今回は、「 Googleマイビジネスのデメリットについて 」ご紹介いたします。
ここでは、Googleマイビジネスにおける4つのデメリットについて詳しく説明していきます。
最後まで読了いただけますと、Googleマイビジネスのデメリットが理解でき、Googleマイビジネスを上手く運用させることができるようになるでしょう。
デメリット① 写真
Googleマイビジネスでの写真の投稿は、ユーザーにとって有効な視覚情報になりますのでどんどん掲載していくことをおすすめしますが、実はデメリットがあります。
Googleマイビジネスにおける、写真投稿に関するデメリット2点をご紹介していきましょう。
ユーザーからの写真の投稿
Google マイビジネスでは、オーナー権限の確認が完了していれば、店舗に関する写真の掲載ができます。
例えば、店舗の外観、内観、商品やサービス、スタッフの写真などがその対象になります。そして、掲載できる写真の枚数に制限はございません。
写真は、ビジネスオーナーであるあなた自身がもちろん掲載することができますが、実は一般のユーザーが写真をアップするということも可能です。
一般のユーザーがアップした写真も、あなたが投稿した写真と同様に、あなたのGoogleマイビジネスのビジネス情報として表示されます。
そのため、店舗側が掲載してほしくない写真までもあなたのビジネス情報の一部としてユーザーに表示されてしまうという可能性があるということです。
ただし、オーナー権限の確認が終了している場合は、オーナーが投稿した写真が優先的に表示される仕組みになっています。
ユーザーにあなたの店舗の良さが伝わる魅力的な商品やサービスなどの質の高い写真を投稿してもらうことが重要なポイントになります。
もし、ユーザーが投稿した写真があなたの店舗にとって不適切な写真である場合は、Googleに削除の申し立てを行うことができます。
しかし、削除されるかどうかはGoogleの判断によりますので、削除されない場合もあるということを覚えておきましょう。
写真の掲載順序
Googleマイビジネスに投稿した写真は、Googleのアルゴリズムに沿って表示されますので、Googleマイビジネスのオーナー自身が、写真をどのような順番で表示させたいかを選ぶことができません。
また、掲載した写真を自分の希望の場所に表示させることもできません。
そして、前述の通り、一般のユーザーも写真を掲載することができますので、一般のユーザーが掲載した写真とあなたが掲載した写真が混在して表示されます。
そのため、自分のイメージにマッチした写真の表示ができませんので、自身が思い描いた店舗のイメージアップを図るのが難しいといったデメリットがあることを認識しておきましょう。
デメリット② 情報の改ざん
Googleマイビジネスではビジネス情報に間違いがある場合、一般のユーザーでも間違いを指摘して、修正の提案を行うことができます。
赤枠の場所の「 情報の修正を提案 」をクリックしますと下記のような画面が表示されます。
名前またはその他の情報を変更
2つ選択が表示され、上部の「 名前またはその他の情報を変更 」をクリックしますと、下記のような画面が表示されます。
修正を提案できる内容
- ビジネス名称
- ビジネスカテゴリー
- 場所( 住所 )
- 営業時間
- 連絡先( 電話番号 )
- ウェブサイト( URL )
- 開業日
最後に証拠となるような写真を追加して、送信すれば完了です。
休業、閉業、または削除
上記のように、休業、閉業、削除などの修正を提案するこも可能です。
残念ながら悪質なユーザーや業者が、営業妨害の目的でビジネス情報を勝手に改ざんしてしまうという可能性もあります。
例えば、店舗の住所や電話番号、営業時間などを勝手に変更されてしまうことも想定されます。
このような、情報の改ざんを予防する対処方法として、最低でも1日1回は自社のビジネス情報を確認しておきましょう。
デメリット③ 口コミ
Googleマイビジネスでは、一般のユーザーが簡単に口コミ投稿を行うことができます。また口コミの投稿者を特定することも可能です。
実際にあなたの店舗のサービスを利用したり、商品を購入したりしたユーザーが口コミを書いてくれます。
しかし、良い口コミばかり書いてくれるとは限りません。残念ながら辛口コメントが書かれてしまったりする場合もあります。
悪い口コミがたくさん書かれてしまいますと、新規ユーザーがそれらのコメントを見た際に印象が良くないので、あなたのビジネスにとってデメリットになってしまします。
事実無根の誹謗中傷は、Googleに削除の申し立てを行うことができます。
しかし、Googleのポリシーに基づいて、削除されるかどうかが決定されますので、ポリシー違反と見なされない場合は、削除されません。
下記のようなコンテンツの場合が、Googleポリシー違反と見なされます。
- スパムと虚偽のコンテンツ
- 関連性のないコンテンツ
- 制限されているコンテンツ
- 違法なコンテンツ
- テロリストのコンテンツ
- 露骨な性的表現を含むコンテンツ
- 不適切なコンテンツ
- 危険なコンテンツおよび中傷的なコンテンツ
- なりすまし
例えば、「 サービスが良くなかった 」「 料理がまずかった 」「 店員の態度が悪かった 」とった口コミが書かれたとしても、飲食店では想定される内容なのでポリシー違反と判断される可能性は低いです。
では、どのように口コミ対策を行えばいいのでしょうか。
対処法①:口コミへの返信
ネガティブな口コミに対しては、あなたの店舗のサービスを改善していくためのアドバイスだと受け取ることも一つの手です。
Googleマイビジネスでオーナー権限の確認が完了している場合は、口コミに対して返信を書くことができます。
その際に、真摯な態度で返信することが大事です。他のユーザーは店舗のリアクションも見ているからです。
誠実な対応で返信することによって、他のユーザーに良い印象を与えることに繋がります。
対処法②:Googleへの申し立てを行う
事実無根の誹謗中傷の場合は、もちろんGoogleへ申し立てを行うことができます。そして、プライバシーや著作権を著しく侵害している場合も申し立てを行いましょう。
また、なりすましが疑われる場合は、Googleのポリシー違反に該当しますので、削除される可能性があります。
どんな口コミに対しても誠実な態度で返信を行うことで、ユーザーへの印象が良くなりますので、日々定期的に口コミチェックを行い、対応を行うようにしましょう。
デメリット④ 継続性
Googleマイビジネスのアカウントを登録するだけで、何も施策を行わず放置していると、ユーザーが検索をした際に検索結果の上位表示をさせるのは難しいでしょう。
情報の充実化によって、検索結果が上昇する仕組みになっているからです。
検索結果で上位表示されるためには、あなたのビジネス情報をしっかりと記入してアカウントを充実させたり、継続的な情報や写真などの投稿が必要です。
また、SNSの活用やWEBサイトの充実化も重要になってきます。
限られた時間や人材などのリソースで、いかに継続的に効率よく情報を投稿していくかが、ポイントになります。
継続的に効率よく情報を投稿していくためには、例えば、投稿の担当者や投稿する日時をあらかじめ決めておき、当番制にするなどの組織化も必要になるでしょう。
まとめ
Googleマイビジネスは、店舗集客を成功させるための有効なツールではありますが、デメリットもあることをご理解いただけたと思います。
デメリットがあることをしっかり認識したうえで、継続的に効率よく利用することが重要です。
デメリットに対する対処法を万全に行い、Googleマイビジネスをうまく活用して集客を成功させていきましょう。