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インスタグラム広告の出し方と審査を通過するコツを解説

広告を出すプラットフォームの一つとしてインスタグラムが挙げられます。インスタグラムはユーザーのアクティブ率が高いSNSだからこそ、的確にターゲットを絞ることで大きな宣伝効果を得られるでしょう。

本記事ではインスタグラム広告を検討している人へ向けて、以下の内容を詳しくご紹介していきます。

・広告の種類
・出し方
・審査通過のコツ
・停止削除方法

インスタグラム広告の種類

インスタグラム広告には大きく分けて6つの種類があります。それぞれどんな特徴を持った広告なのか見ていきましょう。

ストーリーズ広告

インスタグラムのストーリーズ内で表示される広告。ストーリーズを3回閲覧すると、自動的に1つのストーリーズ広告が表示されます。

ストーリーズならではの縦長のフルスクリーンは、リアリティのある訴求を可能にします。ただし、ストーリーズ広告はスキップが可能なので、なるべく最初の段階で心を掴んで離脱率を下げることが重要です。

フィード写真広告

フィード画面( タイムライン )に表示される写真とCTA( コールトゥーアクション )ボタンによる広告。インスタグラム広告の中でも最もポピュラーな形式で、幅広いジャンルの広告に向いています。

正方形・横長・縦長の3種類の画像種類から選択でき、画像と一緒に「 詳しくはこちら 」「 申し込み 」などのボタンを設置してアクセスを促します。

スクロールするだけでスキップできるため、ユーザーにストレスを与えない利点がありますが、その分他の投稿に埋もれがち。目を引く鮮やかで美しい画像を用意することがポイントです。

また、フィード画面を見ているユーザーは目新しい情報を探す傾向にあるため、「 面白そう 」「 何かな? 」と興味を引くようなキャッチフレーズを意識しましょう。

広告に出せる写真の解像度は以下のとおりです。

  • 正方形:600×600px〜1936×1936px
  • 横長:600×315px〜1936×1936px
  • 縦長:600×750px〜1936×1936px

「 jpg 」もしくは「 png 」のファイル形式で30MBまでとなっています。

フィード動画広告

こちらはフィード画面( タイムライン )に表示される動画とCTA( コールトゥーアクション )ボタンによる広告。

前述した写真広告の動画バージョンです。写真広告よりも動きのある製品を宣伝したい時に活用しましょう。

映像と音声を使ってアプローチするため、ユーザーの関心を集めやすい利点があります。コンテンツのような楽しい動画にすると、ユーザーの反応がより良くなるでしょう。

アップロードできる動画の解像度は以下の3つです。

  • 600×600px
  • 600×315px
  • 600×750px

60秒以内の長さで、データの大きさは4GBまでとなっています。

フィードカルーセル広告

カルーセル広告はフィード画面( タイムライン )に表示される複数の写真・動画とCTA( コールトゥーアクション )ボタンよる広告です。写真・動画の下に表示されている「 ・・・ 」をタップすることで、次の写真・動画へと切り替えられます。

一番最初の写真・動画はキャッチーな概要的な内容にして、2枚以降で詳細を記載することで、関心のあるユーザーへより多くの情報を伝えられるでしょう。

例えばストーリー性のある広告にすることで画面の切り替えを促したり、つい続きを見たくなるような訴求をすることがポイントです。

掲載できる写真・動画の件数は2個〜10個までで、解像度は600×600px以上です。

写真1枚あたりのデータ容量は30MB以下まで、動画は60秒以内で4GB以内、テキストは2行、タイトルは1行までとなっています。

フォードコレクション広告

メインの写真・動画とそれに続く4つの写真を表示し、製品の検索から購入までを促すことができるカタログ式の広告です。ネット通販やECサイトに向いています。

コスメ・生活雑貨・アパレルなどのアイテムは特にユーザーの関心を引きやすく、思わず買いたくなるような魅力的な人気商品をセレクトすることが重要です。

なお、コレクション広告の画面比率は写真・動画ともに16:9から1:1、テキスト部分は90文字以内です。

発見タブ広告

「 発見タブ( 虫眼鏡マーク ) 」から検索した際に表示される広告で、ユーザーの興味・関心に合わせて表示します。「 発見タブ 」を利用するユーザーは新しい情報を求めるアクティブな層であるため、的確に広告を表示させられれば効果が出やすいといわれています。

発見タブ広告は通常のコンテンツと同じレイアウトで表示されるため、広告感が出すぎない点が魅力。閲覧の邪魔にならないおかげで好感度がアップしやすいのです。

その代わり一般の投稿に埋もれやすいデメリットがあります。事前どんな投稿が人気なのか発見タブから傾向をリサーチして、タップされやすい写真・動画を準備しましょう。

インスタグラムのユーザー層と広告効果

広告を出す際には「 誰に対してアプローチするか 」「 どんな効果を目指すか 」をはっきりさせることが重要。

そこで、インスタグラムのユーザー層や想定できる宣伝効果をチェックしてみましょう。

インスタグラムのユーザー層

インスタグラムは近年利用者数を増やし続けているSNSで、2020年時点ではTwitterに並ぶ3,300万人もの利用者数を誇っています。また、ユーザーのアクティブ率がTwitterやFacebookよりも高い点も大きな特徴です。

インスタグラムが生まれた初期は20代の若年層がメインユーザーでしたが、現在では30代・40代・50代以上の利用者も増え、広い世代に使われています。

また、2020年時点の男女比は4:6程度といわれており、従来の「 若い女性が使っている 」というイメージはほぼ薄れているといえるでしょう。

インスタグラムが公式に発表しているユーザーの閲覧率が高いトピックは以下の通りです。

1位:ファッションと写真( 27% )
2位:クッキング/料理( 23% )
3位:旅行( 17% )

他の項目としては、ショッピング・食べ物( 12% )、映画・エンタメ・アクセサリー( 10% )、健康( 7% )などが挙げられます。

日常生活にまつわる情報の関心度が高く、写真や旅行のジャンルから新しい発見を求めている背景がうかがえるでしょう。

広告で得られる効果

インスタグラムはFacebookのターゲティング機能を共有しているため、居住地・年齢・性別・趣味趣向などの細かい設定を踏まえ、より効果的なユーザーを狙って的確に広告を表示します。広告の費用を無駄にすることなく、最大限の広告効果を得られるでしょう。

また、前述したようにユーザー層は各年齢・性別ともに偏りが少なく、アクティブ率が高いため、ターゲットと広告内容がマッチすればより大きな結果に繋がる可能性があるのです。

インスタグラムの広告を活用する際は、あらかじめどんなユーザー層に訴求するのかペルソナを明確にすることが重要。

そして、ターゲットの心に響く的確な画像・動画・キャッチコピー・テキストを厳選しましょう。

インスタグラム広告の料金形態

インスタグラム広告の料金形態は4種類あります。それぞれ課金される条件やタイミングが異なるため、予算を組む参考にしましょう。

CPM

CPMは広告のインプレッション数( ユーザーの画面に表示された回数 )に応じて費用が発生する料金形態です。インプレッション課金とも呼ばれます。

具体的には1,000回ごとに500円〜1,000円程度の広告料金が発生します。

いいね数やクリック数に関係なく、掲載する広告のジャンルとインプレッション数のみで算定されるため、少ない予算から計画的に広告を出せる点がメリット。また、アクションを目的としていないため、認知やイメージアップを目的とした広告に適しています。

CPC

CPCはクリックされる度に費用が発生する料金形態です。クリック型課金とも呼ばれます。

具体的には1クリック100円以下のケースが多く、表示された回数は費用に加算されません。
そのため、クリックした後に表示されるランディングページのコンバージョン( アクセス数に対する成果に繋がる割合 )を上げることで、CPC広告の費用対効果を最大限までアップさせられます。

CPI

CPIは広告経由でアプリをインストールされるたびに費用が発生します。1回のインストールあたり100円〜150円程度の費用で、成果が出たタイミングで費用が確定するため、とても効率的かつ負担が最小限に抑えられる料金形態です。

コストパフォーマンスが高いため、アプリの宣伝をしたい場合にはぜひ積極的に取り入れましょう。

CPV

CPVは「 動画が10秒以上続けて再生される 」「 動画が最後まで再生される( 動画の最大の長さは60秒 ) 」のいずれかを達成した時に費用が発生する料金形態です。

いずれの場合もユーザーの関心を引くのに十分な秒数なので、しっかりと広告効果を得られたものにだけ支払いが発生し、コストパフォーマンスが高い広告といえます。

費用の相場は1再生あたり4円〜7円程度です。多くのユーザーは最初の数秒で閲覧し続けるか決め、ワンアクションでスキップされてしまうため、なるべく最初にユーザーの心を掴んで再生時間を延ばすことが重要といえます。

広告代理店・個人のインフルエンサーへ依頼する場合の費用

より確実にインスタグラムの広告効果を高めるには、広告のプロである広告代理店に依頼したり、知名度のあるインフルエンサーへ宣伝してもらう方法があります。こうした手段を使った場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?

広告代理店の相場

広告代理店に依頼する場合、初期費用・運用費用( 契約月数あたりの料金 )が発生するケースが多いです。相場としては、広告費用に対して20%程度の運用費用を支払います。初期費用は広告代理店や求める成果によって大きく異なるようです。

しっかりとした広告効果を得るには10万円〜100万円のまとまった広告費用が必要といわれているため、例えば50万円分の広告を依頼する場合はプラスαで10万円程度の運用費用がかかるでしょう。

インフルエンサーの相場

インフルエンサーに依頼して製品やサービスを宣伝してもらう方法は、インフルエンサーのフォロワー数×0.2~0.4円が相場です。例えば5万人のフォロワーであれば10万円〜20万円、10万人のフォロワーなら20万円〜40万円になります。

インフルエンサーへの依頼でより成果を出すには、取り扱っている製品・サービスのターゲットとインフルエンサーのファンが一致していることが重要です。

もしインフルエンサーのフォロワー数がそこまで多くないとしても、ターゲットがマッチしていてアクティブなユーザーが多ければ、宣伝効果が期待できるでしょう。

インスタグラム広告には審査がある

インスタグラム広告を出すには審査を通過する必要があります。インスタグラムの親会社であるFacebookのポリシーに違反していないか、画像・テキスト・リンク先などを一つずつチェックされるのです。審査のタイミング・判定基準・通過するコツを見ていきましょう。

タイミング

広告掲載前・広告内容の変更時・広告の掲載方法の変更時に審査があります。

変更について具体的に述べると、「 ターゲット設定 」「 クリエイティブ 」「 最適化対象 」「 課金対象イベント 」という設定を変更した場合が該当します。予算や掲載期間を変更しても審査対象にはなりません。

広告審査自体は、広告の注文確定から通常は24時間以内で完了しますが、ケースによってはさらに時間がかかります。

判定基準

インスタグラム広告の内容がFacebookポリシーに違反していないか審査されます。広告を出す際には必ず先に目を通しましょう。

参照/https://www.facebook.com/policies/ads/

代表的な審査基準項目

ここからは、代表的な判断基準をご紹介していきます。

  • 画像内のテキストを20%未満に抑えることを推奨
  • 年齢制限のあるサービスは書面許可と18歳以上の利用者を設定
  • どの会社・商品・サービス・ブランドなのか正確に記載
  • ランディングページと内容を一致させる
  • Facebookやインスタグラムの名前を使う際はレギュレーションを厳守
  • 個人的特質を断定・暗示する広告にしない
  • 性的なイメージを連想させる画像はNG

映画・ゲームなどの娯楽コンテンツは年齢制限がついているケースがあります。その場合はFacebookから書面で許可を取ったうえで、広告の年齢指定を設定する必要があるため注意しましょう。

広告内でのFacebook・インスタグラムのロゴ使用は禁止されており、Facebookやインスタグラムのコンテンツにリンクする場合のみ限定的に名前が使用できます。

詳しくはFacebookポリシーの「 10. ブランドアセットの使用 」をチェックしましょう。

広告掲載禁止コンテンツ

タバコ・危険な栄養補助食品・成人向け製品やサービス・賛否両論のコンテンツ・自動アニメーションなど、計31種類の広告掲載禁止コンテンツが設定されています。

詳しくはFacebookポリシーの「 4. 禁止されているコンテンツ 」をチェックしましょう。

制限コンテンツ

アルコール・デート・オンラインゲーム・購読サービス・美容処置など、計13種類のコンテンツにそれぞれ制限があるため、条件を満たして広告を出す必要があります。

それぞれFacebookポリシーの「 5. 制限コンテンツ 」詳細が記載されているため、広告の内容が該当しないか確認しましょう。

審査を通過するコツ

インスタグラム広告の審査を通過するには以下のポイントを意識しましょう。

  • 画像内のテキストは20%以内にする( ロゴを含む )
  • 肌の露出度が高い写真は使用しない
  • ビフォーアフター写真や誇大表現はNG
  • ランディングページを正常に機能させて情報の整合を取る
  • インスタグラムの名称を出す際は正しく「 Instagram 」と表記する
  • サービス内容を明記する
  • 個人の属性・特徴を明示したり不快になる表現をしない

それぞれの項目について詳しく解説していきます。

画像内のテキストは20%以内にする( ロゴを含む )

動画内のテキストにはロゴを含みます。テキストが小さすぎると見づらくなるため、読みやすさを保ちつつ表示する文字の内容を厳選しましょう。また、絵文字の使用も好まれないようです。

肌の露出度が高い写真は使用しない

性的なコンテンツではなくても、肌の露出度が高いだけでNGとなるケースが少なくありません。体の一部を拡大したり、布地の少ない服の女性が映った写真を使用すると、性的なイメージを連想させる画像として判定されるかもしれないため、なるべく露出度を下げた人物画像にしましょう。

ビフォーアフター写真や誇大表現はNG

インスタグラムでのビフォーアフター写真の使用はNGです。また、虚偽や誇大表現とみなされた場合も、審査の結果広告が却下されます。特に医療品・化粧品・健康食品の効能・効果・性能を宣伝するキャッチコピーには注意を払いましょう。

「 完璧・絶対・唯一 」などの言い切りや、「 日本一・抜群・当社だけ 」などの他社と比較した優位表現、「 特選・最高・格安・掘り出し・完売 」などの言葉は誤解を与える恐れがあるため注意が必要です。

どうしても表現の一部として必要な場合は、合理的な根拠や裏付けをセットで表示しましょう。

虚偽や誇大表現は「 不当景品類及び不当表示防止法 」という法律で規制されており、罰則等があります。インスタグラム以外の広告でも注意すべき事項なので、どんな表現がNGなのか意識したうえで広告の文言を作成しましょう。

ランディングページを正常に機能させて情報の整合を取る

公告にリンク先として記載しているランディングページに不具合があると、審査が通らなくなります。

必ず正常に機能しているか確認したうえで申請しましょう。また、ランディングページの情報と不一致な点があると却下の原因になります。細部までしっかりと整合を取りましょう。

インスタグラムの名称を出す際は正しく「 Instagram 」と表記する

インスタグラムの名称を出す際は「 インスタ 」「 インスタグラム 」「 instagram 」「insta 」「 gram 」などの表示方法をすると審査から落ちてしまいます。正しい名称は「 Instagram 」なので、頭文字を大文字、それ以外を小文字で表記しましょう。

サービス内容を明記する

有料なのにまるで無料かのように宣伝したり、「 〇〇 」「 原因は… 」とぼかすような表現をするのはNGです。曖昧な表現は避けつつ前述した誇大表現はせずに、サービスの内容を明記しましょう。

個人の属性・特徴を明示したり不快になる表現をしない

「 個人の属性 」とは人種・民族・宗教・思想・年齢・性的指向・性同一性・障害・医学的症状・名前などのこと。例えば「 20代の… 」や「 モデルの〇〇さんも 」などは具体的な年齢・名前を含んでいるため要注意です。

また、見た人が不快になる表現もなるべく避けた方がよいため、客観的にどんな人が聞いても大丈夫な言葉を選びましょう。

コンプレックスや悩みを前面に出した広告は、不快な表現になりやすいため配慮が必要です。

インスタグラム広告を出す方法

続いてインスタグラム広告を出す方法を解説していきます。
インスタグラム広告はFacebookの広告機能から操作するため、Facebookのアカウント設定や連携からスタートします。

Facebookビジネスマネージャーの開設

Facebookページ( 企業・サービスアカウント )やFacebookビジネスマネージャーを使ってインスタグラム広告を出すことができます。Facebookビジネスマネージャーの方が操作が快適なので、Facebookビジネスマネージャーを解説することがおすすめです。

FacebookビジネスマネージャーはFacebookページから開設するため、Facebookページがない人はこちらのヘルプページを参考に作成しましょう。

参照/https://www.facebook.com/help/104002523024878?helpref=about_content

Facebookページが作成できたら以下のリンク先から、「 ビジネスおよびアカウントの名前 」「 あなたの名前 」「 仕事用のメールアドレス 」の項目を入力して承認を待ちます。

参照/https://business.facebook.com

送信したら登録したメールアドレスに承認メールが届くのを待ち、Facebookビジネスマネージャーが開設できたら、Facebookアカウントと紐づけましょう。

Facebookビジネスマネージャーの右上にある「 ビジネス設定 」をクリックし、左側に表示されたメニューからアカウントにある「 Facebookページ 」を選択。画面上部に「 +追加 」というボタンをクリックして、自分のアカウントのURLを入力すれば紐づけが完了します。

インスタグラムのビジネスアカウントを作成する

続いてインスタグラムもビジネスアカウントを作成しましょう。まずは通常通りの方法でアカウントを作成して、設定からビジネスアカウントに切り替える手順となります。

アカウントの作成ができたら、プロフィール画面右上の「 メニュー( 三本線マーク )」をタップして、「 設定( 歯車マーク ) 」をタップします。「 アカウント 」を選択してアカウントオプションという項目があるため、下にある「 プロアカウントに切り替える 」をタップしましょう。

「 ビジネス 」を選択して事業のカテゴリーを選び、連絡先情報を入力したらビジネスアカウントの作成が完了します。

Facebookとインスタグラムのアカウントを連携させる

Facebookとインスタグラムのアカウントを連携させる場合は、インスタグラムから操作した方がスムーズです。

プロフィール画面右上の「 メニュー(三本線マーク)」をタップして、「 設定(歯車マーク) 」をタップします。「 アカウント 」を選択してアカウントオプションを開き、「 リンク済みのアカウント 」「 Facebook 」の順にタップしましょう。

「 ログイン 」「 〇〇としてログイン 」の順にタップして、アカウントの連携を完了させます。

公告アカウントを作成

Facebookビジネスマネージャーのホーム画面右上の「 ビジネス設定 」をクリックして、左に表示されたメニューから「 広告アカウント 」をクリックします。

画面上部に表示された「 +追加 」をクリックして「 新しい広告アカウントを作成 」を選択しましょう。任意のアカウント名を入力し、「 次へ 」で広告の土台が出来上がります。

キャンペーンを作成して目的設定

画面左上の「 ビジネス設定( 三本線 ) 」をクリックして、メニューの「 公告マネージャ 」を選択します。広告マネージャ画面が表示されたら、「 キャンペーン( ファイルマーク ) 」のタブを選択して、緑色の「 +作成する 」ボタンをクリック。
11個の目的から選択して、「 次へ 」へ進みましょう。

選択されやすい項目としては、「 ブランド認知度アップ( より多くの人にブランドを覚えてもらう ) 」「 トラフィック( キャンペーンに誘導する ) 」「 コンバージョン( 購入・会員登録などの成果を増やす ) 」が挙げられます。

広告セットを作成して詳細設定

続いて「 広告セット 」の設定へと移ります。広告セットの中にある「 オーディエンスの設定 」「 配置 」「 配置の設定 」の3つの項目を設定していきましょう。それぞれ左側のメニューバーで切り替えられます。

オーディエンスの設定

ターゲットとするオーディエンスを年齢・性別・地域・言語などの項目から設定できます。「 詳細ターゲット設定 」からはライフイベント・興味関心・仕事といった細かい設定も可能です。

また、自社アカウントと過去に関わりがあったユーザーをターゲットとする場合は「 カスタムオーディエンス 」を、既に顧客となっているユーザーと似通ったユーザーをターゲットとする場合は「 類似オーディエンス 」を選択しましょう。

配置

公告を表示させるプラットフォームを選択する項目です。「 Instagram 」にチェックを入れましょう。

予算と掲載期間

予算の種類は「 1日の予算 」と「 通常予算 」から選ぶことができ、予算を使い切った時点で広告の表示はストップします。なお、掲載期間に合わせて、アルゴリズムに従って予算消化ペースが調整される仕組みになっています。

広告配信の最適化設定

「 予算と掲載期間 」の下に表示された「 詳細オプションを表示する 」をクリックして詳細を設定できます。「 広告配信の最適化設定 」は以下の4項目のうち一番合うものを設定しましょう。

  • コンバージョン:最低限の予算でコンバージョンを増やす
  • リンクのクリック:最小限の予算でリンクのクリック回数を上げる
  • インプレッション:広告の表示回数を最大限にする
  • デイリーユニークリーチ:ユーザーに広告が表示される回数が1日1回までとなる
入札額

Facebookやインスタグラムの広告はオークション形式になっており、他の広告主と予算が比較され、広告枠が勝ち取れるかどうか決まります。

入札額の項目を「 平均 」にすると平均的な金額、「 最大 」にすると他の広告主より大きい金額になるため、より成果を出したい場合はある程度入札額を上げる必要があるでしょう。

広告スケジュール

広告を表示する曜日・時間帯を1時間単位で設定できます。ターゲットの生活パターンに合わせて決めましょう。

なお、インスタグラムのアクティブ率は全曜日の19時〜22時に集中しているとのデータがあります。

広告の配信タイプ

「 広告の配信タイプ 」からは以下の2つが選択できます。

  • 通常:掲載期間に均等なペースで表示される
  • スピード:なるべく早く成果を出す

「 スピード 」は手早く広告効果を得たい人におすすめ。手動で入札額を設定する必要があります。

広告の作成

続いて具体的にどのような広告を掲載するのか設定するステップの「 広告の作成 」に移ります。

アイデンティティの設定

まずは「 アイデンティティ 」という項目から、どのアカウントから広告を出すのか設定しましょう。前述した手順で連携させたインスタグラムのアカウントを、プルダウンで選択すればOKです。

形式の選択

「 形式 」から広告フォーマットを選択することができます。

・ カルーセル広告
・ シングル画像
・ 1件の動画
・スライドショー
・コレクション

の中から選択可能で、それぞれの種類の特徴は記事前半の解説を参考にしてみてください。

また、インスタントエクスペリエンスの項目は、モバイル用のランディングページを設定したい場合に使用します。詳細は以下のヘルプに動画付きで記載されているため、ぜひ実際に見てイメージを深めてみましょう。

参照/https://www.facebook.com/business/help/183469315334462?id=1633489293397055

メディアの設定

実際に表示させる画像・動画は「 メディア 」から登録します。「 さらに画像を追加 」をクリックしてアップロードを進めましょう。

テキストを入力

「 テキスト 」から以下の情報を登録します。

  • メインテキスト:下部に表示されるテキストやリンク先URL
  • 見出し:広告の見出し( URLを入力すると自動表示されます )
  • ニュースフィードリンク説明文:見出しの直下に表示される補足説明
  • アクション:プルダウンで「 詳しくはこちら 」などの訴求を選択

ここまで入力したら広告内容の設定は完了です。

支払い設定

最後に「 ビジネス設定 」の中の「 支払い 」から支払い情報を入力します。クレジットカード払いで、VISA・MasterCard・アメリカンエキスプレス・JCBから選択可能です。支払いを確定させたら審査通過を待ちましょう。

インスタグラム広告を停止・削除する方法

インスタグラム広告は表示をオン・オフする停止機能、完全に消去する削除機能の2つあります。それぞれの方法を見ていきましょう。

停止する方法

広告マネージャを開き、「 キャンペーン 」「 広告セット 」「 広告 」のいずれかをクリック。

キャンペーン・広告セット・広告の横に表示されている「 切り替えボタン 」をクリックすると、広告のオン・オフが切り替わります。ボタンが青色の時は広告がオン( 公開中 )、ボタンがグレーの時は広告がオフ( 停止 )になります。

参照/https://www.facebook.com/business/help/172764286113080?id=649869995454285

削除する方法

広告マネージャを開き、「 キャンペーン 」「 広告セット 」「 広告 」のいずれかをクリック。キャンペーン・広告セット・広告の横にあるチェックボックスにチェックを入れて、アクションバーで「 削除( ゴミ箱マーク ) 」をクリックするか、「 もっと見る 」をクリックして表示された「 削除 」の項目を選択しましょう。

なお、削除した広告は復帰ができないため、後々削除を取り消す可能性がある場合は停止を選ぶことがおすすめです。

参照/https://www.facebook.com/business/help/172764286113080

インスタ広告の活用事例

続いて実際にインスタグラム広告を取り入れた企業の活用事例も見ていきましょう。

ユニバーサル ミュージック

各種ストリーミングサービスでの再生数を増やすため、音楽への関心が高いユーザーに向けて、15日間に渡って動画広告を打ち出しました。

この際、動画広告が与えるインパクトや広告想起リフト効果( 広告を見て2日以内に広告を想起すると推定されるユーザーに対して広告を表示させるアプローチ )を重視したとのことです。

同社に所属するアーティストのミュージックビデオ4つをそれぞれ動画化した映像を使用し、従来の広告に比べ約5倍もの視聴意欲の向上が確認されました。

参照/https://business.instagram.com/success/universal-music-japan/

Yoga International

Yoga Internationalはオンラインのヨガクラス。無料トライアル会員の増加を目的として、アンケート形式のストーリーズ広告を打ち出しました。

「Want 30 days of FREE yoga?( 30日間無料のヨガを試したいですか )?」というアンケートに対して、回答は「YES( はい )」「HECK YES!( もちろんイエス )」のユニークな2択。実際にヨガをしている人物を画像として使用しました。

さらに、Yoga InternationalのWebサイトへアクセスしたり、途中で登録をやめたユーザーに対して、再度広告を表示するアプローチをした結果、3,510人の新規トライアル会員を獲得。うち18%の登録者は広告経由でした。

参照/https://business.instagram.com/success/yoga-international

防災防犯ダイレクト

防災防犯ダイレクトは厳選された用品を収納したコンパクトな防災バックを取り扱っています。

複数の写真をアップロードできるカルーセル広告を利用し、コンパクトの配置された防災バック、実際に背負う姿、そして中に入っている防災グッズを一度に閲覧できるようにしました。

また、類似リストによりターゲットの属性を絞り、類似オーディエンス( すでに獲得している顧客と類似したユーザー )へも配信の範囲を広げたとのことです。

その結果、従来よりも少ない広告コストでコンバージョンを98.5%も向上させられました。

参照/https://business.instagram.com/success/pro-bousai/

インスタグラムの広告を上手に活用しよう

スマホを触る女性

今回ご紹介したように、インスタグラムの広告は細部までターゲット・予算などの設定ができ、目的によって適切な広告フォーマットも異なります。

まずはターゲットとするペルソナと目的を明確に決めることが重要。そうすることで、どの設定を選べば良いのか分かってきます。

また、広告を申請する前にポリシーをチェックして、作成した広告が確実に審査を通過できるよう意識しましょう。

consal

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