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【2021年最新版】DX株式ファンド「ゼロ・コンタクト」の評価と評判

今、「 デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド 」通称「 ゼロ・コンタクト 」という投資信託が注目を集めています。

今日は、オンライン会議やリモートワーク、宅配サービス、オンライン配信などが新たな「 普通 」です。

そこに目をつけて新規設定された「 デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド( 通称: ゼロ・コンタクト ) 」とは、果たしてどのようなファンドなのでしょうか。

本記事では、ゼロ・コンタクトの基本情報から購入場所まで徹底解析しています。興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

デジタルトランスフォーメーション株式ファンドの基本情報

「 ゼロ・コンタクト 」は「 接触を0にする 」という意味

まずは名称であるゼロ・コンタクトの由来ですが、ゼロ・コンタクトを日本語に訳すと「 非接触 」という意味になります。

つまり「 接触を限りなく0に近づけていくことを促進する会社 」に投資するものになります。

新型コロナウイルスの影響で私たちのあらゆる生活の中で「 非接触 」の需要が高まりました。例えば冒頭でもお伝えしたリモートワークやオンラインショッピング、オンライン診療などもそうです。

ちなみに、そもそもデジタルトランスフォーメーション( DX )とは2004年にウメオ大学( スウェーデン )のエリック・ストルターマン教授が発表した「 ITの浸透により、人々の生活をあらゆる面でより良く変革させる 」という概念のことです。

当時DXは決して新型コロナウイルスを見据えて提唱されたものではありませんが、新型コロナウイルスの流行をきっかけに、日本でも急スピードでデジタル化やビジネスモデルの改革に取り組む企業が増えたと言えます。

「 ゼロ・コンタクト 」の投資対象は?

ゼロ・コンタクトの投資対象は、世界中のゼロ・コンタクトビジネス、すなわち以下のような非接触ビジネスを行なっている企業になります。

  • リモートワーク
  • オンラインサービス
  • ストリーミング
  • 非接触型決済 など

「 ゼロ・コンタクト 」の純資産総額は?

純資産総額とは、「 投資家から集めた資金の総額 」だと言えます。

仮にファンドの純資産総額が小さい場合、適切なタイミングで銘柄を入れ替えられなかったり、ファンドの組み替えがうまくできず予期せぬマイナスを生む可能性があります。

そのため、純資産総額は事前に確認する必要があります。本題ですが、ゼロ・コンタクトはわずか数日で900億円を超える規模に成長し、一瞬にして巨大ファンドに成長した実績があります。

そして2021年4月22日付では純資産総額は6,379億円にもなっており、いかに多くの投資家が新型コロナウイルスに興味を持っているかが分かります。規模としては全く問題ないレベルだと言えるでしょう。

ゼロ・コンタクトの基礎データ( 評価・評判・販売会社など )

【 ゼロ・コンタクトの基礎データ 】

運用会社名 日興アセットマネジメント
QUICK投信分類 グローバル株式( 先進・新興複合 )
QUICK略称 デジタル・トランスフォーメーション株式F
決算頻度( 年 ) 1回
設定日 2020年7月31日
償還日 2030年6月7日
運用区分 アクティブ型
手数料( 税込 ) 3.3 %
実質信託報酬 1.7985 %

デジタルトランスフォーメーション株式ファンドが積み立てには向かない理由

今大注目のゼロ・コンタクトですが、実は積み立てには向いていない投資信託になります。その理由は次の3つです。

  • 「 テーマ型 」のファンドである
  • 償還日がすでに確定している
  • 負担するコストが大きい

長期的な資産形成を考えている人が間違えて投資することのないように、上記のポイントを順に解説していきたいと思います。

理由①「 テーマ型 」のファンドである

今回解説しているゼロ・コンタクトは、新型コロナウイルスの影響で注目を集めた「 非接触型ビジネス 」というテーマに沿って投資が行われるアクティブファンドです。

ちなみにアクティブファンドとは、運用担当者が株式や債券、その他有価証券などの銘柄及び投資割合を決定する投資信託のことを指します。

ゼロ・コンタクトのようなテーマ型ファンドは、今のように注目されている間は良いのですが、そのトレンドが過ぎた頃に伸び悩んでしまう傾向があります。

こうした理由から、長期的な資産形成にはあまり適していないと言えます。

理由② 償還日がすでに確定している

ゼロ・コンタクトは基礎データのところでも記載したように、2030年6月7日に運用を終えて換金されることが決まっていますので、そもそも長い期間に渡って保持し続けるということができません。

償還日が決まっていてコツコツと資産形成はできないので、ゼロ・コンタクトを積み立てのための投資信託として利用することは不可能だと言えます。

理由③ 負担するコストが大きい

ゼロ・コンタクトの特徴として、信託報酬が1.7985%と高く設定されていることが挙げられます。これは他の低コストであるインデックスファンド信託報酬よりも約15倍以上のコスト感になります。

それだけでなくゼロ・コンタクトは販売会社が限られていますので大手ネット証券では基本的に投資できず、購入時に販売手数料が最大3.3%もかかってしまいます。

積み立て投資では投資機会の分散を図ることが重要ですので、販売手数料のようなリターンに悪影響を及ぼす要因は避けるのが無難でしょう。

ゼロ・コンタクトの組み入れ銘柄

次に、ゼロ・コンタクトが投資している具体的な銘柄を紹介します。

ゼロ・コンタクトの組み入れ銘柄 上位10

順位 銘柄名 主なサービス 組入比率
PayPal デジタル決済 3.8%
シー オンラインゲーム 3.5%
Shopify eコマース 3.3%
facebook インスタグラムなどのSNS 3.3%
テンセント・ホールディングス SNS、音楽配信、eコマースなど 3.2%
Twilio リモートワーク 3.0%
ロク ストリーミング 3.0%
ピンアン・ヘルスケア・アンド・テクノロジー オンライン医療サービス 2.8%
Netflix ストリーミング 2.8%
10 スナップ ストリーミング 2.7%

※2021年3月31日時点

1位の、スマホで決算できることで有名な「 ペイパル 」や、オンライン上でコミュニケーションが取れる「 facebook 」「 Instagram 」などは皆さんにも馴染みがあるのではないでしょうか。

Netflix 」は自宅にいながら好きな映画やドラマを無制限で見れるため、コロナ禍で人々から非常に重宝されています。

このデータから、ゼロ・コンタクトはオンラインサービスを提供している幅広い企業に投資していることが分かります。

ゼロ・コンタクトの評価分析

普通に生活をしているだけではあまり実感がないかもしれませんが、日本だけでなく世界でもデジタルトランスフォーメーション( DX )は確実に日々進んでいます。

新型コロナウイルスの流行から「 非接触 」のサービスや勤務形態が好ましい状況が生まれ、凄い速さで加速していることは間違いありません。

コロナ禍で経営が困難になっている業種や企業がたくさんある一方、IT系でもない企業の売り上げが衰えず伸び続けているのは、DXに取り組んで顧客のニーズにあったものを生み出すことに成功しているからです。

ゼロ・コンタクトが投資している具体的な銘柄として紹介した企業が、良い例ですね。

ただし、2021年以降に新型コロナウイルスが収束し始める可能性もありますし、DXを推進している企業だけに絞って投資することが正解なのかというのは断言できません。

とはいえ、DXを実現した商品やサービスは、これまであったものより便利で画期的です。今後の私たちにとっても価値あるものになるでしょう。

どちらにせよ今すぐに投資をしたほうが良いファンドでもないと思うので、これからの運用実績などを追ってご自身が興味を持った場合は投資をするという流れで十分だと思います。

関連記事:DX銘柄とは|経済産業省が選出するポイントと注目企業を紹介

デジタルトランスフォーメーション株式ファンド「 ゼロ・コンタクト 」はどこで購入できる?

ゼロ・コンタクトに投資できる主な金融機関は以下のとおりです。

ゼロ・コンタクトの主な販売会社

金融機関 販売手数料
SMBC日興証券 1.1%
野村証券 3.3%
三井住友銀行 3.3%

なお、販売手数料は投資金額によって変動しますが、数万円数十万円単位で見たときには、上記で分かるようにSMBC日興証券が最も安く投資できる証券会社です。

また、楽天証券やSBI証券ではゼロ・コンタクトに投資することはできません。

SBI証券では一部の金融商品仲介業者を経由することで購入できるルートもありますが、インターネットから投資することは不可能ですので、注意しましょう。

まとめ

今回はゼロ・コンタクトの基礎情報から購入場所まで紹介しました。ゼロ・コンタクトは積み立てに向かない投資信託ですが、今注目されているファンドであることは間違いありません。

まずは多くの情報を集めて、運用実績をチェックしてみるのも良いかもしれませんね。