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【最新】HPを作る際の費用はどれくらい?製作費、維持費の相場は?

しっかりホームページを作成したいと思った時、制作会社やフリーランスなどのプロに依頼する方法があります

しかし、見積もりで出される費用にはバラつきがあり、どの業者へ依頼すれば良いか分からなくなることもあるでしょう。

今回は、ホームページ作成を依頼したい人に向けて「 ホームページ制作の料金表 」や「 維持費・運営費用 」をご紹介していきます。

また、おすすめの会社ランキングや業者選びの注意点も解説するので、依頼先を決める参考にしてみてください。

アフターコロナの時代には、ホームページからの集客がより一層重要視されます。

作成したいホームページの費用相場を知り、自分に最適な業者を選びましょう。

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ホームページの作成費用は?

ホームページ制作費用ホームページ作成の依頼先としてホームページ制作会社・フリーランス・広告代理店の3つが挙げられます。

まずはそれぞれの特徴と制作費用の相場を見ていきましょう。

ホームページ制作会社に依頼

テンプレートデザインを使い最小限のページ数にする場合、5万円〜10万円の価格帯でホームページ作成を依頼できます。

小規模なサイトをオリジナルデザインで作成する場合、20万円〜30万円を見込みましょう。

また、高機能なホームページや高い集客力、大規模なサイトを作成したい場合、100万円以上になるケースもあります。

大手のホームページ制作会社になると、100万円以上の大きな案件のみ受け付けている場合も。

依頼したいホームページの規模に合わせて、小中規模の制作会社か大手の制作会社か見極めましょう。

フリーランスに依頼

フリーランスは経験年数や技術力によって費用が大きく変わります。

依頼する仕事の難易度に合ったフリーランスを選びましょう。

経験年数1年目は1ページあたり15,000円前後、2年目だと25,000円前後、3年目だと35,000円前後が相場といわれています。

コーポレートサイトの最低限のページ数は5ページ程度。

そのため、経験年数1年から3年程度のフリーランスで計算すると、相場は75,000円〜175,000円となります。

なお、機能やデザイン性をプラスしたりSEO対策をすると、さらに費用は上がるでしょう。

広告代理店に依頼

広告代理店は様々なホームページ制作会社と提携しており、依頼すると中間マージンがプラスされます。

マージンはホームページ制作費の20%〜50%に及ぶことも。

広告代理店は、ニーズにマッチした制作会社を選んでくれたり、ホームページ制作以外のマネジメントも依頼できるのがメリットです。

しかし、費用の観点から見ると、最も高くなる依頼先といえるでしょう。

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ホームページ制作の費用内訳

ホームページ制作は作業内訳ごとに費用を算出しているケースが多いです。

見積書を取る際にどんな工程が必要か知っていると、内容を理解しやすくなるでしょう。

ディレクション

ホームページ制作の進行管理をすることをディレクションといいます。

クライアントの要望を聞いて見積書・提案書を作成したり、制作するスタッフへとのやり取りをするといった作業内容です。

デザイン

ホームページのレイアウトや画像の埋め込みなどのデザインをする工程です。

大まかな構成を作る段階をフレームワーク(ラフ)、構成に沿って実際に画像などを落とし込む作業をデザインといいます。

デザインはただ「 見栄え 」や「 印象 」を意識するだけではありません。

どうすればユーザーがサイトをスムーズに回遊してくれるか、という視点からも設計されています。

フロントエンド開発

フロントエンド開発は、デザインをWebページに表示させるための工程。

HTMLやCSS、JavaScriptなどといったコンピューター言語でコードを書き、この作業のことをコーディングといいます。

バックエンド開発

バックエンド開発は目には見えない「 お問い合わせ機能 」「 予約機能 」「 カート機能 」などのプログラムをコーディングする工程です。

ページ数の多さや機能の複雑さによって作業量が増えます。

動作テスト

動作テストは、構築した情報が実際に機能するかどうか、誤作動やミスを探す工程です。

こちらも作成したサイトの規模や複雑性によって作業量が増え、費用が高くなります。

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ホームページ制作費用の料金表

ホームページ制作費用の料金表

どんなホームページを作成したいかによって費用は大きく変わります。ホームページ制作費用の予算を把握するために、相場をもとにした料金表を見ていきましょう。

コーポレートサイト:20万円〜80万円

会社概要、事業内容、IR情報、採用情報などの最低限のページのみだと20万円前後から作成できます。

「 お知らせ機能 」「 ブログ機能 」「 お問い合わせ機能 」「 インタビュー記事 」などをプラスしたり、デザインや画像にこだわると50万円以上になるでしょう。

サービスサイト:40万円〜80万円

自社が扱うサービスや商品を宣伝するためのホームページ。

サービス・商品の特徴などを紹介して、お問い合わせや購入に繋げるのが目的です。

サービス予約や商品購入には様々な機能が必要になるため、コーポレートサイトより費用は高くなります。

最低でも40万円は見積もりましょう。

また、サイトの集客効果を高めるには写真撮影・セールスライティング・SEOコンサルティング費用もプラスされます。

プロモーションサイト:5万円〜60万円以上

プロモーションサイトは特定のサービスや商品のプロモーションを目的としており、ランディングページ(LP)とも呼ばれます。

あくまで広告目的の特設サイトとしての位置づけです。

求めるレベルによって以下のとおり相場料金が変わるでしょう。

・格安にしたい:5万円~

・ある程度こだわりたい:10万円~

・しっかりと作成したい:30万円~

・本格的に集客効果を得たい:60万円~

採用・リクルートサイト:10万円から100万円以上

採用・リクルートサイトでは、新卒採用・中途採用ごとに窓口を作り、企業概要・業務内容・福利厚生・代表者のインタビューなどを掲載します。

採用・リクルートサイトの費用は求めるコンテンツ次第で価格が変わるため、以下の料金表を目安にしましょう。

・最低限で格安にしたい:10万円~

・オリジナルでしっかり制作したい:50万円~

・本格的に採用に注力したい:100万円~

ブランディングサイト:60万円〜100万円以上

ブランディングサイトは、サービスの申し込みや商品の購入をメインの目的としていません。

ブランドのイメージを広く浸透させるために作成されます。

高い集客効果と高品質なコンテンツが求められるため、シンプルなサイトに比べて費用は高めです。

最低でも60万円〜、しっかりしたホームページを作る場合は100万円以上になるでしょう。

ECサイト・ショッピングサイト:50万円〜100万円以上

ECサイトやショッピングサイトはカート機能・支払い機能に加えて、集客・購入のためのコンサルティングを必要とします。

費用を抑えながらの場合は50万円〜100万円程度、しっかりとしたオリジナルのホームページを作成する場合は100万円以上の費用になるでしょう。

オウンドメディア:10万円〜200万円以上

オウンドメディアは「 自社で保有するメディア 」を意味する言葉。

情報発信することで検索エンジンやSNSから集客して、サービスの利用や商品の購入に繋げます。

簡単なオウンドメディアであれば10万円程度から作成可能です。

しかし、オウンドメディアに最も求められるのは「 集客力 」と「 コンテンツの質 」。

訪問者を増やすためにはSEOコンサルティングや、質の高いコンテンツを作るためのライティング依頼が伴うでしょう。

そのため、制作費にコンサルティング費用がプラスされたり、制作後の運営・維持に費用を要します。

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ホームページ維持費・運用費用の月額相場

ホームページを作成した後には、管理や更新をするための維持費・運用費用が発生します。

維持費・運用費用の月額相場は以下のとおりです。

・自分で管理・運用する:1,000円〜3,000円
・最低限の管理を依頼:3000円~1万円
・基本的な管理を依頼:1万円~5万円
・管理と集客を意識した運用を依頼:5万円~50万円以上

運用を依頼する場合は、コンサルティング費用やディレクター・ライターの人件費がプラスされるため、料金が高くなります。

個人でホームページ作成した場合の費用

少しでもホームページの制作費用を安くしたいなら、個人で作成する方法もあります。

個人でホームページ作成した場合の費用と必要項目をチェックしていきましょう。

サーバー・ドメイン費用

ホームページを作成するには、サーバーとドメインの契約が必要です。

サーバーはホームページのデータを保管する役割、ドメインはホームページの場所を示す住所のような役割があります。

サーバーの契約は年間1万円〜1.5万円。

ドメインの契約は年間数千円〜1万円程度の費用になるでしょう。

年間の費用を一括で支払う方法と、月額や3ヵ月更新で支払う方法があります。

CMS導入費用

CMS CMSはホームページを作成・管理・更新するためのシステム。

CMSを導入すると、初心者でも比較的容易にホームページを作成でき、その後の運営も楽になります。

最もポピュラーなCMSはWordPress。それ以外には、Joomla!・Drupal・Jimdoなどが知られています。

WordPressは無料で導入できるCMSです。

追加プラグインを導入しても、数千円〜1万円程度でおさまるでしょう。

無料で作成するには?

サーバー・ドメイン費用をかけずに、無料で作成する方法があります。

ペライチ・Jimdo・Wixなどのホームページ制作サービスの無料プランを使えば、簡易的なホームページを手軽に作成できるのです。

ただし、いずれも作れるホームページの容量には限りがあり、1ページ程度になってしまうでしょう。

また、使いやすさではペライチ、テンプレートの豊富さではWixがおすすめです。

参照:https://peraichi.com/
参照:https://ja.wix.com/

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費用別:ホームページ作成を依頼できる会社ランキング4選

信頼できるホームページ作成

ここで、見積もり費用を公開しているホームページ制作会社の中から、おすすめの会社をランキングでご紹介していきます。

コストパフォーマンス順になっているため、予算に合わせてマッチする会社を見つけてみましょう。

株式会社シード:5万円~

株式会社シード

株式会社シードはグループ内で70,000件社の制作実績がある経験豊富な会社。

格安の5万円から依頼でき、最短2週間のスピード納品も可能なので、安く早くホームページを作成したい人におすすめです。

参照:株式会社シード公式サイト

株式会社イージーゲート:10万円~

株式会社イージーゲート

イージーゲートは打ち合わせから完成まで専属コーディネーターがついてサポートしてくれます。

様々な種類の依頼に対応しており、特に魅力なのが10万円でオリジナルデザインのホームページを作成できるプラン。

後々の更新のしやすさを考慮したCMSの導入や、アクセス解析・SEO内部対策も含まれています。

参照:株式会社イージーゲート公式サイト

フライング・ハイ・ワークス:50万円~

フライング・ハイ・ワークス

フライング・ハイ・ワークスは6,600件以上も実績があるベテランの制作会社。

ホームページ制作だけでなく、アクセス解析・目標設定・SEO対策なども丁寧にサポートしてくれます。

ホームページ作成費用の目安は以下のとおりです。

・ライディング・キャンペーンページ:約50万円~
・ブランディング・コーポレートサイト:約120万円~
・中規模コーポレートサイト:250万円~

参照:フライング・ハイ・ワークス公式サイト

株式会社LIG:100万円~

株式会社LIG

株式会社LIGは高品質なホームページ作成を依頼したい人へおすすめの会社。

幅広い種類・規模のホームページ制作に対応しています。

株式会社LIGには100名を超えるクリエイターが所属しており、「 魔女の宅急便 」公式サイトや「 マキシマムザホルモン 」などの有名なホームページ制作の実績があります。

ホームページ作成費用の目安は以下のとおりです。

・プロダクトサイト・ランディングページ:100万円~
・採用サイト・メディアサイト:200万円~
・コーポレートサイト:400万円~
・Webサービス:1,000万円~

参照:株式会社LIG公式サイト

ホームページ作成業者を選ぶ際の注意点

注意事項

ホームページ作成業者を選ぶ際、費用や見積書の内容以外にもチェックしたいポイントがあります。

満足いく依頼をするために、注意点を見ていきましょう。

過去の制作実績

制作会社が過去の制作実績を公開している場合は必ず確認しましょう。

できれば依頼したいジャンルの経験が多い会社に依頼すると、品質が担保されます。

逆に過去実績を見て「 方向性が合わない 」「 不安を感じる 」と思ったら、無理に依頼しない方がいいでしょう。

見積書・提案書の説明

見積書や提案書の内容を一般の人が理解するのは困難です。

作成業者の担当者の説明の仕方をじっくり聞いて、クライアント目線になってくれる業者か確認しましょう。

信頼できる業者は初心者でも分かりやすいように丁寧に説明したり、疑問点とちゃんと向き合ってくれます。

業者の専門分野と技術力

業者によって専門分野や技術力に違いがあります。作成したいホームページのジャンルと専門分野がマッチしているか確認しましょう。

また、過去実績が求めるクオリティに達している場合、要望に近いホームページが完成しやすくなります。

格安のプランを申し込む際には、デザインや機能が限られるためイメージと合うか慎重に確認しましょう。

さらに、フリーランスは技術力に差があるため、安さだけで選ばず、過去実績と対応の丁寧さなどから判断することが大切です。

スピード感や柔軟性

連絡した際の対応のスピード感や柔軟性も確認しましょう。

同じ内容のホームページ作成でも、業者によってペースは大きく変わります。

納品までのスケジュールや修正の可否なども複数社見比べるのがおすすめです。

コミュニケーションの取りやすさ

担当者との相性も重要なポイントです。

コミュニケーションが取りやすいと正確に要望を伝えられるでしょう。

イメージに近いホームページ制作に繋がりやすく、ズレや齟齬が生まれるリスクが軽減できます。

ホームページ作成費用を安くする方法

ホームページ作成ホームページの作成費用は大きな負担になります。

ここからは、費用を抑えつつしっかりホームページを作成したい人へ向けて、ホームページ制作費用を安くする方法をご紹介。

見積もり依頼をする際の参考にしてみましょう。

目的・予算・納期をハッキリさせる

業者から最初のヒアリングを受ける時に明確に要望を伝えられると、本当に必要な項目が網羅された見積もりに近づきます。

逆に曖昧だと、不必要な機能がプラスされたり、最適なプランが選べなくなるでしょう。

この際、ホームページを作成する目的、想定している予算、希望のホームページ完成時期をハッキリと伝えることがおすすめ。

なお、納期に余裕があると費用も下がりやすい傾向があります。

ページ数を最低限にする

作成するページ数が増えると、それだけ工数が増えて費用が高くなります。

安くしたい場合は最低限のページ数にしましょう。

ホームページにアクセスした人に「 何を伝えたいか 」を明確にできると、少ないページ数でも効果のあるホームページが完成します。

テンプレートデザインを使用する

最初からオリジナルのデザインを作成するよりも、テンプレートデザインを使用した方が安くホームページを完成できます。

自由度や柔軟性は劣りますが、テンプレートデザインでもきちんとしたレイアウトになるため、こだわりがない場合は検討してみましょう。

複数の見積もりを比較する

業者によって見積もり内容が大きく異なります。

同じ要望を出したとしても、アプローチ方法はいくつもあるのです。

より良い選択をするためには、複数の業者に見積もりを出して比較することが重要。

1社や2社だけで決めず、いくつかの見積書・提案書を貰い、納得いく説明を受けたうえで比較しましょう。

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ホームページの作成費用は「 目的 」で変わる

ホームページ作成依頼先によってホームページの作成費用は大きく変わります。

安く満足できるホームページ作成をするには、ホームページ作成の「 目的 」を明確にすることが重要です。

たくさんの機能をプラスしてデザインやコンテンツにこだわれば、それだけ費用は高くなるでしょう。

また、作成したいホームページのジャンルによって相場も変動します。

アフターコロナの時代では、“ 実店舗に頼りすぎない集客力のあるホームページ運営 ”が決め手。

作成した後の費用対効果を考えると、「 費用が安い・高い 」だけで判断するのは得策とはいえません。

必要なものと不必要なものを明確にして、その分野に強い業者へ適正な価格で依頼しましょう。