど、業者に依頼する際の金額は大きくなります。

予算の関係上、ポイント数を減らそうと考える方もいるかもしれませんが、必要以上にポイント数を減らしてしまうと、ストリートビューとして機能しなくなるため、ある程度のポイント数は必要になります。

また逆にポイント数が多ければ良いという問題でもありません。ポイント数が多すぎるのも見にくくなるためおすすめではないのです。

そのためここは一度業者に相談し、適切に判断してくれる業者に依頼するようにしましょう。

まとめ

Googleストリートビューについてわかっていただけたでしょうか。MEO対策を行ううえで、とても大切な要因になってきます。

ビジネス情報や口コミはもちろん大事ですが、お店の雰囲気を伝えることもとても重要ではないでしょうか。

あまり口コミを集めることができていないときでも、お店の雰囲気を気に入ってくださり、来店するユーザーもいるかもしれません。

これからはますますスマホによる検索が増え、MEO対策が大切になってくると言われています。

またコロナの影響はまだまだ大きいと感じている店舗も多いのではないでしょうか。

そのような店舗にとって、ストリートビューを活用しながらMEO対策を行うことはとても有効的です。

ぜひ活用していただき、MEO対策を行ってみてください。